2014年03月25日

ニットキャップシアター ギャラリー公演『サロメ〜フルーツハートスキャンダル〜』

☆ニットキャップシアター ギャラリー公演
 『サロメ〜フルーツハートスキャンダル〜』

 原作:オスカー・ワイルド『サロメ』
 構成・演出:ごまのはえ
(2014年3月25日14時開演/3F project room)


 柳馬場御池下ルTNCビル3Fの3F project roomで開催された、ニットキャップシアターのギャラリー公演『サロメ〜フルーツハートスキャンダル〜』は、オスカー・ワイルドの戯曲『サロメ』を下敷きにしつつも、手製の仮面やエスニックな響きのする音楽、そしてダンスなどを活用しながら、洗練されたアンサンブルとよい意味での邪劇性が混交した、ニットキャップシアターらしいシアターピースに仕上がっていた。

 中盤、ごまのはえ演じるエロド王が劇の展開をぐっと引き締め引き回したこともあってだが、原作の持つ耽美性や、サロメ(市川愛里が熱演)と預言者ヨカナーン(織田圭祐他)との関係、サロメと母エロディアス(古屋正子の貫録が印象深い)との関係よりも、エロド王とサロメとの関係に主軸が置かれているように感じられた。
 し、なおかつ、ごまさんの圧巻怒涛の演技(藤山寛美を思わず思い起こしてしまうような座長ぶり)から、オスカー・ワイルドの表現者としての矜持や強い意志、苦悩、さらには彼が対峙した諸々が透けて見えるように思われたことも事実だ。
(それには、一応原作に何度か触れていることも小さくないだろうけれど)

 ほかに、高原綾子、永富健大(彼の今度の活動に注目していきたい)も作品の性格やごまさんの志向によく応える努力を重ねていたし、山岡未奈、門脇俊輔も作品の趣向をよく支えていた。

 そして、今回の公演で仕掛けられたあれこれが、今後のニットキャップシアターの作品にどのように活かされていくのかも非常に愉しみである。
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2014年03月24日

春めいて花粉症に苦しめられる

 世は三連休明け。


 晴天。
 いいお天気、いい青空が続く。

 気温も上昇し、日中は暖かさを強く感じる。
 ようやく春めいてきたか。
 その分、花粉症の出が激しく、目の周りのかゆみや首筋のがさがさ、くしゃみの連発に悩まされたが。
 やれやれ。


 イラストレーターの安西水丸が亡くなった。71歳。
 イラスト作品のほか文筆活動も行い、村上春樹との『象工場のハッピーエンド』や『村上朝日堂』、『ランゲルハンス島の午後』、『夜のくもざる』でも知られた。
 手元にある、村上春樹の『螢・納屋を焼く・その他の短編』<新潮文庫>のカバーの安西さんのイラストを目にする。
 深く、深く、深く黙祷。


 昨夜、3時半頃まで仕事関係の作業を進める。


 朝早くから、近所の建築作業がかまびすしい。
 そういえば、春分の日も土曜もずっと作業をしていたんだった。
 このすっとこどっこいのおたんこなすめが!
(作業の方々よりも、やらせてる連中に腹が立つ)


 正午過ぎに外出し、仕事関係の用件を片づける。


 帰宅後、トン・コープマン指揮アムステルダム・バロック・オーケストラが演奏したヨハン・セバスティアン・バッハの管弦楽組曲全曲<ERATO>を2回聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『千春日和』について考えたりする。


 柚木麻子の『私にふさわしいホテル』<扶桑社>を読了する。
 スラプスティックな色合いも濃いよくできたエンターテインメントだけれど、そこにプロの作家としての矜持がはっきりと織り込まれていて、実に読み応えがあった。
 そして、大いに刺激を受けた。
 ああ、面白かった!


 16時過ぎに外出し、仕事関係の用件を片づけ、京都シネマに寄って『父のこころ』の上映前の様子を確認し(皆様、ありがとうございます)、夕飯用の買い物をすませて、18時頃帰宅した。


 帰宅後、フェルディナント・ライトナー指揮バイエルン放送交響楽団が演奏したモーツァルトの交響曲第36番「リンツ」&第31番「パリ」、バレエ音楽『レ・プティ・リアン』序曲<タワーレコーズ/ドイツ・グラモフォン>を聴いて、CDレビューをアップする。
 詳しくは、前回の記事をご参照のほど。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、NHK交響楽団が演奏したピアノ協奏曲のライヴ録音を聴く。
 ネルソン・ゲルナーの独奏、下野竜也の指揮でシューマンのピアノ協奏曲、チョ・ソンジンの独奏、チョン・ミュンフンの指揮でモーツァルトのピアノ協奏曲第21番、ロバート・レヴィンの独奏、ロジャー・ノリントンの指揮でベートーヴェンのピアノ協奏曲第2番などが放送されていた。


 続けて、ピアノのアリシア・デ・ラローチャが弾いたグラナドスのスペイン舞曲集&詩的なワルツ<RCA>、アルトゥーロ・トスカニーニ指揮NBC交響楽団が演奏したロッシーニの序曲集<同>を聴く。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、細田晴子の『カザルスと国際政治』<吉田書店>を読み始めたりする。
 『カザルスと国際政治』は、20世紀を代表する音楽家、チェリストのパウ(パヴロ)・カザルスの生涯について、彼のカタルーニャ性や国際的な政治状況との関係性を重視しながら詳述考察した一冊である。


 今日は、サン・アローズの豆乳入りどら焼きを食す。
 寺町の業務スーパーで、税込み39円だったもの。
 電子レンジでちょっと温めて、まあまあ美味しうございました。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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ライトナーとバイエルン放送交響楽団のモーツァルト

☆モーツァルト:交響曲第36番「リンツ」&第31番「パリ」他

 指揮:フェルディナント・ライトナー
管弦楽:バイエルン放送交響楽団
(1959年4月/アナログ・セッション録音)
<タワーレコーズ/ドイツ・グラモフォン>PROC-1244


 ベルリン・フィルの終身指揮者に選ばれたヘルベルト・フォン・カラヤンと契約を結んだことが大きな契機となって、それまでヨーロッパのローカル・レーベル的な存在であったドイツ・グラモフォンは、一躍世界的なメジャー・レーベルへと変化した。
 だがその陰で、徐々に録音の表舞台から姿を消して行った一群の指揮者がいた。
 後年NHK交響楽団への客演で我が国でもなじみ深い指揮者となったフェルディナント・ライトナーも、その一人である。
 ベルリン・フィルを振ってヴィルヘルム・ケンプを伴奏したベートーヴェンのピアノ協奏曲全集(ケンプにとっては再録音)や、同じくベルリン・フィルとのプフィッツナーの管弦楽曲集など、これぞドイツの職人技とでもいうべき手堅い音楽づくりで敗戦直後のドイツ・グラモフォンの屋台骨を支えたライトナーだったが、かえってその彼の美質が、国際化を進めるドイツ・グラモフォンにとってはあまり魅力とならなかったのかもしれない。
(それでも、1969年には、バイエルン放送交響楽団らとブゾーニの歌劇『ファウスト博士』を録音したりもしているが)

 タワーレコードのヴィンテージコレクションでCD化がなったバイエルン放送交響楽団とのモーツァルトの交響曲集(第36番「リンツ」と第31番「パリ」のほか、バレエ音楽『レ・プティ・リアン』の序曲が収められている)は、ライトナーという指揮者の特性がよく表われた一枚だ。
 いわゆるピリオド・スタイルとは無縁だけれど、足取りの重いべたつく行き方とも一線を画しており、モーツァルトの長調の作品の持つ陽性や劇性、音楽の要所急所が巧く押さえられた耳なじみのよい演奏に仕上がっている。
 バイエルン放送交響楽団もソロ、アンサンブルともに優れた出来であり、マスタリングの成果だろう、55年前の録音にもかかわらず、音質の難を予想以上に感じない。
 収録された3つの曲をよくご存じの方にこそお薦めしたい一枚である。

 そうそう、ライトナーといえば、1988年の12月16日に京都会館第1ホールで、NHK交響楽団との第38回NTTコンサートを聴いたことがあった。
 徳永二男のソロによるヴァイオリン協奏曲と交響曲第1番というオール・ブラームス・プログラムで、それこそライトナーの職人技に接することができると期待していたのだが、京都会館第1ホールの劣悪な音響より前に、ちょうど同じ日にBUCK-TICKか何かのライヴが第2ホールで開催されていて、彼らのどんやんどわどわという重低音が耳障り以外の何物でもなく(バンドの音楽自体が耳障りってことじゃないので、悪しからず。クラシック音楽を聴きに来たのにこれはないわ、ということ)、ちっとも音楽を愉しむことができなかった。
 今もって無念を感じる出来事である。
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2014年03月23日

今日も京都シネマへ

 晴天。
 いいお天気、いい青空の一日。

 気温も上昇し、穏やかな感じが強し。
 その分、花粉症も出て、首筋のがさがさやくしゃみの連発に悩まされる。
 やれやれ。


 大阪市長選の投票率は、23・59パーセントだったとのこと。
 橋下徹は当選するも。


 明け方5時40分まで仕事関係の作業を進める。


 それでも午前中に起きて、仕事関係の予定をすませる。


 その後、NHK・FMの『トーキング・ウィズ松尾堂』や『きらクラ!』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
 『きらクラ!』には、作家の中山七里がゲストとして出演していた。


 16時過ぎに外出し、仕事関係の用件を片づけ、下京図書館へ。
 筒井康隆の『創作の極意と掟』<講談社>、山内由紀人の『三島由紀夫、左手に映画』<河出書房新社>、佐藤剛の『上を向いて歩こう』<岩波書店>、岡田秀文の『伊藤博文邸の怪事件』<光文社>を返却し、予約しておいた柚木麻子の『私にふさわしいホテル』<扶桑社>、細田晴子の『カザルスと国際政治』<吉田書店>、青柳いづみこの『アンリ・バルダ 神秘のピアニスト』<白水社>、坪内祐三の『昭和の子供だ君たちも』<新潮社>、小和田哲男の『戦国大名と読書』<柏書房>を新たに借りる。

 それから京都シネマに行き、谷口正晃監督の『父のこころ』の上映に備える。
 で、上映終了後、お客様より暖かい言葉をいただいたりして、実に嬉しいかぎり。
 本日も誠にありがとうございました。
 そして、皆様、ぜひぜひご高覧くださいませ。

 その後、仕事関係の予定をすませて帰宅した。


 帰宅後、トン・コープマン指揮アムステルダム・バロック・オーケストラが演奏したヨハン・セバスティアン・バッハの管弦楽組曲全曲<ERATO>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『私にふさわしいホテル』を読み始めたりする。
 『私にふさわしいホテル』は、ある女性作家の奮闘努力を軽快に描いた短篇集だ。
 面白し。


 今日は、モンテールの牛乳と卵の手巻きロール・ミルクを食す。
 近くのドラッグランドひかりで、半額、税込み64円だったもの。
 ホイップクリームを巻き込んだしっとりとしたロールケーキ2切れで、なかなか美味しうございました。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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『父のこころ』の公開初日

 晴天。
 いいお天気、いい青空になる。

 日中、気温はいくぶん上昇か。
 それでも、夕方以降は気温が下がり、肌寒い感じが増す。
 皆さん、くれぐれも風邪などにはお気をつけくださいね。

 そして、花粉症もそれなりに出る。
 やれやれ。


 午前午後と、仕事関係の予定をすませたり、仕事関係の作業を進めたりする。


 岡田秀文の『伊藤博文邸の怪事件』<光文社>を読了する。
 伏線の回収、ミスリード等々、よい意味で教科書的なミステリーだった。


 16時台に外出し、仕事関係の用件を片づけ、京都シネマへ。
 昨年制作応援(とエキストラ)として現場に参加した、谷口正晃監督、大塚まさじさん主演の映画『父のこころ』の公開初日に対応するため。
 大阪・十三の第七藝術劇場での上映も盛況とのことだったが、こちら京都シネマも立ち見のお客様を含め、100人を超えるお客様にお越しいただく盛況で、本当にありがたいかぎりだった。
(なお、上映終了後、谷口監督や大塚さん、福本清三さんほか出演者の皆さんによるアフタートーク、さらに大塚さんのミニライヴが催された)
 一人の男の姿、そして一つの家族の姿をじっくり描いた作品で、さらに多くの方々にご高覧いただければ。
 京都シネマでは、28日まで17時15分からの上映、29日から4月4日まで14時からの上映となっています。
 皆様、何とぞよろしくお願い申し上げます。

 上映終了後、お客様にご挨拶し、打ち上げの席へ。
 関係各氏とお話をする。

 その後、諸々あって帰宅が遅くなった。


 以上、3月22日の日記。


 今日がいい日でありますように!
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2014年03月21日

春分の日なれど寒さが厳しい 『カルメン』のことなど

 世は三連休の一日目。
 春分の日。
 なれど、気温はぐっと下がり、寒さがとても厳しい。
 その分、花粉症の出は少なくほっとしたが。
 皆さん、くれぐれも風邪などにはお気をつけくださいね。

 青空は見えるも、雨が降ったりしてどんよりとした感じも強し。


 米ロ関係が緊張の度合いを増している。
 どこかの国の総理大臣は、呑気にバラエティ番組に出演している暇などあるのだろうか。
 なんともかとも。


 昨夜、KBS京都でナインティナインのオールナイトニッポンを聴いたりしながら、4時40分過ぎまで仕事関係の作業を進める。


 祝日というのに、朝から近所の工事ががんがたごたごんとかまびすしい。
 そして、京都府知事選の選挙カーが候補者の名前を馬鹿みたく大きな音量で連呼してかまびすしい。
 うっとうしいかぎり。


 KBS京都の今いくよくるよさん(お二人はお忘れだろうが、もう20年ほど前になるか、立命館大学の公費助成関係のシンポジウムで院生代表としてお二人と同じ舞台にのったことがあるのだ)の特別番組や、NHK・FMの『オペラ・ファンタスティカ』で、今年1月の新国立劇場におけるビゼーの歌劇『カルメン』公演(アイナルス・ルビキス指揮東京交響楽団他の演奏)のライヴ録音を聴く。

 ところで、ビゼーの『カルメン』といえば、CDプレーヤー導入とほぼ同時期に購入した、マリア・カラスがタイトルロールを歌うCD(ジョルジュ・プレートルの指揮)と、その少しあとに聴いた長崎県オペラ協会の公演(まだ二期会の柴田睦美さんがご存命で、この公演の音楽監督を務めておられた)のことをすぐに思い出す。
 長崎県オペラ協会の公演は、1986年3月のことで、なんともう28年も前のことになる。
 技術面では今の比ではなかろうし、長崎市公会堂という劣悪な音響の会場での上演ではあったけれど、人生初めての生のオペラに、あの時は本当にわくわくしたものだ。
 そして、今もって忘れられないのが、演出の粟國安彦さんが黒づくめの誰か(きっと、運命や死の象徴だろう)を演じていたこと。
 その才能を大きく期待されながら、粟國さんはあまり間を置かずに亡くなってしまった。
 だからこそ、一層あの時の黒づくめの姿が強く印象に残っているのかもしれない。
 そうそう、かつてケルン滞在中に近隣の地方都市のオペラハウスでの公演に足を運んだ際、舞台の上のあれこれとお客さんとの関係が、例えば関西二期会や関西歌劇団のそれよりも、長崎県オペラ協会のそれとのほうにより近く感じられたんだったっけ。


 午前中、仕事関係の予定をすませる。

 午後、仕事関係の作業を進めたり、『千春日和』を書き進めたりする。


 佐藤剛の『上を向いて歩こう』<岩波書店>を読了する。
 いろいろと学ぶことあり。
 ああ、面白かった!


 17時過ぎに再び外出し、仕事関係の用件を片づけ、AVISをのぞき、夕飯用の買い物をすませて、19時近くに帰宅した。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMのベスト・オブ・クラシックで、エリソ・ヴィルサラーゼの来日ピアノ・リサイタルのライヴ録音を聴く。
 モーツァルトの「リゾンは眠った」による9つの変奏曲、ブラームスのピアノ・ソナタ第1番、ハイドンのアンダンテと変奏曲、シューマンの交響的練習曲などが演奏されていた。


 続けて、MBSラジオの『報道するラジオ』を聴く。
 谷公一復興副大臣が出演していたが、ううん…。


 さらに、トン・コープマン指揮アムステルダム・バロック・オーケストラが演奏したヨハン・セバスティアン・バッハの管弦楽組曲全曲<ERATO>を聴く。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、岡田秀文の『伊藤博文邸の怪事件』<光文社>を読み始めたりする。
 『伊藤博文邸の怪事件』は、大日本帝国憲法制定に向けて動き始めた伊藤博文の邸宅で起こった怪事件に関する記録の現代語訳、という体裁をとったミステリー。
 読み進めていくのが愉しみだ。


 今日は、サン・アローズの豆乳入りどら焼きを食す。
 寺町の業務スーパーで、税込み39円だったもの。
 今日もレンジで温めて、まあまあ美味しうございました。
 ごちそうさま!
(業務スーパーの自転車整理のおじさんに、美味しくなった旨お礼を言う。人当たりのよいこのおじさんの存在は、大きいと思う)


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2014年03月20日

アルティでコンサートを愉しんだ

 雨降り。
 どんよりとしたお天気の一日。

 気温も下がり、寒し。
 その分、花粉症の出は少なかったが。
 皆さん、くれぐれも風邪などにはお気をつけくださいね。


 千代松大耕泉佐野市長が差別的表現を理由に、『はだしのゲン』の市立小中学校の図書館からの回収を要請し、教育長の指示で実際に回収されていたと報じられている。
 差別的表現云々というが、果たして本当にそうなのか。
 市長自身の思想信条とあわぬものがあるから回収を要請したのではないのか。
 なんとも怪しい話だ。


 日本を代表するモーツァルティアンの一人、高橋英郎が亡くなった。82歳。
 東京大学文学部仏文科を卒業。
 モーツァルトの研究で知られたほか、自らオペラの上演団体「モーツァルト劇場」を設立し、総監督としてオペラの訳詞上演に努めた。
 著書も少なからず。
 深く、深く、深く黙祷。


 昨夜、4時過ぎまで仕事関係の作業を進める。


 午前午後と、トン・コープマン指揮アムステルダム・バロック・オーケストラが演奏したヨハン・セバスティアン・バッハの管弦楽組曲全曲<ERATO>を2回聴いたり、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも木曜日』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『千春日和』について考えたり、佐藤剛の『上を向いて歩こう』<岩波書店>を読み進めたりする。


 4月1日にアトリエ劇研で開催されるライヴがらみで依頼された、「私とハラダリャン」という短文を執筆し、送信する。
 ハラダリャンの京都初お目見えの公演を観た際の衝撃を中心に記した。
 残念ながら『父のこころ』の公開と重なっていることもあり、ライヴを観に行けるか非常に厳しいものの、公演の成功盛況は心より祈りたい。


 16時台に外出し、地下鉄で今出川へ。
 京都府民ホール「アルティ」で、第2回飯森範親と森悠子のオーケストラ・室内楽特別セミナー −指揮者からのアドバイス− 受講生コンサートを聴く。
 前半は、ヴァイオリンの長瀬大観とヴィオラの野澤匠によるモーツァルトのヴァイオリンとヴィオラのための2重奏曲第1番ト長調の第1楽章と、第1ヴァイオリンの石上真由子、第2ヴァイオリンの松崎(崎は本当は大ではなく立)国生、ヴィオラの岸田謙太郎、チェロの山本善哉による同じくモーツァルトの弦楽4重奏曲ハ長調K.157が演奏された。
 細部に粗さは残るものの、清新でインティメートな雰囲気が濃密な演奏でなかなか聴き心地がよい。
 カルテットの第2楽章で、音楽の特質にあわせた演奏の工夫があったのも面白かった。
 後半は、受講生に加え、講師の安紀ソリエール(コンサートミストレス)、森悠子(第2ヴァイオリン)、デヴィッド・キゲル(ヴィオラ)、ラファエル・ベル(チェロ)も加わったオーケストラを飯森範親が指揮して、チャイコフスキーの弦楽セレナードとベートーヴェンの交響曲第1番が演奏された。
 受講生の皆さんが今回のセミナーで何を学びとったのかがよくわかる演奏で、特にチャイコフスキーの熱度の高い音楽づくりが強く印象に残った。
(それにしても、アルティはよく響く)
 受講生の皆さんの今後のさらなるご活躍を心より祈りたい。


 堀川通まで歩き、9系統のバスで四条堀川まで戻り、21時少し前に帰宅した。


 遅めの夕飯後、仕事関係の作業を進める。


 今日は、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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中瀬宏之と『父のこころ』を観る会

 昨年、中瀬宏之が制作応援として現場に参加した(エキストラとしてワンシーン出演もしています。中瀬を探せ!)、谷口正晃監督の『父のこころ』の公開が、3月22日より京都は京都シネマ、大阪は十三の第七藝術劇場で始まります。

 で、それを記念して、公開第一週の26日(水)、27日(木)、28日(金)の連日、京都シネマで「中瀬宏之と『父のこころ』を観る会」を開催します。
 なお、上映開始は17時15分。
 平日の夕方ということで、お忙しいこととは存じますが、ご高察いただければ幸いです。

 前売券(1300円)も扱っておりますので、ご興味ご関心がおありの方は、中瀬のほうまでご一報くださいませ。
 なお、26日は映画ファンデーで、入場料金1000円!

 皆様のご高覧、心よりお待ちしております。
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2014年03月19日

自転車のチェーンが外れた

 青空からどんよりとしたお天気へ。
 雨降りになるか。

 気温もいくぶん下がる。

 それでも花粉禍は厳しく、目の周りの痒みやくしゃみの連発に悩まされる。
 やれやれ。


 ウクライナ・ロシア情勢が非常にきな臭い。
 いろいろと考えることあり。


 昨夜、ABCラジオで『爆笑問題カーボーイ』を聴いたりしながら、4時近くまで仕事関係の作業を進める。


 午前中、毎週恒例の洗濯をすませる。
 思ったほどには乾いてくれなかったなあ。
 まあ、仕方ない。


 トン・コープマン指揮アムステルダム・バロック・オーケストラが演奏したヨハン・セバスティアン・バッハの管弦楽組曲全曲<ERATO>やABCラジオの『桑原征平粋も甘いも水曜日』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『千春日和』について考えたりする。


 山内由紀人の『三島由紀夫、左手に映画』<河出書房新社>を読了する。
 いろいろと学ぶところあり。


 続けて、佐藤剛の『上を向いて歩こう』<岩波書店>を読み始める。
 永六輔作詞、中村八大作曲で坂本九が歌ったヒット曲『上を向いて歩こう』の背景を追い、詳述した一冊なり。
 これまた面白し。


 15時台に外出し、烏丸のダックスでセールのお米(5キロ×2)を購入。

 いったん帰宅してお米を置いたのち、再び外出。
 したところで、自転車のチェーンが外れる。
 ちょうど1年ほど前に同じことが起こったのだけれど、日頃の酷使が原因か…。
 仕方なく、近くの自転車屋さんでチェーンをはめてもらうことにする。
 1000円の出費なり。

 しばらくしてから自転車を受け取り、仕事関係の用件を片づけ、夕飯用の買い物をすませ、18時頃に帰宅する。
 途中大垣書店四条店で『ぶらあぼ』4月号を入手し、帰りがけコンビニで週刊文春の小林信彦、水道橋博士、近田春夫、坪内祐三の連載や、『相棒』に関する和泉聖治監督と水谷豊の対談などを立ち読みした。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMのベスト・オブ・クラシックを聴く。
 オーボエのハインツ・ホリガーを中心とした管楽アンサンブルによるモーツァルトのセレナード第11番、ホリガーやヴェレシュ、クルタークの作品、ヴァイオリンのエーリヒ・ヘーバルトを中心とした弦楽アンサンブルによるシュポアの複弦楽4重奏曲(弦楽4重奏×2ってこと)第1番が演奏されていた。


 続けて、コープマンのバッハを再び聴く。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『千春日和』を書き進めたり、『上を向いて歩こう』を読み進めたりする。


 今日は、サン・アローズの豆乳入りどら焼きを食す。
 寺町の業務スーパーで、税込み39円だったもの。
 自転車整理のおじさんに教えてもらったように、電子レンジで軽く温めて食したが、これがグッド。
 生地がほわっとした感じになり、粒あんも格段に美味しく感じられるようになった。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2014年03月18日

体調、どうにも芳しからず

 どんよりとしたお天気の一日。
 雨も降る。

 気温は少しだけ下がったか。
 それでも、ほとんど寒さは感じず。

 そして、花粉禍が激しく厳しい。
 雨というのに、身体の重だるさ、目の周りのかゆみ、くしゃみの連発に悩まされる。
 どうにもこうにも。


 目くらましにはだまされたくないものだ。
 本当に。


 昨夜、ABCラジオで『伊集院光深夜の馬鹿力』を聴いたりしながら、4時過ぎまで仕事関係の作業を進めたり、『千春日和』について考えたりする。


 朝早めに起きて、かかりつけの病院へ。
 診察後、スギ薬局で薬を受け取り、仕事関係の用件を片づけ帰宅する。


 帰宅後、トン・コープマン指揮アムステルダム・バロック・オーケストラが演奏したヨハン・セバスティアン・バッハの管弦楽組曲全曲<ERATO>やABCラジオの『とことん全力投球!!妹尾和夫です』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『千春日和』について考えたり、山内由紀人の『三島由紀夫、左手に映画』<河出書房新社>を読み進めたりする。
 『三島由紀夫、左手に映画』は読みがいのある労作なんだけど、木暮実千代が小暮実千代なんて誤って表記されていると、ちょっとがっくりくる。
 で、若干信頼感も薄れてしまう。


 体調がどうにも芳しからず、布団を敷き直して眠ってしまう。


 夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMのベスト・オブ・クラシックで、イェルク・グルベルグ・イェンセン指揮ローザンヌ室内管弦楽団のコンサートのライヴ録音を聴く。
 ホルンのラデク・バボラークをソロに迎えたモーツァルトのホルン協奏曲第2番とロゼッティのホルン協奏曲ニ短調、ベートーヴェンの交響曲第4番が演奏されていたが、やっぱりバボラークのホルンが聴きものだった。
 名技と張りのある音色で、ぜひ実演に接してみたかったと思わせる。


 続けて、NHKラジオ第1の『岡田惠和 今宵ロックバーで〜ドラマな人の音楽談義〜』(再放送)を聴く。
 塩見三省がゲストだった。


 さらに、コープマンのバッハを再び聴く。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『三島由紀夫、左手に映画』を読み進めたりする。


 今日は、チョコレートがけピーナッツクッキーを食す。
 近くのダイソーで購入したポーランド原産のもの。
 ピーナッツをのせてチョコをかけた素朴な味わいのクッキーで、まあまあ美味しうございました。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2014年03月17日

いろいろと考えることあり

 晴天。
 いいお天気、いい青空となる。

 気温も上昇し、日中は穏やかな春めいた一日。
 その分目の周りのかゆみが高じるなど、花粉禍も強まる。
 やれやれ。


 ソチでの冬季パラリンピックが閉幕した折も折、クリミア自治共和国の住民投票で、9割を超える賛成でロシアへの編入が承認されたという。
 いろいろと考えることあり。


 歌手の安西マリアが亡くなった。60歳。
 カバー曲『涙の太陽』がヒットした。
 そういえば、『ルパン三世』の実写版に安西さんも出演してたんだった。
(目黒祐樹がルパンで、田中邦衛が次元、伊東四朗が銭形警部、『大江戸捜査網』の江崎英子が峰不二子という、まさしく珍作)
 深く、黙祷。


 明け方5時過ぎまで、仕事関係の作業を進めたり、『千春日和』について考えたりする。


 正午過ぎに外出し、仕事関係の用件を片づける。


 帰宅後、トン・コープマン指揮アムステルダム・バロック・オーケストラが演奏したヨハン・セバスティアン・バッハの管弦楽組曲全曲<ERATO>、フェルディナント・ライトナー指揮バイエルン放送交響楽団が演奏したモーツァルトの交響曲第36番「リンツ」&第31番「パリ」、バレエ音楽『レ・プティ・リアン』序曲<タワーレコーズ/ドイツ・グラモフォン>(2回)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『千春日和』を書き進めたり、山内由紀人の『三島由紀夫、左手に映画』<河出書房新社>を読み進めたりする。
 『三島由紀夫、左手に映画』、面白し。


 17時過ぎに再び外出し、いくつか用件を片づけ、夕飯用の買い物をすませ、18時過ぎに帰宅した。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMのベスト・オブ・クラシックで、ヴァンハルの作品の特集を聴く。
 マレク・シュトリンツル指揮フラデツ・クラローヴェ・フィル他が演奏した交響曲ハ短調や声楽曲、ペトル・フィアラ指揮チェコ・チェンバー・ソロイスツ他が演奏したスターバト・マーテルのライヴ録音が放送されていた。


 続けて、NHKラジオ第1の『DJ日本史』を聴く。
 「戦国武将の診断書」というタイトルで、武田信玄ら戦国武将や徳川将軍の死因など病理関係の逸話について語られていた。
 それにしても、松ちゃんの物真似は逸品だなあ。


 さらに、コープマンのバッハを再び聴く。


 夕飯後、『三島由紀夫、左手に映画』を読み進めたり、『千春日和』を書き進めたりする。


 今日は、サン・アローズの豆乳入りどら焼きを食す。
 寺町の業務スーパーで、税込み39円だったもの。
 なんだかこれがないと、という気になってくるから不思議。
 ごちそうさま!


 自分自身のあれこれについて、いろいろと考えることあり。
 自省あるのみだ。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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トリコ・Aプロデュースの稽古を見学させていただいた

 晴天からどんよりとした感じへ。
 が、夜になってまた澄んだ空となり、月がとても美しかった。

 日中気温は上昇し、穏やかな一日となる。
 夜はけっこう冷え込むも。

 その分、花粉禍も大きくなり、目の周りのかゆみやくしゃみの連発に悩まされる。
 やれやれ。


 昨夜、4時過ぎまで仕事関係の作業を進める。


 午前午後と、フェルディナント・ライトナー指揮バイエルン放送交響楽団が演奏したモーツァルトの交響曲第36番「リンツ」&第31番「パリ」、バレエ音楽『レ・プティ・リアン』序曲<タワーレコーズ/ドイツ・グラモフォン>、NHK・FMの『トーキング・ウィズ松尾堂』や『きらクラ!』を聴いたりしながら、『千春日和』を書き進めたり、仕事関係の作業を進めたりする。


 筒井康隆の『創作の極意と掟』<講談社>を読了する。
 迷いや悩みが高じた部分がある反面、霧が晴れるように感じられた部分もあり。
 ああ、面白かった!

 続けて、山内由紀人の『三島由紀夫、左手に映画』<河出書房新社>を読み始める。
 三島由紀夫と映画の関係を詳細に追った一冊なり。


 16時過ぎに外出し、仕事関係の用件を片づけたのち、アトリエ劇研へ。
 3月22日、23日の両日、愛媛県松山市のシアターねこで開催されるC.T.T.松山セレクションvol.4にC.T.T.京都の代表として参加する、トリコ・Aプロデュースの『試・赤ずきんちゃん』の稽古を、作・演出の山口茜さんや出演者の方々のご厚意によって見学させていただいた。
 公演前ということで、もちろん詳細については触れないが、お世辞抜きで観応えのある魅力的な作品で、通しを観ることができて本当によかった。
 と、言うより本番を目にすることができないのが、どうにも残念で仕方ない。
 松山の方々がうらやましいかぎりだ。

 で、稽古終了後、トリコ・Aプロデュースの皆さんなどと夕飯をとり、結局1時過ぎに帰宅した。
 皆さん、今日は本当にありがとうございました。


 帰宅後、今日の稽古見学でいろいろと刺激を受けたこともあり、トン・コープマン指揮アムステルダム・バロック・オーケストラが演奏したヨハン・セバスティアン・バッハの管弦楽組曲全曲<ERATO>を聴きながら、『千春日和』について考える。


 以上、3月16日の日記。


 今日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2014年03月15日

筒井康隆の『創作の極意と掟』を堪能している

 晴天が続く。
 いいお天気、いい青空の一日。

 気温はいくぶん上昇したか。
 それでも、まだまだ寒さを感じる。
 皆さん、くれぐれも風邪などにはお気をつけくださいね。

 そして、花粉禍も続く。
 目の周りがしばしばしたり、時折くしゃみを連発したりと、うんざりだ。
 やれやれ。


 ぺてんぺてんとかまびすしいが、いの一番に追及されるべきぺてんについてはほったらかしのほっかむり。
 胡散臭くてきな臭いったらありゃしない。
 いずれにしても、目くらましにはだまされたくないものである。


 昨夜、3時50分近くまで仕事関係の作業を進めたり、『千春日和』について考えたりする。


 午前午後と、フェルディナント・ライトナー指揮バイエルン放送交響楽団が演奏したモーツァルトの交響曲第36番「リンツ」&第31番「パリ」、バレエ音楽『レ・プティ・リアン』序曲<タワーレコーズ/ドイツ・グラモフォン>を3回聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『千春日和』や『夏美の夏は』の手直しを行ったりする。


 筒井康隆の『創作の極意と掟』<講談社>を読み進める。
 筒井康隆は筒井康隆、筒井康隆らしいなあと言ってしまうと、それこそ自同律ならぬ他同律の不快に陥ってしまうんだけど、ついついそう言ってしまいたくなるんだよなあ。
 以前友達の薦めで読んだ保坂和志や高橋源一郎の同種の本にも非常に刺激を受けたが、この『創作の極意と掟』も相当なもの。
 そういえば、『千春日和』で組み込んだ部分が、ある手法の例示としてほぼ近い形で使われていて、うわっとなる。
 筒井康隆を全く意識していなかったというのに。
 どれだけ筒井康隆が好きなんだ!


 16時台に外出し、いくつか用件を片づけ、AVISで中古CD(税込み434円)を購入し、夕飯用の買い物をすませて18時頃帰宅した。


 帰宅後、早速購入したばかりの、トン・コープマン指揮アムステルダム・バロック・オーケストラが演奏したヨハン・セバスティアン・バッハの管弦楽組曲全曲<ERATO>を聴く。
 快活でエネルギッシュな(時に、躁的ですらある)演奏で、実に聴き心地がよい。


 続けて、MBSラジオの『茶屋町MBS劇場』を聴く。
 今週は、笑福亭三喬の『崇徳院』と笑福亭松喬の『貧乏花見』が放送されていた。


 さらに、NHK・FMの『クラシックの迷宮』を聴く。
 「ナチュラル・ホルンの楽しみ」と題して、ナチュラル・ホルンのトゥーニス・ファン・デア・ズヴァールト、ヴァイオリンのイザベル・ファウスト、ピアノのアレクサンドル・メルニコフが演奏したブラームスのホルン3重奏曲などが放送されていた。
 開始早々、『アルプスの少女ハイジ』のオープニング・テーマ(渡辺岳夫作曲)の冒頭部分が放送されていたのが、片山杜秀らしい。


 そして、ライトナーのモーツァルトを再び聴く。


 夕飯後、『千春日和』を書き進めたり、『創作の極意と掟』を読み進めたりする。


 今日も、サン・アローズの豆乳入りどら焼きを食す。
 寺町の業務スーパーで、税込み39円だったもの。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2014年03月14日

宇津井健が亡くなった

 晴天。
 いいお天気、いい青空の一日となる。

 気温は上昇せず、寒さが厳しい。
 皆さん、くれぐれも風邪などにはお気をつけくださいね。

 それでも、時折くしゃみを連発するなど花粉禍が続く。
 やれやれ。


 俳優の宇津井健が亡くなった。82歳。
 俳優座養成所ののち新東宝に入社、スーパージャイアンツシリーズ等で知られる。
 新東宝の倒産後は大映に移籍し、『黒の報告書』など様々な作品に出演した。
(大映後では、『新幹線大爆破』を挙げるべきか。そうそう、『シベリア超特急』の3や、谷口正晃監督の『シグナル〜月曜日のルカ〜』にも出演していたんだった)
 その後、テレビに活動の場を移し、いわゆる大映ドラマの『ザ・ガードマン』や「赤いシリーズ」、『少女に何が起ったか』のほか、『たんぽぽ』シリーズ(頑固で不器用な職人役が印象に残る)、『野々村病院物語』、『さすらい刑事旅情編』シリーズ、『車椅子の弁護士』シリーズ(土曜ワイド劇場)、『ムコ殿』、『ごくせん』シリーズ、『相棒』、そして『渡る世間は鬼ばかり』(岡倉大吉。藤岡琢也の後継)と長く活躍した。
 熱血漢という言葉がぴったりの役回りを得意としたが、晩年はとぼけた味わいの一筋縄ではいかない人物を好演してもいた。
 深く、深く、深く、深く黙祷。


 深夜2時過ぎ、ゆぎゅゆわゆわといった感じでマンションが揺れる。
 伊予灘を震源とする地震で、四国、中国、九州の各地で震度5強から4に達したという。
 原発など、様々なことを考える。
(夕方実家に電話をかけたが、長崎は大丈夫だったとのこと。ほっとする)


 その後も、KBS京都でナインティナインのオールナイトニッポンを聴いたりしながら、3時40分過ぎまで仕事関係の作業を進める。


 午前午後と、KBS京都の『妹尾和夫のパラダイスkyoto』や、フェルディナント・ライトナー指揮バイエルン放送交響楽団が演奏したモーツァルトの交響曲第36番「リンツ」&第31番「パリ」、バレエ音楽『レ・プティ・リアン』序曲<タワーレコーズ/ドイツ・グラモフォン>(3回)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『千春日和』を書き進めたりする。
 ライトナーのCDの収録時間は46分程度だが、生理的な要請なんかから言っても、これぐらいの時間がちょうどいいのではないか。
 フルプライスの新譜ならばまた話は別になってくるかもしれないけれど、LP時代の音源による1200円のCDなんだから目くじら立てることもあるまい。
 ますます、こうしたCDはオリジナルのカップリングですませればよいという考え方が強まった。


 夕方になって外出し、下京図書館で小沢信男の『捨身なひと』<晶文社>、畠中恵の『ひなこまち』<新潮社>、京極夏彦の『書楼弔堂 破曉』<集英社>、春日太一の『あかんやつら』<文藝春秋>を返却し、予約しておいた筒井康隆の『創作の極意と掟』<講談社>、山内由紀人の『三島由紀夫、左手に映画』<河出書房新社>、佐藤剛の『上を向いて歩こう』<岩波書店>、岡田秀文の『伊藤博文邸の怪事件』<光文社>を新たに借りる。

 その後、大切な用件をいくつかすませ、夕飯用の買い物をして帰宅した。


 帰宅後、早速『創作の極意と掟』を読み始める。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMのベスト・オブ・クラシックで、鈴木雅明指揮バッハ・コレギウム・ジャパンの定期演奏会のライヴ録音を聴く。
 ヨハン・セバスティアン・バッハのカンタータ第69番、第30番、第191番などが演奏されていた。


 続けて、MBSラジオの『報道するラジオ』を聴く。
 東京電力福島第一原子力発電所の現場作業員の方々の声が伝えられており、非常に聴き応えがあった。


 さらに、ライトナーのモーツァルトを聴く。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『創作の極意と掟』を読み進めたりする。
 『創作の極意と掟』は、筒井康隆だからこその一冊。
 いろいろと考えさせられる。


 今日は、サン・アローズの豆乳入りドーナツを食す。
 寺町の業務スーパーで、税込み39円だったもの。
 お金がないときは、これだ。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2014年03月13日

大西巨人が亡くなった

 激しい雨と強い風の一日。

 気温はそれほど下がっていないのだろうが、風が吹いている分肌寒さを感じる。

 それでも、首筋のがさがさや目の周りのしばしばなど花粉禍が続く。
 やれやれ。


 作家の大西巨人が亡くなった。97歳。
 『神聖喜劇』という大作一つで、彼の名は長く記憶されるに値するだろう。
 なお、同じく作家の大西赤人は大西巨人の長男にあたる。
 深く、深く、深く、深く黙祷。

 名は体をあらわすというが、大西さんほどそれにぴったりの作家もそうざらにいまい。
 大きくて巨人。
 それに引き換え自分ときたら。
 ちっちゃくはないものの、中瀬宏之の中通り、中くらいの器の人間である。
 だからこそ、より励まなければならないのだが。


 いろいろと対処すべき急用があったりもして、結局朝の6時まで仕事関係の作業などを進める。


 雨のためか、近所の作業は行われなかったようだ。


 それでも午前中に起きて、フェルディナント・ライトナー指揮バイエルン放送交響楽団が演奏したモーツァルトの交響曲第36番「リンツ」&第31番「パリ」、バレエ音楽『レ・プティ・リアン』序曲<タワーレコーズ/ドイツ・グラモフォン>を3回聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『千春日和』について考えたり、春日太一の『あかんやつら』<文藝春秋>を読み進めたりする。
 雨の日だが、モーツァルトの長調の音楽を聴くと、気分は晴れてくるような感じがする。
 長調の中にある翳りの部分も好きだけどね。


 夕方になって外出し、仕事関係の用件を片づけ、夕飯用の買い物をすませて帰宅する。
 近くのコンビニで、週刊文春の小林信彦、水道橋博士、坪内祐三の連載を立ち読みしたほか、近くの派出所で、この間気になっていた自転車運転に関する罰則の書かれた案内の紙をもらったりもした。
 今一つ、どんな罰則になっているのかわからなかったため。


 夕飯後、ライトナーのモーツァルトを2回聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『千春日和』について考えたりする。
 『千春日和』は、どうしても書き焦ってしまいそうになるところをなんとか踏みとどまっている。
 ただ、全く書き進めないというのもなんだかなあではあるが。


 『あかんやつら』を読了する。
 東映京都撮影所の消長を克明に、かつドラマティックに描いた一冊で、著者の熱い想いも伝わってきた。
 ああ、面白かった!


 今日は、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2014年03月12日

仕事関係の予定をすませ、CDを購入した

 お昼過ぎからどんよりとした感じは増してきたが、青空の見えるお天気。

 気温も上昇し、穏やかな一日。
 その分花粉禍も増し、首筋のがさがさがすさまじい。
 やれやれ。


 昨夜、ABCラジオで『爆笑問題カーボーイ』を聴いたりしながら、4時近くまで仕事関係の作業を進める。


 今日も、朝早くから近所の作業が始まる。
 重機のがごんがごんどわんどわんという音がけたたましくかまびすしい。
 うっとうしいったらありゃしない。


 午前中、毎週恒例の洗濯をすませる。
 乾きはよいが、花粉の付着が怖い…。


 ABCラジオの『桑原征平の粋も甘いも水曜日』や、レオポルド・ストコフスキー指揮ナショナル・フィルが演奏したビゼーの『カルメン』組曲&『アルルの女』組曲、ブラームスの交響曲第2番&悲劇的序曲<SONY/BMG>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『千春日和』について考えたり、春日太一の『あかんやつら』<文藝春秋>を湯読み進めたりする。


 17時過ぎに外出し、河原町へ。
 仕事関係の予定をすませ、OPAのブックオフで中古CDを1枚とタワーでCDを1枚購入し、19時台に帰宅した。


 帰宅後、購入したばかりの中古CD、JUDY AND MARYのアルバム『ザ・パワー・ソース』<エピック>を聴く。250円。
 『クラシック』のCDを手元に置いておきたかったらだが、たぶんyoutubeにアップされているラストのライヴのほうをこれからもヘビロテするような気がする。
 と、記しつつ、『くじら12号』と『クラシック』を何度も聴いてしまった。
(本当はyoutubeなんかじゃなくて、ライヴのほうも手に入れておきたいんだけど…)


 夕飯後、タワーレコードで購入したフェルディナント・ライトナー指揮バイエルン放送交響楽団が演奏したモーツァルトの交響曲第36番「リンツ」&第31番「パリ」、バレエ音楽『レ・プティ・リアン』序曲<ドイツ・グラモフォン/タワーレコード>を3回聴く。
 タワーレコードに寄った際、何度も試聴していたCDだが、ちょうど20パーセント・オフになっていたので購入することにした。
 いわゆるピリオド・スタイルとは異なる、オーソドックスな解釈なんだけど、よい意味での中庸というか、過剰に走ることなく作品の要所急所を押さえた演奏で、落ち着いて音楽を愉しむことができる。
 バイエルン放送交響楽団も手堅い出来だし、1959年4月とすでに55年ほど前の録音にも関わらず、マスタリングの効果もあってか音質も悪くない。
 ファースト・チョイスというより、様々なスタイルの演奏で3曲全てに通じた方にお勧めしたい一枚だ。

 フェルディナント・ライトナーといえば、1988年(ということが、昭和63年)の12月16日に京都会館第1ホールで開催されたNHK交響楽団との第38回NTTコンサートを聴いたことがある。
 当時コンサートマスターだった徳永二男の独奏によるヴァイオリン協奏曲と交響曲第1番という、ブラームス・プログラムが組まれていたが、京都会館の音響の悪さに加え、その日はなんと第2ホールでBUCK-TICKかなんかのライヴをやっていて、そのドンゴドゥンゴといった低音がかまびすしく音楽を愉しめる状態にはなかった。


 仕事関係の作業を進めたり、『千春日和』について考えたり、『あかんやつら』を読み進めたりする。


 今日は、ロピアのプチモンブランを食す。
 近くのドラッグランドひかりで、半額引き、税込み64円だったもの。
 マロンクリームとホイップクリームののった、モンブランケーキ風のプリンで、なかなか美味しうございました。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2014年03月11日

東日本大震災から三年 中瀬宏之ってちっちゃいちっちゃい人間だなあ

 東日本大震災の発生から3年が経った。
 全ての犠牲となられた方々に、深く、深く、深く、深く、深く黙祷。
 そして、東京電力福島第一原子力発電所の問題をはじめ、まだまだ多くのことが解決しないままでいることを改めて痛感する。


 晴天。
 いいお天気、いい青空になる。

 気温もいくぶん上昇する。
 ただし、夕方以降は冷え込むが。
 皆さん、くれぐれも風邪などにはお気をつけくださいね。

 もちろん、花粉禍は続く。
 やれやれ。


 昨夜、ABCラジオで『伊集院光深夜の馬鹿力』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『千春日和』を書き進めたり、『爛れる』や『夏美の夏は』の改稿作業を進めたりする。


 朝早くから、近所の作業がけたたましくかまびすしい。
 うっとうしいかぎり。


 昨夜、昨日同様作道雄君から誘いがあったため、ある種の覚悟と腹積もりをもって月面クロワッサンの撮影にエキストラとして参加しようと思っていたのだが、その旨ツイートしたこともあってか作道君より直々に電話があり、参加をパスすることにした。
 つまるところ、今回の撮影に必要がなかったということだろう。
 いろいろ想うことはあるが、現場の面々に迷惑をかけてもよくないしね。
 まずは、撮影の成功を祈るばかりだ。

 そうそう、昨日の撮影には、KBS京都の新入社員の方々がエキストラとして参加していた。
 その初々しさ清々しさに、よい心持ちになったのだった。
 僕はちっちゃいちっちゃい(by『とことん全力投球!!妹尾和夫です』)人間なので、ほとんど映る場面がなかった上に長時間待たされたことには、『ノスタルジア』からの諸々もあって、正直「作道君には惻隠の情がないのかい」と不満に思っているのだけれど、彼女彼らの姿をドラマで目にすることができるだろうことは、やっぱりいいなとも思う。


 その後、ABCラジオの『とことん全力投球!!妹尾和夫です』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『千春日和』について考えたり、春日太一の『あかんやつら』<文藝春秋>を読み進めたりする。


 17時台に外出し、仕事関係の用件を片づけ、京都芸術センターに寄ったのち19時過ぎに帰宅した。


 夕飯後、ペーター・ノイマン指揮コレギウム・カルトゥジアヌム&ケルン室内合唱団が演奏したモーツァルトのレクイエム&アヴェ・ヴェルム・コルプス<EMI>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『あかんやつら』を読み進めたりする。


 今日は、サン・アローズの豆乳入りどら焼きを食す。
 寺町の業務スーパーで、税込み39円だったもの。
 またまた、このどら焼きである。
 ごちそうさま!


 隷従することに慣れた人間は、自分自身より下位にあると思い込んだ人間を奴隷扱いすることにも平気になる。
 人から道具扱いされて逆らわない人間は、他者を道具扱いすることにも平気になる。
 自省あるのみだ。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figaro at 22:42| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

待ち時間のおしゃべりが愉しかった

 青空は見えつつも、どんよりとした感じも強し。
 雪も降る。

 気温は上昇せず、寒さがとても厳しい。
 皆さん、くれぐれも風邪などにはお気をつけくださいね。

 それでも花粉禍は続く。
 首筋のがさがさやくしゃみには参るなあ。
 やれやれ。


 ヨーロッパのオペラ・シーンで一時代を築いた、ジェラール・モルティエが亡くなった。70歳。
 ベルギーの出身で、ブリュッセルの王立モネ劇場総裁としてその運営に手腕を発揮し、一躍その名を知られる。
 その後、ヘルベルト・フォン・カラヤン没後のザルツブルク音楽祭総監督として、ニコラウス・アーノンクールなどを起用し、同音楽祭の改革、大きな路線変更に尽力した。
 退任後もパリ国立歌劇場の総裁を務めた。
 深く、深く、深く、深く黙祷。


 昨夜、ラジオ深夜便で、先頃亡くなった天野祐吉と伊東四朗の対談(再放送)を聴く。
 途中小林信彦さんの名前(ベンジャミン伊東に対する評価)も出たりして、実に嬉しく聴き応えのある内容だった。
 それにしても、てんぷくトリオは間に合わなかったが、小松政夫とのコントからシリアスなドラマという幅の広い伊東さんの演技には本当に心魅かれるなあ。
 シリアスな演技では、NHKの『けものみち(松本清張原作のドラマ)』や『空白の900分(下山事件を題材にしたドラマ)』が強い印象に残ったんだった、子供心に。

 その後、youtubeにアップされたJAMの『クラシック』をヘビロテで聴いたり、桂枝雀の『代書』を聴いたりしながら、4時半まで仕事関係の作業を進める。
 『代書』は面白過ぎて、時折作業の手が止まってしまったが…。


 朝早めに起きて、仕事関係の作業を進めたり、『千春日和』について考えたり、春日太一の『あかんやつら』<文藝春秋>を読み始めたりする。
 「東映京都撮影所血風録」と副題にもあるように、『あかんやつら』は東映京都撮影所の歴史を印象深い人々に焦点を当てながら詳述した一冊だ。
 面白し。


 13時台に外出し、大宮通のBlueEyes京都まで足を運び、月面クロワッサンのドラマの撮影にエキストラとして参加する。
 で、22時頃に終わったが、キャストのボブ・マーサムさんや北川啓太君、植田順平さん、エキストラとして参加していた左子光晴君や琥那紋さんと長時間おしゃべりできたのがとても愉しかった。
 そして、キャスト、エキストラ、スタッフの皆さん、本当にお疲れ様です!
 明日も頑張ってくださいね!

 ただ、僕が参加しないほうが、もとい参加しなくてもよかったんじゃないのかなあ。
 正直言って、使い勝手が悪いだろうから。


 23時近くに帰宅し、遅めの夕飯をすませ、仕事関係の作業を進める。


 以上、3月10日の日記。


 今日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figaro at 00:34| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月09日

従兄弟の送別の会食に参加した

 青空からどんよりとしたお天気へ。
 夜になって小雨も降り始めた。

 気温は上昇せず、寒さがとても厳しい。
 皆さん、くれぐれも風邪などにはお気をつけくださいね。

 それでも花粉禍は続く。
 顔や首筋ががさがさし、目の周りがしばしばする。
 やれやれ。


 昨夜、4時過ぎまで仕事関係の作業を進める。


 朝早めに起きて、NHK・FMの『名演奏ライブラリー』や『トーキング・ウィズ松尾堂』、『きらクラ!』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『千春日和』を書き進めたりする。
 『名演奏ライブラリー』は、先頃活動を停止した東京クヮルテットの特集で、ドビュッシーの弦楽4重奏曲やベートーヴェンの弦楽4重奏曲第11番「セリオーソ」などが放送されていた。
 それにしても、東京クヮルテットの実演に接することができなかったのは残念でならない。


 京極夏彦の『書楼弔堂 破曉』<集英社>を読了する。
 もしかしたらと思っていたら、やっぱりあのシリーズとのつながりも出て来たりして嬉しいかぎり。
 言葉の選択にちょっとした違和感を覚えたりもしたが、読み応え充分な作品集であることに違いはない。
 ああ、面白かった!
(京極さんや大塚英志の作品を読む前に書いた、自分自身の『愛書狂』という短篇作品のことをついつい思い起こす。いろいろと考えることあり)


 夕方になって外出し、親類との会食に参加する。
 この度転勤が決まった年の離れた従兄弟の送別の会で、美味しいディナーをいただきつつ、いろいろと話を聴く。
 従兄弟の魅力が転勤先でも十二分に発揮されることを心から祈る。
 まずはつつがなく。


 家の近くまで親類に送ってもらい、買い物をすませる。
 買い物の途中で昔仕事先でお世話になった方と遇い、しばらく立ち話をする。
 ありがとうございました。


 22時頃に帰宅後、仕事関係の作業を進める。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figaro at 22:54| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月08日

春が近づいているってことなんだろうけど

 晴天。
 どんよりとした感じはありつつも。

 今日も気温は上昇せず、寒さがとても厳しい。
 皆さん、くれぐれも風邪にはお気をつけくださいね。

 顔ががさがさしたり、目の周りがしばしばしたりと、それでも花粉禍は続く。
 やれやれ。
 まあ、本格的な春が近づいているってことなんだろうけど。


 ソチで冬季パラリンピックが始まった。
 が、どうしてもウクライナ情勢、ロシア政府の動きと米欧各政府の対応について考えざるをえない。
 それにしても、日本政府はいったいどのような姿勢をとろうというのか。
 なんとも危なっかしい。


 昨夜、4時半まで仕事関係の作業を進めたり、『千春日和』について考えたりする。


 午前午後と、KBS京都の『桂塩鯛のサークルタウン』や、フォルテピアノのスタンリー・ホッホランドが弾いたハイドンのピアノ・ソナタ第11番、第19番、第35番、第34番、第51番<BRILLIANT>、山田一雄指揮新日本フィルが演奏したモーツァルトの交響曲第41番「ジュピター」&セレナード第6番「セレナータ・ノットゥルナ」他<フォンテック>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『千春日和』について考えたり、京極夏彦の『書楼弔堂 破曉』<集英社>を読み進めたりする。
 『書楼弔堂 破曉』は、実に面白い。
 それでついつい読み進めてしまっているのだが、残りが少なくなってくるのが今度は残念で仕方ない。


 17時台に外出し、仕事関係の用件を片づけ、夕飯用の買い物をすませ、京都芸術センターに寄って18時半頃帰宅した。
 そうか、双子の未亡人も公演期間中だったのか。


 夕飯後、仕事関係の予定をすませる。


 その後、NHK・FMの『クラシックの迷宮』を聴く。
 今週は、生誕300年を記念して、カール・フィリップ・エマヌエル・バッハの特集が組まれていた。
 面白し面白し。


 仕事関係の作業を進めたり、『千春日和』を書き進めたり、『書楼弔堂 破曉』を読み進めたりする。


 今日も、サン・アローズの豆乳入りどら焼きを食す。
 寺町の業務スーパーで、税込み39円だったもの。
 なんやかんや言って、この値段でこの味ならまあ文句はないや。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2014年03月07日

『書楼弔堂 破曉』を読み始めた

 どんよりとしたお天気。
 雨も降る。
 その後青空に変わるも、どんよりとした感じは残る。

 気温は低く、寒さがとても厳しい。
 風も冷たい。
 皆さん、くれぐれも風邪などにはお気をつけくださいね。


 それでも花粉禍が続く。
 目の周りがしばしばし顔もがさがさし、時折くしゃみを連発する。
 やれやれ。


 事の軽重がわかってない人間が多過ぎやしないか。
 どうにもうんざりしてしまう。


 そういえば、政府与党が所得税の課税対象を個人から世帯単位に見直そうとしているようだ。
 まさしくやりたい放題である。


 昨夜、KBS京都でナインティナインのオールナイトニッポンを聴いたりしながら、4時過ぎまで仕事関係の作業を進める。


 花粉症のせいか身体が重く、予定を変更して夕方の買い物以外は外出せず。
 部屋で過ごす。


 KBS京都の『妹尾和夫のパラダイスkyoto』や、NHK・FMの『オペラ・ファンタスティカ』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『千春日和』について考えたりする。
 『オペラ・ファンタスティカ』では、トリノ・レッジョ劇場の来日公演からヴェルディの歌劇『仮面舞踏会』全曲(ジャナンドレア・ノセダ指揮)のライヴ録音が放送されていたが、なかなか聴き応えのある演奏だった。


 京極夏彦の『書楼弔堂 破曉』<集英社>を読み始める。
 京極夏彦の新シリーズで、面白し。


 途中夕飯を挟み、MBSラジオの『松井愛のすこ〜し愛して』を聴き、続けて、同じくMBSラジオの『報道するラジオ』を聴く。
 『報道するラジオ』では、東京電力福島第一原子力発電所の今について語られていた。

 そのあとNHKラジオ第1のニュース番組を聴き始めると、こちらではなんとダニエル・カールの活動がとり上げられている。
 この違いっぷり!


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『千春日和』を書き進めたり、『書楼弔堂』を読み進めたりする。


 今日も、サン・アローズの豆乳入りどら焼きを食す。
 寺町の業務スーパーで、税込み39円だったもの。
 安いしね。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2014年03月06日

寒い一日 それでも花粉は…

 どんよりとしたお天気。
 雪も降る。
 その後青空も見えたが、どんよりとした感じも続く。

 気温はぐっと下がり、寒さがとても厳しい。
 皆さん、くれぐれも風邪などにはお気をつけくださいね。

 それでも花粉は飛び回っているようで、目の周りのしばしばやくしゃみの連発が続く。
 やれやれ。


 テノール歌手の宮本正が亡くなった。94歳。
 藤原歌劇団に所属し、様々な公演に参加した。
 なお、元オーボエ奏者で指揮者の宮本文昭は長男にあたる。
 深く、深く黙祷。


 クラリネット奏者の稲本耕一も亡くなった。69歳。
 喉頭癌を患いながら、演奏活動を続けた。
 なお、ピアニストの稲本響は長男で、クラリネット奏者の稲本渡は次男にあたる。
 深く、深く黙祷。


 昨夜、4時半過ぎまで仕事関係の作業を進める。


 朝早めに起きて、ジョヴァンニ・アントニーニ指揮バーゼル室内管弦楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第5番&第6番「田園」<SONY/BMG>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、畠中恵の『ひなこまち』<新潮社>を読み進めたりする。


 午前中、毎週恒例の洗濯をすませる。
 乾きはよくないが、まあ仕方ない。


 お昼過ぎから、いくつか予定をすませる。

 その後、夕飯用の買い物をすませて、京都芸術センターに寄り、18時半頃帰宅した。


 夕飯後、フォルテピアノのアンドレアス・シュタイアーとフライブルク・バロック・オーケストラが演奏したハイドンのピアノ協奏曲集<ハルモニアムンディ・フランス>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。


 『ひなこまち』を読了する。
 おなじみ「しゃばけ」シリーズの一冊で、ウェルメイドというか、しっかりとした仕上がりになっていた。
 ああ、面白かった!


 今日は、サン・アローズの豆乳入りどら焼きを食す。
 寺町の業務スーパーで、税込み39円だったもの。
 なんやかんやではまっているなあ、このどら焼きに。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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いろいろと話しをした一日

 雨。
 から青空へ。
 ただし、小雨はぱらつく。

 気温は再び下がり、寒さがとても厳しい。
 皆さん、くれぐれも風邪などにはお気をつけくださいね。


 それでも、花粉は飛びまわっているようで、目の周りがしばしばし、時折くしゃみを連発する。
 やれやれ。


 昨夜、ABCラジオで『爆笑問題カーボーイ』を聴いたりしながら、3時40分頃まで仕事関係の作業を進める。


 午前中、ヴァンニ・モレット指揮アタランタ・フーギエンスが演奏したフランチェスコ・ザッパの6つの交響曲<ドイツ・ハルモニアムンディ>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、畠中恵の『ひなこまち』<新潮社>を読み始めたりする。


 お昼過ぎから、仕事関係の予定をすませる。
 さらに、夕方頃から夜まで、大切な予定をすませる。
 いろいろと話しをした一日となった。


 以上、3月5日の日記。


 今日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2014年03月04日

京都芸術センターに行った

 青空からどんよりとしたお天気へ。

 夕方以降、冷え込みが厳しくなる。
 寒の戻りとか。
 皆さん、くれぐれも風邪などにはお気をつけくださいね。


 ウクライナ(クリミア半島)情勢が緊迫する。
 いろいろと考えることあり。


 俳優の安井昌二が亡くなった。85歳。
 長谷川一夫が主宰した新演伎座から俳優座養成所を経て日活専属となり、市川崑監督の『ビルマの竪琴』の水島上等兵役で人気を得た。
 その後、新派に移り舞台を中心に活躍する。
 また、夫人の今は亡き小田切みき(『生きる』!)や娘の四方晴美(チャコちゃん)とともにテレビドラマに出演したりもした。
 そういえば、三谷幸喜脚本のドラマ『今夜、宇宙の片隅で』の最終回に安井さんが出演してたんだよなあ。
 深く、深く、深く、深く黙祷。


 昨夜、ABCラジオで『伊集院光深夜の馬鹿力』を聴いたりしながら、5時近くまで仕事関係の作業を進める。


 10時台に起きて、グレン・グールドが弾いたヨハン・セバスティアン・バッハのインヴェンションとシンフォニア<SONY/BMG>、ABCラジオの『とことん全力投球!!妹尾和夫です』、ケント・ナガノ指揮モントリオール交響楽団が演奏したベートーヴェンのバレエ音楽『プロメテウスの創造物』抜粋&交響曲第3番「英雄」<同>を聴いたりしながら、第18次笑の内閣の『ツレがウヨになりまして』(高間響上皇作・演出)の観劇記録をアップしたり、仕事関係の作業を進めたり、小沢信男の『捨身なひと』<晶文社>を読み進めたりする。
 『捨身なひと』では、中野重治に関する文章で、車善七(非人頭)=車善六(中野重治の『空想家とシナリオ』の主人公)=車寅次郎のつながりから、「下積みの人間の滑稽な偉大さというテーマにおいても」「山田洋次もかなり早い時期に『空想家とシナリオ』を読んだにちがいない」と小沢さんは確信している。
 「なんの根拠もなしに」と小沢さんは付記しているが、
>おまえが空地であってしあわせよ。
 地面にくっついているから万引きができないか<
という車善六の言葉には、どうしても車寅次郎のことを思い出さざるをえない。
 それに、中野重治と山田洋次は思想信条においても非常に近しい場所にいたわけだし。


 17時台に外出し、夕飯用の買い物をすませ、京都芸術センターへ。
 諸々あって、20時近くに帰宅する。



 少し遅めの夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『捨身のひと』を読み進めたりする。


 今日は、サン・アローズの豆乳入りどら焼きを食す。
 寺町の業務スーパーで、税込み39円だったもの。
 ついついまたまたである。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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第18次笑の内閣『ツレがウヨになりまして』

☆第18次笑の内閣『ツレがウヨになりまして』

 作・演出:高間響
 演出補:由良真介、山下みさと
(2014年3月3日19時半開演の回/KAIKA)


 東京、札幌を経て京都公演を迎えた第18次笑の内閣『ツレがウヨになりまして』は、一つの作品を繰り返して上演することの意味を改めて考えさせられる内容となっていた。

 会社を辞めてニートとなった青年が、突然ネトウヨと化し、なんのこっちゃらスーパーマーケットへの抗議行動まで参加する始末。
 そんな、ツレがウヨになってしまった状況で、果たして青年の彼女はいかなる決断を下すのか。
 とまあ、物語の主筋をまとめるとそうした具合になるかな。
 ところどころ、それはあんた無茶な! と突っ込みを入れたくなる部分もあるんだけれど、そこはもうお芝居。
 喜劇の中に、それこそ韓流ドラマもかくやのメロドラマの要素を取り込みつつ、「愛国心とはなんじゃいね?」といった問いかけがしっかり行われていて、笑いながらもいろいろと考えさせられる作品となっている。
(何が良くって何が悪い、と問いの答えを押し付けていないところも、『ツレウヨ』、ばかりじゃない、高間君の作品のミソだろう)
 京都大学吉田寮での2012年5月の初演時より、作品がアクチュアリティを増したことももちろんだが(なにせ、ソウリがウヨになりまして、だもんね)、作品全体の練れ具合、まとまり具合という意味でも、再演の成果がよく表われていたのではないか。
 よい意味での邪劇臭は伴いながらも、高間響という劇の造り手の本来の志向嗜好を再確認することもできた。
(だからこそだが、オーケストラトレーナー的な存在、出演者以外の演出助手、演出補佐がここに加われば、作品の特性魅力がさらに発揮されるのではと思ったりもする。例えば、KAIKAの間尺、特質にあわせて、演者の声量の細かいコントロールを指示するような)

 演者陣では、ヒロイン役の鈴木ちひろの成長がまずもって強く印象に残る。
 この間の様々な経験が演技に反映されており、初演に比べてヒロイン像がより明確になったと思う。
(だいいち、歌がうまくなっていたのがいい)
 一方、清水航平は、青年の鬱屈した感情、人間としての弱さにも力点を置いた演技で、物語に幅を持たせる努力をしていたように感じた。
 高瀬川すてらは、初演時同様細やかな表現で存在感を示していたし、髭だるマンもうざさうっとうしさのエネルギーを増していた。
 また、伊藤純也の安定感、手堅さの中のおかしみ、由良真介の抑制された感じ、山下みさとの役を自分自身に落とし込もうとする意志も忘れ難い。
 各々の技術面での課題(台詞の癖であるとか、間のとり方とか)をクリアしていって、より密度の濃い見応えのある舞台を創り出していって欲しい。

 なお、この回の劇中ゲストは、ファックジャパン。
 渾身の至芸を披歴していた。

 そして、アフタートークのゲストはあの井筒和幸監督。
 硬軟交えた怒涛のトークで、圧巻だった。

 ああ、面白かった!
posted by figaro at 13:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 観劇記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

井筒監督のお話も面白かった

 どんよりとした感じはありつつも、青空の一日。

 気温は再び下がり、寒さがとても厳しい。
 皆さん、くれぐれも風邪などにはお気をつけくださいね。


 昨夜、小沢信男の『捨身なひと』<晶文社>を読み始める。
 花田清輝ら、著者が深く交わった人々について綴った文章をまとめた一冊。
 嬉しいかぎり。

 その後、4時半近くまで仕事関係の作業を進める。


 午前午後と、ジョン・バルビローリ指揮ベルリン・フィルが演奏したマーラーの交響曲第9番<EMI>や、ジョン・エリオット・ガーディナー指揮イングリッシュ・バロック・ソロイスツが演奏したモーツァルトの交響曲第40番&第41番「ジュピター」<PHILIPS>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『捨身なひと』を読み進めたりする。


 18時台に外出し、仕事関係の用件を片づけ、下京図書館へ。
 古谷田奈月の『星の民のクリスマス』<新潮社>、佐藤亜紀の『小説のタクティクス』<筑摩書房>、水道橋博士の『藝人春秋』<文藝春秋>、山本順二の『漱石のパリ日記』<彩流社>を返却し、予約しておいた京極夏彦の『書楼弔堂』<集英社>と春日太一の『あかんやつら』<文藝春秋>を新たに借りる。


 それからKAIKAに移動し、第18時笑の内閣『ツレがウヨになりまして』(高間響上皇作・演出)を観る。
 詳しくは、次回投稿予定の観劇記録をご参照のほど。
 ああ、面白かった!

 終演後のアフタートーク・ゲストは、井筒和幸監督。
 井筒監督らしい硬軟交えたトークで、1時間半があっと言う間に過ぎていった。

 開演前終演後、関係各氏と話しをしたり、あいさつをしたりする。


 で、終演後、井筒監督と笑の内閣の面々の飲み会に参加する。
 ここでも、井筒監督からいろいろとお話をうかがうことができた。


 2時過ぎに帰宅し、いくつか用件を片づける。


 以上、3月3日の日記。


 今日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figaro at 03:29| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月02日

確定申告をすませた

 どんよりとしたお天気から晴天へ。

 気温はそこそこ上昇か。
 朝夕はまだまだ冷え込むも。


 何やらウクライナ(クリミア半島)情勢がきな臭いことになっている。
 いろいろと考えることあり。


 明け方6時近くまで、仕事関係の作業を進める。


 10時過ぎに起きて、NHK・FMの『トーキング・ウィズ松尾堂』や『きらクラ!』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、山本順二の『漱石のパリ日記』<彩流社>を読み進めたりする。
 『トーキング・ウィズ松尾堂』は、「没後15年 桂枝雀」と今は亡き桂枝雀の特集。
 桂枝雀の長男で、かつてリリパットアーミーに所属しバンドミュージシャンでもある前田一知(声がそっくり)と、落語作家として桂枝雀に深く関わった小佐田定雄がゲストに招かれていたが、いずれも松尾貴史と親しい関係にあることもあって、実にインティメートで愉しい雰囲気の放送となっていた。


 15時半頃外出し、池坊短期大学へ。
 特別に設けられた会場で、確定申告をすませる。
 係の人から手取り足取り助けてもらったおかげで、ささっとすませることができた。

 で、京都芸術センターと河原町で仕事関係の用件を片づけ、ついでに夕飯用の買い物もすませて、17時半頃帰宅した。


 帰宅後、パーヴォ・ヤルヴィ指揮ドイツ・カンマー・フィルが演奏したベートーヴェンの交響曲第4番&第7番<RCA>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『漱石のパリ日記』を読み進めたりする。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ブラボー!オーケストラ』で、クリスチャン・バスケス指揮東京フィルのコンサートのライヴ録音を聴く。
 レブエルタスの『センセマヤ』と、前橋汀子の独奏でブラームスのヴァイオリン協奏曲が演奏されていた。


 夕飯後、NHKラジオ第1のワクテカ・ラジオを聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、友人知己に連絡を行ったりする。


 『漱石のパリ日記』を読了する。


 今日は、サン・アローズの豆乳入りどら焼きを食す。
 寺町の業務スーパーで購入したもの。
 またぞろこのどら焼きだ。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figaro at 23:49| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ああもう3月

 ああもう3月だ。
 今年も、10ヶ月を切ってしまった。
 一日一日を本当に大切にして、やるべきことをしっかりやっていかなければ。
 そして、死を忘れないこと。
 僕も必ず死ぬのだ。


 どんよりとしたお天気。
 雨降りの一日。

 気温は下がり、寒さが厳しい。
 皆さん、くれぐれも風邪などにはお気をつけくださいね。


 昨夜、山本順二の『漱石のパリ日記』<彩流社>を読み始める。
 夏目漱石が遺した日記のうち、英国留学直前のパリ滞在時の日記をもとに、彼のパリ滞在について考察再現した一冊。
 学ぶところ少なからず。

 その後、KBS京都で『AKB48のオールナイトニッポン』を聴いたりしながら、4時半頃まで仕事関係の作業を進める。
 AKB48のオールナイトニッポンを聴いたのは、先日親しくしている人(例のAKB機智…ではない)からアルバムをもらったので。
 と、言うのは嘘で、実はこの番組、毎週ではないけれど、時々聴くとはなしに聴いているのだ。
 この番組、8勝5敗とか6勝3敗の先発陣や、セーブが4とか5のセカンドリリーフがよく出演している感じがすると相手に話したら、ああそうでしょうねと言っていた。


 朝早くから、近所で工事が始まり、どうにもかまびすしい。
 土曜日だぜ、まったく。


 午前中、仕事関係の作業を進めたり、『漱石のパリ日記』を読み進めたりする。


 12時台に外出し、地下鉄で松ヶ崎へ。
 アトリエ劇研で、ナントカ世代の『たちぎれ線香売りの少女』を観る。
 詳しくは、前々回の記事をご参照のほど。
 ああ、面白かった!

 開演前終演後、関係各氏と話しをする。


 終演後、歩いて京都造形芸術大学の高原校舎に移動し、映画学科の卒業制作展からエキストラとして出演した塩川公也監督の『みえないひと』を観る。
 中学生の学校生活を描いた作品で、リアルから脱臼する部分、省略など、意欲的な展開となっていた。
 塩川監督に挨拶をしたほか、旧知の面々と話しをすることもできた。


 それから人間座スタジオへ移動し、月面クロワッサンの番外公演『同情セックス』&『強く押すのをやめて下さい』を観る。
 男性の二人芝居、女性の三人芝居の二本立てだったが、いずれも見応えのある作品だった。
 ああ、面白かった!

 開演前終演後、関係各氏と話しをする。


 河原町まで出て、仕事関係の用件を片づけ、23時過ぎに帰宅した。


 以上、3月1日の日記。


 今日がいい日でありますように!
 そして、今月がいい月でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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月面クロワッサン番外公演『同情セックス』&『強く押すのをやめて下さい』

☆月面クロワッサン番外公演 月面クロワッサンのおもしろ演劇集

 『同情セックス』
 脚本・演出・出演:山西竜矢
 出演:小川晶弘

 『強く押すのをやめて下さい』
 脚本・演出:丸山交通公園
 出演:浅田麻衣、西村花織、森麻子
(2014年3月1日19時開演の回/人間座スタジオ)


 月面クロワッサンの番外公演、月面クロワッサンのおもしろ演劇集のどんじりに控えしは、月クロの笑いのツートップ、山西竜矢と丸山交通公園の脚本演出による男性二人芝居と女性三人芝居という、まさしく笑いのガチンコ勝負。
 その結果や如何?

 まず先手は、山西君の『同情セックス』。
 明日も公演があるので詳しい内容については触れないが、若い男二人のセックスにまつわる情熱と葛藤を軽々と描いた実におかかなしい作品に仕上がっていた。
 笑いのツボを充分に押さえた職人技で、そのところどころに山西君のぬめっとした感じというか、サディスティックさというか、観察眼の鋭さが垣間見えていたのも興味深く面白い。
 要所急所で笑いを仕掛ける山西君に対し、小川君も見事なコンビネーションで応えていたのではないか。
 山西君の一人芝居(飴玉エレナ)とともに、小川君との二人芝居もできれば続けてもらいたいなあ。

 一方後手の『強く押すのをやめて下さい』は、丸山君が脚本演出に徹するという幾分アウェー状態。
 丸山君の脚本は、女性が演じるという点を十分十二分に計算に入れた、いびつでグロテスク、捻りずらしのきいた内容だったが、実際の舞台のほうは、丸山君の作品の持つシリアスさ、深淵が一層強調された圧巻となっていた。
 その分笑いは減ぜられていたものの(笑うに笑えない)、これまでの月クロの一連の作品で不本意な役回りしか与えられてこなかった浅田さん、西村さん、森さんにとって今回の作品が、配役という意味でも演技という意味でも、最良のものとなっていたこともまた事実だろう。
 少なくとも、この『強く押すのをやめて下さい』が、彼女ら三人の演技、演劇活動の変化変容にとって大きな契機となるだろうことは、まず間違いあるまい。
 三人による企画公演を、ぜひとも継続していって欲しいものだ。
(西村さんと森さんの場合は、昨年夏の劇団しようよと先日の『無欲荘』がホップステップとなっていたのだが)

 いずれにしても、今回の公演に関わった面々の今後のさらなる活躍を心から期待したい。
 ああ、面白かった!
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ナントカ世代『たちぎれ線香売りの少女』

☆ナントカ世代『たちぎれ線香売りの少女』

 原作:アンデルセン『マッチ売りの少女』&古典落語『立ち切れ線香』
 脚本:北島淳
(2014年3月1日14時開演の回/アトリエ劇研)


 羹に懲りて膾を吹く。

 真冬の京大西部講堂で上演された『懐古世代』から、もう8年以上になるのか。
 あのときは、陸奥宗光を中心にしてあるは面白くあるはシリアスに物語を紡ごうとする北島淳や演者陣の意欲は理解しつつも、何しろ寒中二時間になんなんとする上演時間が僕にはまずかった。
 詳しくはかつての観劇記録をご参照いただきたいが、正直寒さにつむじを曲げてしまったのである。

 それから幾星霜、小説や落語といった原作を大きく仕立て直して上質な作品を創り出しているとは聴いてはいたものの、どうにもあのときの記憶が鮮明で、ついついナントカ世代の公演をパスしていたのだが、日中関係日韓関係じゃあるまいし、いつまでも過去にとらわれていちゃいけないもんね。
 で、『たちぎれ線香売りの少女』に足を運ぶことにした。
(誰だ、永榮紘実が出てるからなんて言ってるのは?)

 一言で評するならば、良質の弦楽4重奏を聴いているような作品、とでも言えるだろうか。
 例えば、ハーゲン・カルテットやアルテミス・カルテットが演奏したショスタコーヴィチやバルトーク、リゲティの弦楽4重奏曲を聴いているような。
 少なくとも、そうしたインティメートで音楽的なやり取り、舞台空間が志向されていたと思う。
 明日まで公演が続いているので詳細については触れないが、『たちぎれ線香売りの少女』は、上述の如く『マッチ売りの少女』(ただし、童話よりも、それを下敷きにしたある戯曲のほうを僕は強く思い起こしたが。作品の展開もあって)と『立ち切れ線香』をエッセンスにしつつ、笑いの要素とシリアスな要素がバランスよく加味された趣味の良い作品に仕上がっていた。

 延命聡子(姿態、立ち居振る舞いの美しさが印象に残る。延命さんの演技の特性、長短、癖に関しては、いろいろと感じることもあるのだけれど、このまま50までそれに徹すれば、それもまたきっとかけがえのない形、フォルムになるだろう。延命さんの演劇活動を今後も注視していきたい)、浦島史生(久しぶりに浦島君の演技を観たが、いやあいいな。丹念端整という言葉を使いたくなる)、金田一央紀(ライヴ特有の抜け粗は若干ありつつも、トリックスターぶりをいかんなく発揮していた。彼の演出したブレヒトが愉しみだ)、永榮さんと、演者陣も北島君の作品世界に沿った演技をよく心掛けていたのではないか。
 ほかに、河西美季も少しだけ出演。

 いずれにしても、継続することの意味を改めて強く感じた公演だった。
 次回の公演を心待ちにしたい。

 そうそう、アンケートにも記したけれど、今度は『トゥーランドット』を下敷きにした作品なんか観てみたいなあ。
 氷のような姫君の心も。
 『ローマの休日』や『ラストエンペラー』、『阿Q正伝』を掛け合わせた、『北京のQ日』なんてべた過ぎるか…。
posted by figaro at 02:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 観劇記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月28日

今日で2月も終わり

 今日で2月も終わり。
 今年も、残すところ10ヶ月になる。
 一日一日をもっと大切にして、為すべきことをしっかり為していかなければ。
 そして、死を忘れないこと。


 どんよりとしたお天気の一日。
 雨になりそうだ。

 気温は城陽するも、また寒さがぶり返すとか。
 やれやれ。
 皆さん、くれぐれも風邪などにはお気をつけくださいね。


 詩人のまど・みちおが亡くなった。104歳。
 戦前から創作活動を始め、最晩年まで詩作を続けた。
 團伊久磨が作曲した『ぞうさん』、『やぎさん ゆうびん』をはじめ、作品も数多い。
 深く、深く、深く、深く黙祷。


 馬鹿は馬鹿なことしかしでかさない。
 そして、馬鹿者を支えたり許容する者こそ、一番の馬鹿者だ。


 昨夜、KBS京都でナインティナインのオールナイトニッポンを聴いたりしながら、4時近くまで仕事関係の作業を進める。


 午前午後と、KBS京都の『妹尾和夫のパラダイスkyoto』やNHK・FMの『オペラ・ファンタスティカ』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『千春日和』について考えたりする。
 『オペラ・ファンタスティカ』では、カルロス・クライバーが指揮したヨハン・シュトラウスの喜歌劇『こうもり』全曲の録音(バイエルン州立管弦楽団他)が放送されていたが、彼の劇性に富んだ音楽づくりに、ヘルマン・プライ、ユリア・ヴァラディ、ルチア・ポップら粒ぞろいの歌唱もあって、実に聴き応えがあった。
 ほかに、カルロス・クライバーがウィーン・フィルと録音したベートーヴェンの交響曲第5番と第7番なども放送されていて、これまた大いに満足がいった。


 水道橋博士の『藝人春秋』<文藝春秋>を読了する。
 稲川淳二の章をはじめ。読み応え充分。
 ああ、面白かった!


 夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませ、京都芸術センターに寄って帰宅した。


 途中夕飯を挟み、MBSラジオの『松井愛のすこ〜し愛して』、『報道するラジオ』を聴く。
 『松井愛のすこ〜し愛して』は、未知やすえが相手役で、同じ吉本新喜劇の烏川耕一もゲストで出演。
 吉本新喜劇の作劇の裏側の一端も語られていて、なかなか面白かった。
 一方、『報道するラジオ』は、TPPの特集。
 TPPって、ほんまなんなんやねん。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『千春日和』を書き進めたり、2月の創作活動の総括を行ったりする。


 今日は、モンテールのとろけるプリンカフェモカを食す。
 近くのドラックランドひかりで、半額引き、税込み90円だったもの。
 チョコクリームとチョコ片ののった、とろっとした食感のカフェモカプリンで、なかなか美味しうございました。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 そして、3月がいい月でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2014年02月27日

どんよりとしたお天気の一日

 雨降り。
 どんよりとしたお天気の一日。

 気温もそこそこ上昇する。
 それでも、皆さんくれぐれも風邪などにはお気をつけくださいね。

 花粉禍は小休止か。
 これからが怖い。


 ウクライナ情勢に関して、いろいろと考えることあり。
 時が時だけに。


 元TBSのアナウンサー、ブンさんこと山本文郎が亡くなった。79歳。
 TBSの看板アナウンサーの一人として、ニュース報道のみならず、ワイドショーや芸能バラエティなど多くの番組に出演した。
 TBS退社後も、コメンテーター等で活躍する。
 数年前に、相当年下の夫人と結婚したはずだった。
 深く、深く、深く黙祷。


 スペインのギタリスト、パコ・デ・ルシアも亡くなった。66歳。
 フラメンコギターの名手名匠で、国際的に活躍した。
 深く、深く、深く黙祷。


 昨夜、ABCラジオで『山里亮太の不毛な議論』を聴いたりしながら、4時半過ぎまで仕事関係の作業を進める。


 ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも木曜日』や、ファジル・サイが弾いたモーツァルトのピアノ作品集<Warner>、リナルド・アレッサンドリーニ指揮ノルウェー歌劇場管弦楽団が演奏した同じくモーツァルトの序曲集<naïve>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『千春日和』について考えたりする。


 佐藤亜紀の『小説のタクティクス』<筑摩書房>を読了する。
 小説を読む上で、そして小説を書く上で、刺激を受けるところ非常に大な一冊だった。
 自分自身の立ち位置について、いろいろと考える。


 続けて、水道橋博士の『藝人春秋』<文藝春秋>を読み始める。
 強いつながりを持つ藝人(草野仁など、博士がそう認める人もそこには含まれている)について、水道橋博士が記した文章をまとめた一冊。
 面白し面白し。


 夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
 途中、近くのコンビニで週刊文春の小林信彦、水道橋博士、坪内祐三の連載を立ち読みする。


 夕飯後、ジョヴァンニ・アントニーニ指揮バーゼル室内管弦楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第1番&第2番<OEHMS>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『藝人春秋』を読み進めたりする。


 今日は、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 2月も、もう終わり。
 ああ。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2014年02月26日

ついに花粉が

 青空からどんよりとしたお天気に。
 雨が近づいていることが大きいのだろうけど、PM2.5の影響もあるんじゃないかと思ってしまう。

 日中、気温は上昇し、穏やかな感じの一日となる。
 が、その分花粉が活発に活動を始めたのか、目の周りがどうもおかしい。
 ついに花粉禍の季節か。
 ああ。

 夕方以降、気温は下がる。
 皆さん、くれぐれも風邪などにはお気をつけくださいね。


 昨夜、ABCラジオで『爆笑問題カーボーイ』を聴いたりしながら、3時40分近くまで仕事関係の作業を進める。


 午前中、毎週恒例の洗濯をすませる。
 花粉のことを考えれば、昨日洗濯をしておくべきだった。
 乾き、そこそこによろし。


 ABCラジオの『桑原征平の粋も甘いも水曜』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『千春日和』について考えたり、佐藤亜紀の『小説のタクティクス』<筑摩書房>を読み進めたりする。


 その後、親しく接している人が来室し、19時頃までいろいろと話しをする。
 最近の創作活動についても、助言を得たりした。

 で、19時過ぎに外出し、買い物をしたり夕食をとったりしたのち、またいろいろと話しをし、23時近くに帰宅する。
 ああ、面白かった!


 帰宅後、その人にもらったAKB48のアルバム『次の足跡』<キングレコード>を聴きながら、雑件を片づける。
 『恋するフォーチュンクッキー』や『さよならクロール』、『ギンガムチェック』の入ったアルバムだが、『強い花』というメルヘン的な歌のグロテスクさというか、居心地の悪さが強く印象に残った。


 今日は、チーズケーキやタイ焼きをごちそうになる。
 実に美味しうございました。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2014年02月25日

伊集院光って、昔「オペラの怪人」だったよなあ

 晴天。
 が、PMなんたろの影響か、どんよりとした感じが強し。

 気温も上昇する。
 それでも、皆さんくれぐれも風邪やインフルエンザなどにはお気をつけくださいね。


 原子力発電所を再稼働したり、武器を堂々と海外に売り込んだり。
 なんでもありかえ。


 昨夜、ABCラジオで『伊集院光深夜の馬鹿力』を聴いたりしながら、3時50分頃まで仕事関係の作業を進める。
 『伊集院光深夜の馬鹿力』では、伊集院さんがオールナイトニッポンの2部に登場し、本当は三遊亭楽太郎の弟子でありながら、それを隠して声楽の勉強のため留学していた人物であると嘘をつき「オペラの怪人」を名乗っていた頃の話が飛び出て、実に懐かしかった。
(伊集院さんのこの頃のことは、ずいぶん前にこの日記に記している。もしかして昨夜伊集院さんが話していた歌の先生というのは…。ありうるなあ…)


 正午過ぎに外出し、仕事関係の用件を片づける。


 ABCラジオの『とことん全力投球!!妹尾和夫です』や、サイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルが演奏したブラームスのピアノ4重奏曲第1番(シェーンベルクによる管弦楽版)<EMI>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『千春日和』について考えたりする。
 ほかに、フォルテピアノのバート・ファン・オールトが弾いたヨハン・クリスティアン・バッハの6つのソナタ作品番号5<BRILLIANT>を聴いて、CDレビューをアップした。
 詳しくは、前回の記事をご参照のほど。


 古谷田奈月の『星の民のクリスマス』<新潮社>を読了する。
 後半、わくわく感がぐっと増した。
 特に、ある言葉に強く心を動かされる。
 ああ、面白かった!


 続けて、佐藤亜紀の『小説のタクティクス』<筑摩書房>を読み始める。


 夕方になって再び外出し、夕飯用の買い物をすませ、京都芸術センターで用件を片づけ、18時半頃帰宅した。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMのベスト・オブ・クラシックで、ジャン・ギアン・ケラスの無伴奏チェロ・リサイタルのライヴ録音を聴く。
 ブリテンの無伴奏チェロ組曲第1番と第2番やコダーイの無伴奏チェロ・ソナタなどが演奏されていたが、これは実に聴き応えがあったなあ。
 ぜひ、生で聴いておきたかった。


 続けて、NHKラジオ第1で、『みうらじゅんのサントラくん』を聴く。
 今回は収録で、過去に放送された中から怪獣映画に関係した部分をセレクトした内容となっていた。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『千春日和』について考えたり、『小説のタクティクス』を読み進めたりする。


 今日は、サン・アローズの豆乳入りどら焼きを食す。
 寺町の業務スーパーで、税込み39円だったもの。
 またまた食べてしまった。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figaro at 22:29| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

フォルテピアノによるヨハン・クリスティアン・バッハの6つのソナタ作品番号5

☆ヨハン・クリスティアン・バッハ:6つのソナタ作品番号5

 独奏:バート・ファン・オールト(フォルテピアノ)
(2013年2月、6月/デジタル・セッション録音)
<BRILLIANT>94634


 いわゆる大バッハ、ヨハン・セバスティアン・バッハの11男にあたるヨハン・クリスティアン・バッハは、バロックから古典派への橋渡し役の一人として、また幼い日のモーツァルトに少なからぬ影響を与えた人物として知られるが、鍵盤楽器のために作曲した6つのソナタ作品番号5(変ロ長調、ニ長調、ト長調、変ホ長調、ホ長調、ハ短調)も、そうした彼の性質がよく表われた作品となっている。
 まず第1番の第3楽章を聴けば、その飛び跳ねるような快活な音楽には、どうしてもモーツァルトを思い出さざるをえないだろう…。

 なあんて、小難しいことはいいか。
 ロマン派以降の深淵を穿って穿って穿ち過ぎて、という激しい感情表現とは無縁だけれど、明快な音楽の中にほんの僅かな翳りがあることも事実だし、第6番(唯一の短調)の第2楽章など、ヨハン・セバスティアンの色濃い影響がうかがえて実に興味深い。

 オールトは、作品の構造をうまくとらえつつ劇性に富んだ演奏を繰り広げていて、全く過不足ない。

 ヨハン・クリスティアン・バッハの音楽なんて聴いたことない、という方にも大いにお薦めしたい一枚だ。

 なお、オールトが弾いたヨハン・クリスティアン・バッハの6つのソナタ作品番号17が、まもなく同じレーベルからリリースされる。
 こちらも、非常に愉しみである。
posted by figaro at 13:12| Comment(0) | TrackBack(0) | CDレビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月24日

仕事関係の用件を片づけ、お芝居を観た

 晴天。
 いいお天気、いい青空が続く。

 日中は、気温もいくぶん上昇したか。
 それでも、まだまだ寒さが厳しいが。
 皆さん、くれぐれも風邪やインフルエンザなどにはお気をつけくださいね。


 オリンピックが終わり、パラリンピックが始まる。


 昨夜、4時半近くまで仕事関係の作業を進める。


 朝早めに起きて、仕事関係の作業を進めたあと外出し、仕事関係の用件を片づける。

 帰りがけ下京図書館へ寄り、松田美智子の『サムライ』<文藝春秋>、木内昇の『櫛挽道守』<集英社>、渡辺和行の『フランス人民戦線』<人文書院>、ジョン・ルカーチの『歴史学の将来』<みすず書房>、高嶋進の『ジァンジァン狂宴』<左右社>を返却し、佐藤亜紀の『小説のタクティクス』<筑摩書房>、水道橋博士の『藝人春秋』<文藝春秋>、山本順二の『漱石のパリ日記』<彩流社>、小沢信男の『捨身なひと』<晶文社>、畠中恵の『ひなこまち』<新潮社>を新たに借りる。


 12時台に再び外出し、京阪で森小路へ。
 大阪市立芸術創造館の大練習室で、イッパイアンテナの16th session『オール』(大崎けんじ君脚本・演出。崎は、本当は大ではなく立)を観る。
 詳しくは、前回の記事をご参照のほど。
 ああ、面白かった!

 開演前終演後、関係各氏とお話をする。

 さらに終演後、同じ回を観た人と京阪で帰り、いろいろとお話をする。
 ああ、面白かった!

 三条で別れ、仕事関係の雑件を片づけ、夕飯用の買い物をすませ、19時台に帰宅する。


 夕飯後、フォルテピアノのバート・ファン・オールトが弾いたヨハン・クリスティアン・バッハの6つのソナタ集作品番号5<BRILLIANT>を聴いたりしながら、観劇記録の準備をしたり、仕事関係の作業を進めたり、古谷田奈月の『星の民のクリスマス』<新潮社>を読み進めたりする。


 今日は、ローソンバリューライン(山崎製パン)のメロンパンを食す。
 六角のローソンストア100で購入したもの。
 オーソドックスなメロンパン(2個)で、まあまあ美味しうございました。
 ごちそうさま!


 ウクライナの情勢が何やらきな臭くなっている。
 いろいろと考えることあり。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figaro at 23:02| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

イッパイアンテナ 16th session『オール』

☆イッパイアンテナ 16th session『オール』

 脚本・演出:大崎けんじ(崎は、本当は大ではなく立)
 演出補佐:徳山まり奈
 演出助手:勝二繁
(2014年2月24日15時開演/大阪市立芸術創造館大練習室)

*劇団からのご招待


 いっぱいあってな。
 なんて、いくら落語が重要なモティーフになった作品だったからって、そんなべたな地口、と思われるむきもあるだろうけれど、イッパイアンテナにとって16回目の本公演となる『オール』は、いろいろもろもろがいっぱい詰まった、観て本当によかったと思える公演だった。

 いっぱいあってのまず一つは、そのストーリー展開だ。
 とある地方都市を舞台に、3つの登場人物陣が次第に交差していって…、のエピソードもいっぱい、くすぐりもいっぱい、伏線もいっぱい。
 で、バーバルギャグにスラプスティックなのりと、これまでのイッパイアンテナの持ち味を随所にきかせつつ、全てが最後にしっかり結びついて、じんわりとした心持ちになることができた。
 105分から110分という長尺ゆえ、要所急所もまま見受けられたが、演劇的な仕掛けを多用して巧くかわしていたと思う。

 あと、今回久しぶりに(1年半ぶりかな)に大崎君の脚本演出の作品舞台を観て感じたことは、テンポがいくぶん遅くなって、その分、人と人との関係がじっくり描かれているということだった。
 物理的な事情のほか、もしかしたらそこには、大崎君が定期的に接している人たち(ヒントは、劇中に使われていたある音楽だが、ぶらりひょうたん的な生き方をしている僕は、往々にしてこの音楽を聴くことができていない)の影響もあるのかもしれないけれど、それより何より、それは大崎君がこの間経験したあれやこれやの反映の表われなのではないか。
 公演プログラムの「ご来場の皆さまへ」に記された、創作者表現者としての想いに加え、『オール』は、もっと生な大崎君の想いや願い、感情がこれまで以上に明示されていたように僕には思われてならない。

 日々の積み重ね、短くはない時間の経過が如実に舞台上に反映しているのは、大崎君のみならず演者陣とて同じことだろう。
 今回は、山本大樹、村松敬介、クールキャッツ高杉、渡辺綾子、小嶋海平、西村将兵(ほかに、金田一央紀が声の特別出演)という劇団員のみのキャストだったが、客演等を含む演劇活動ばかりか、各々の様々な経験体験が、劇中の人物に一層の存在感を与えていたように思う。
 個々の技術的な課題は置くとしても、そうした彼彼女らの変化変容を強く実感できたことは、とても嬉しいことだった。
(西村君の演技を観るのは今回が初めて。決めの台詞で、若干エロキューションが鋭角になり気味だったものの、その独特な雰囲気には得難いものがある。哀感と一筋縄でいかなさを兼ね備えた、日守新一のような演技者を目指して欲しい)

 長く演劇を続けること、長く劇団を続けること、てか、生き続けることには、それこそ苦労がいっぱいあるだろう。
 でも、そうした苦労がまた実り多い演技、実り多い舞台、実り多い公演、実り多い作品につながるのではないかとも僕は思う。
 イッパイアンテナの、さらなるいっぱいあってなを、僕は本当に心待ちにしたい。

 そして、ああ、面白かった!
posted by figaro at 22:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 観劇記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

お芝居を観たり、『父のこころ』の打ち合わせをしたりした

 晴天が続く。
 いいお天気、いい青空の一日。

 日中は、気温がいくぶん上昇する。
 が、まだまだ寒さが厳しい。
 皆さん、くれぐれも風邪やインフルエンザ、ノロウイルスなどにはお気をつけくださいね。


 昨夜帰宅後、4時半近くまで仕事関係の作業を進める。


 午前中、仕事関係の作業を進めたり、古谷田奈月の『星の民のクリスマス』<新潮社>を読み進めたりする。


 13時近くに外出し、自転車でアトリエ劇研へ。
 努力クラブ7『深い緑がねじれる』(合田団地君脚本・演出)を観る。
 詳しくは、前回の記事をご参照のほど。
 ああ、面白かった!

 開演前終演後、合田君をはじめ関係各氏と話しをする。


 終演後、同じ回を観に来ていた人としばらく話をしたり、仕事関係の用件を片づけたり、京都芸術センターに寄ったりして、19時半近くに帰宅した。


 夕飯後、観劇記録の準備と投稿をしたり、3月22日から京都シネマや大阪十三の第七藝術劇場で公開が始まる谷口正晃監督の『父のこころ』に関する打ち合わせをしたりする。
 『父のこころ』は、公開が本当に愉しみだ。


 今日は、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 以上、2月23日の日記。


 今日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figaro at 00:50| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月23日

努力クラブ7『深い緑がねじれる』

☆努力クラブ7『深い緑がねじれる』

 脚本・演出:合田団地
(2014年2月23日14時開演の回/アトリエ劇研)


 努力クラブ7『深い緑がねじれる』は、彼彼女らにとって大きなターニングポイントになる作品だった。

 明日まで公演が続いていることもあり、あえて詳しい内容には触れないが、この『深い緑ねじれる』が、いわゆるアクチュアリティに富んだ作品であることは確かだ。
 しかしながらここで大事なことは、そうした現代の諸状況を思い起こさせ考えさせる諸々が、後づけのもの、借り物の主義主張に発したものではなく、合田君自身の内面から表出し表現されたものであるということだろう。
 加えて、これまでの努力クラブでの経験(そこには高間響国際芸術祭での作品も含まれる)の応用変容や散文性文学性の強調、グロテスクな笑い等、様々な仕掛けもまた合田君の志向や思考、嗜好、指向と直結したものであったし、それより何より、今の合田君が何を伝えたいか、何を欲しているか、何に重きを置くか(それを登場人物の誰により強く仮託するか)が明瞭に示されていた点で、とても観応えのある舞台となっていた。
 ときに作品の構造として、いくぶんバランスを失するように感じられた部分もなくはなかったが、それも直球勝負ゆえのことと思う。
 もちろん、お客さんとの間、そして演者陣との間にかけ引きはあるだろうけれど、まずもって自らのあれこれをストレートにぶつけてみせた合田君の攻めの姿勢を高く評価したい。

 無農薬亭農薬や佐々木峻一の努力存在感も忘れてはなるまいが、演者陣ではどうしても川北唯の役とのつき具合が強く印象に残る。
 川北さんがより深い部分で自分自身の今を咀嚼再現することができれば、言い換えれば、もっと自覚的に自分自身をダシに使えるようになれば、合田君との共同作業は一層実り多いものになるのではないだろうか。
 ほかに、努力クラブの九鬼そねみ、レギュラー陣のキタノ万里、長坂ひかる、ベテラン勢の藤田かもめや七井悠(あああーああの笑みでーあの声でー)、大石英史、森田深志も、個々の技術の長短や作品とのつき具合はありながらも、合田君の作品世界に沿う努力を重ねていた。

 いずれにしても、合田君の身を切る作業は成功した。
 あとは、術後のケアをどうするかだと思う。
 当然、それは合田君自身にもしっかり求められるものだろうけど、一方で、合田君がさらけ出したもの、さらけ出したかったものと努力クラブの他の面々の向き合い方、腹のくくり方も大きく問われてくるはずだ。
 そうした点も含めて、次回の本公演も心から愉しみにしたい。
 ああ、面白かった!
posted by figaro at 23:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 観劇記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

大塚まさじさんのライヴをお手伝いした

 晴天。
 いいお天気、いい青空の一日。

 気温は下がり、寒さがとても厳しい。
 皆さん、くれぐれも風邪やインフルエンザ、ノロウイルスなどにはお気をつけくださいね。


 昨夜、KBS京都でAKB48のオールナイトニッポンを聴いたりしながら、4時近くまで仕事関係の作業を進める。
 AKB48のオールナイトニッポンをどうして聴いたかというと、柳沢慎吾がゲストで出演すると知っていたから。
 彼はまさしく仕方話の名人だから、本当は映像も欲しいところだが、声だけでもやはりおかしい。
 それにしても、深夜に相応しからぬテンションだった。
(今度は、若山富三郎さんのネタも聴きたいなあ)


 いろいろ事情があって、ナクソスのミュージックライブラリーで、ナクソス・レーベルのCD音源をいくつも試聴している。
 で、ヤーノシュ・シュベシュチェーンという人が弾いたヨハン・セバスティアン・バッハのインヴェンションとシンフォニア+アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳から(有名なメヌエット等)というアルバムが、実に聴き心地がいい。
 よい意味で教科書的というか、しっかりと音楽のツボを押さえた演奏で実にしっくりくる。
 他の音源を調べてみると、チェンバロが専門なようで、なるほどと納得がいった。
(もう20年近く昔、JEUGIA四条店のクラシック売り場のアルバイトを担当していたときに、勝手に「これを聴け!アワード大賞」に選んだ、イェネ・ヤンドーが弾いたハイドンのピアノ・ソナタ第35番〜第39番も、同様によい意味で教科書的な、しっかりと音楽のツボを押さえたしっくりくる演奏であり録音である)


 午前午後と、仕事関係の作業を進めたり、古谷田奈月の『星の民のクリスマス』<新潮社>を読み進めたりする。


 15時少し前に外出し、歩いて元・立誠小学校へ。
 谷口正晃監督の『父のこころ』の公開(3月22日。京都は京都シネマ、大阪は十三の第七藝術劇場で)を記念して開催された、同作品の主人公を演じる大塚まさじさんのライヴのお手伝いをするためなり。
 まずはご来場いただいたお客さんにきちんと接するということが第一だったのだけれど、学生時代いろいろあってトリオ・ザ・ポンチョス・ブラザーズなるフォークグループに参加しており、なおかつそのメイン・ボーカルが好んでボブ・ディランの『戦争の親玉』を歌っていたこともある人間としては、大塚さんのライヴに久方振りに接することができたことは、望外の喜びだった。
(歌はもちろんのこと、大塚さんの軽妙なおしゃべりがまた嬉しい)
 大塚さん、本当にありがとうございました。
 そして、ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました。

 そうそう、映画『父のこころ』のチケットを中瀬も取り扱っております。
 皆様、ご高覧のほど、何とぞよろしくお願い申し上げます。


 ライヴ(ばらし)の終了後、打ち上げなどに参加し、帰宅が1時半を過ぎる。


 以上、2月22日の日記。


 今日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figaro at 03:40| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月21日

作業、執筆、読書の一日

 青空は見えたものの、どんよりとした感じも強し。

 気温は再び下がり、寒さがとても厳しい。
 皆さん、くれぐれも風邪やインフルエンザ、ノロウイルスなどにはお気をつけくださいね。


 東京都の公立図書館で、『アンネの日記』やアンネ・フランク、ホロコーストに関する書籍が破損されているとのこと。
 なんともいやな話だ。


 昨夜、4時過ぎまで仕事関係の作業を進める。
 なお、昨夜はナインティナインのオールナイトニッポンはパスした。
 スペシャルウィークならではのゲストがいやだったので。
 と、言ってもゲストの三池崇史監督やウーマンラッシュアワーがいやなのではなく、家族の中に他人が混じっているような微妙な緊張感、距離感が好みでないため。
 これが出川哲朗や東野幸治、めちゃイケメンバーだと、話は違うんだけど。


 午前午後と、KBS京都の『妹尾和夫のパラダイスkyoto』、フォルテピアノのバート・ファン・オールトが弾いたヨハン・クリスティアン・バッハの6つのソナタ作品番号5<BRILLIANT>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『千春日和』について考えたり、古谷田奈月の『星の民のクリスマス』<新潮社>を読み進めたりする。


 夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませ、京都芸術センターに寄って18時半に帰宅した。


 ある用件でNTTの116に連絡しなければならなくなったのだが、なんと116の受付は17時までと。
 当方は置くとして、普段平日の日中に働いていて家電を持っている人たちのことをNTTはなんにも考えていないのか。
 それとも、国民総携帯の時代には17時までのサービスで充分ということか。
 なんだかなあ、である。


 夕飯後しばらく間を置いて、MBSラジオの『報道するラジオ』を聴く。
 今夜は、報道の自由に関する特集が組まれていた。


 仕事関係の作業を進めたり、『千春日和』を書き進めたり、『星の民のクリスマス』を読み進めたりする。


 今日は、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2014年02月20日

いろいろ苦戦中

 晴天。
 いいお天気、いい青空が続く。

 気温も少し上昇したか。
 それでも、まだまだ寒さは厳しいが。
 皆さん、くれぐれも風邪やインフルエンザ、ノロウイルスなどにはお気をつけくださいね。


 馬鹿につける薬はない。
 馬鹿は死ななきゃなおらない。
 死もまた社会奉仕だ。


 昨夜、ABCラジオで『山里亮太の不毛な議論』を聴いたりしながら、4時過ぎまで仕事関係の作業を進める。
 『不毛な議論』はマツコ・デラックスがゲストで、なかなか玄人好みしそうなことを語っていた。


 午前中、毎週恒例の洗濯をすませる。
 ああ、すっきりした!


 その後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『千春日和』について考えたりする。


 高嶋進の『ジァンジァン狂宴』<左右社>を読了する。
 正直、構成的にも文章的にも気になる点はいろいろとあるのだが、著者の強い想いを表わすためには、きっとこのスタイルしかなかったのだろうなとも思う。
 死の気配が非常に濃い一冊だった。


 夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
 帰りがけ、コンビニで週刊文春の小林信彦、坪内祐三、水道橋博士の連載記事を立ち読みした。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『千春日和』を書き進めたり、古谷田奈月の『星の民のクリスマス』<新潮社>を読み始めたりする。
 『千春日和』は、なんとか原稿用紙20枚分を超えたが、展開等で迷う。
 書きたいことははっきりしているし、大まかな筋も頭の中にはあるのだが、それをどう文章にするかで苦戦している。
 ただ、書き焦ると陳腐なものになってしまうので、それにも注意しないといけないのだが。
(この作品を書き終えたら『爛れる』に取りかかるつもり。そして、シナリオとは展開ラストともに大きく書き変えようと思っている)


 今日も、サン・アローズの豆乳入りどら焼きを食す。
 寺町の業務スーパーで、税込み39円だったもの。
 値段もあってだけれど、なんやかんや言うて結局このどら焼きを食べている。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figaro at 22:57| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月19日

『ぶらあぼ』3月号を手に入れた

 どんよりとした感じから、晴天へ。
 いいお天気、いい青空となる。

 気温は若干上昇したが、それでもまだまだ寒さが厳しい。
 皆さん、くれぐれも風邪やインフルエンザ、ノロウイルスにはお気をつけくださいね。


 夜郎自大、忌むべし。
 それにしても、たがが外れまくっているというほかない。
 そして、莫迦を支える者や莫迦を許容する者こそ一番の莫迦だと改めて思う。
 自省あるのみ。


 昨夜、ABCラジオで『爆笑問題カーボーイ』を聴いたりしながら、4時半近くまで仕事関係の作業を進める。


 午前午後と、ラジオ番組やフォルテピアノのバート・ファン・オールトが弾いたヨハン・クリスティアン・バッハの6つのソナタ作品番号5<BRILLIANT>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『千春日和』を書き進めたり、高嶋進の『ジァンジァン狂宴』<左右社>を読み進めたりする。


 17時過ぎに外出し、仕事関係の用件を片づけ夕飯用の買い物をすませたのち、大垣書店四条店で念願の『ぶらあぼ』3月号を手に入れ、京都芸術センターに寄って18時半過ぎに帰宅した。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMでネヴィル・マリナー指揮NHK交響楽団の定期公演の実況中継を聴く。
 オール・モーツァルト・プログラムで、交響曲第35番「ハフナー」、ピアノ協奏曲第22番(ティル・フェルナーの独奏)、交響曲第39番が演奏されていた。
 マリナーといえば、映画『アマデウス』でもおなじみの、手兵アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ(ASMF。日本では、アカデミー室内管弦楽団で知られる)とのモーツァルト演奏がすぐに思い浮かぶ。
 一方ティル・フェルナーは、アンコールのリストも含めてこれ見よがしでない演奏で、聴いていてしっくりとくる。
 できれば実演に接してみたい。

 続けて、クリスティアン・バッハのソナタを再び聴く。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『千春日和』を書き進めたり、『ジァンジァン狂宴』を読み進めたりする。


 今日は、サン・アローズの豆乳入りどら焼きを食す。
 寺町の業務スーパーで、税込み39円だったもの。
 粒あんのどら焼きなり。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figaro at 22:44| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月18日

ぶらあぼの3月号は手に入らなかった

 どんよりとした感じは強いものの、陽光の見えるお天気。

 気温はまたも下がり、寒さがとても厳しい。
 皆さん、くれぐれも風邪やインフルエンザ、ノロウイルスにはお気をつけくださいね。


 昨夜、ABCラジオで『伊集院光深夜の馬鹿力』を聴いたりしながら、4時半過ぎまで仕事関係の作業を進める。


 ABCラジオの『とことん全力投球!!妹尾和夫です』や、フォルテピアノのバート・ファン・オールトが弾いたヨハン・クリスティアン・バッハの6つのソナタ作品番号5<BRILLIANT>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『千春日和』について考えたりする。
 『とことん全力投球!!妹尾和夫です』では、かつて妹尾さんが主宰する劇団パロディフライ(の公演)にも参加し、惜しくも先日亡くなった、東京プリンの牧野隆志について語られていた。


 ジョン・ルカーチの『歴史学の将来』<みすず書房>を読了する。
 読んでいる際、「おや?」「ううん?」と思った点に関しては、巻末の解説で監修の近藤和彦が的確な指摘を行っており、大いに納得がいった。
 いずれにしても、歴史学を学びなおかつ小説を書いている人間にとって、非常に興味深く刺激を受けるとこを大きな一冊だった。


 夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
 帰りがけ、大垣書店四条店に寄ったが、まだ『ぶらあぼ』の3月号は届いていなかった。
 雪の影響か。
 いずれにしても、残念。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMのベスト・オブ・クラシックで、昨年のプラハの春音楽祭から、ヴァーツラフ・ルクス指揮コレギウム1704&コレギウム・ヴォカーレ1704のコンサートのライヴ録音を聴く。
 ミスリヴェチェクのオラトリオ『われらの主、イエス・キリストの受難』が演奏されていた。
 古典派の作品らしい明澄な音楽で、清新な演奏もあってなかなかの聴き応えだった。

 続けて、再びクリスティアン・バッハのソナタを聴く。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『千春日和』を書き進めたり、高嶋進の『ジァンジァン狂宴』<左右社>を読み始めたりする。
 『ジァンジァン狂宴』は、今は亡き名優中村伸郎がイヨネスコの『授業』を毎週金曜22時スタートでロングラン上演したことでも知られる伝説の小劇場ジァンジァンについて、その設立者である著者(作中では了作)が綴った小説である。
 面白し。


 今日は、ハッピーボックスのクッキータイム・ミックスベリー風味を食す。
 六角のローソンストア100で30円引きだった、マレーシア原産のもの。
 ブルーベリー風味のジャムの入ったビスケットで、まあまあ美味しうございました。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2014年02月17日

京都芸術センターでいろんな人と遇った

 どんよりとした感じはありつつも、青空の見えるお天気。
 しかしながら、山梨等東日本では、未だ雪害が続くと。
 重ねて大禍ないことを祈る。

 気温はいくぶん上昇したか。
 それでも、まだまだ寒さは厳しいが。
 皆さん、くれぐれも風邪やインフルエンザ、ノロウイルスにはお気をつけくださいね。


 ラジオ深夜便を聴いたりしながら、結局明け方5時半頃まで起きる。
 途中までは仕事関係の作業を進めたり、『千春日和』について考えたりしていたのだが、終盤ネットサーフィンに逃げてしまった。
 度し難し。


 11時過ぎに起きて、フォルテピアノのバート・ファン・オールトが弾いたヨハン・クリスティアン・バッハの6つのソナタ作品番号5<BRILLIANT>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『千春日和』を書き進めたり、ジョン・ルカーチの『歴史学の将来』<みすず書房>を読み進めたりする。
 『千春日和』は、ようやく原稿用紙に換算して18枚分になった。
 苦心惨憺。


 17時過ぎに外出し、仕事関係の用件を片づけ夕飯用の買い物をすませたのち、京都芸術センターへ。
 本当は人と会う予定が入ったのだけれど、結局待ち人は来らず。
 その代わり、イッパイアンテナや努力クラブ、ナントカ世代の出演者関係者の面々と立ち話をしたり、あいさつをしたりすることができた。
 イッパイアンテナ(『オール』)と努力クラブ(『深い緑がねじれる』)は今週中から、ナントカ世代(『たちぎれ線香売りの少女』)も来週と公演が間近に迫っているが、皆さんぜひともいい公演いい本番となるよう祈っています!
(なお、いずれの公演も拝見する予定で、とても愉しみだ)

 で、18時過ぎに帰宅した。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMのベスト・オブ・クラシックで、2013年のプラハの春音楽祭からピーター・ウンジャン指揮フランス放送フィルのコンサートのライヴ録音を聴く。
 スメタナの連作交響詩『わが祖国』全曲が演奏されていたが、通常チェコ・フィルが演奏にあたるこの曲をフランス放送フィルが担当したのは、昨年のプラハの春音楽祭全体のテーマがフランスだったからだとのこと。
 ちなみに、ピーター・ウンジャンはカナダ出身の指揮者だけど、東京クヮルテットの黄金時代のヴァイオリン奏者といったほうがわかりやすいかもしれない。


 続けて、ラジオ第1の『DJ日本史』を聴く。
 今回は「天災史」のタイトルで、日本史上に名を残すいくつかの自然災害がとり上げられていた。
 この番組、ついつい聴いてしまうんだよね。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『歴史学の将来』を読み進めたりする。


 今日は、サン・アローズの豆乳入りどら焼きを食す。
 寺町の業務スーパーで、税込み39円だったもの。
 粒あんのどら焼きで、値段相応のお味です。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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京都は晴天だったが

 晴天。
 いいお天気、いい青空の一日となる。
 ただし、山梨など東日本では豪雪が続いていたと。
 大禍ないことを祈りたい。

 気温はいくぶん上昇したか。
 それでも、皆さんくれぐれも風邪やインフルエンザ、ノロウイルスにはお気をつけくださいね。


 俳優の黒木華さんが、山田洋次監督の『小さいおうち』での演技を評価され、ベルリン国際映画祭で最優秀女優賞を受賞したとのこと。
 黒木さん、本当におめでとうございます!


 昨夜、4時半頃まで仕事関係の作業を進める。


 朝早めに起きて、NHK・FMの『名演奏ライブラリー』を聴く。
 今回は先頃亡くなったクラウディオ・アバドの特集で、ロンドン交響楽団とのメンデルスゾーンの交響曲第4番「イタリア」やシカゴ交響楽団とのマーラーの交響曲第1番などが放送されていた。

 その後も、同じNHK・FMの『トーキング・ウィズ松尾堂』や『きらクラ!』を聴く。


 仕事関係の作業を進めたり、ジョン・ルカーチの『歴史学の将来』<みすず書房>を読み進めたりする。


 15時頃に外出して仕事関係の用件を片づけたのち、壱坪シアタースワンへ行って、月面クロワッサンの番外公演 〜月面クロワッサンのおもしろ演劇集〜 『横山清正のひとり芝居、と落語「すてき」』のAB両ブロックを観る。
 詳しくは、前回の記事をご参照のほど。
 ああ、面白かった!

 AブロックとBブロックの間に間がだいぶんあったので、近くのマクドで時間を過ごす。
 いろいろあって、あっという間に時間が経ってしまった。


 終演後、夕飯用の買い物をすませ、22時半頃帰宅した。


 帰宅後、フォルテピアノのバート・ファン・オールトが弾いたヨハン・クリスティアン・バッハの6つのソナタ集作品番号5<BRILLIANT>を聴いたりしながら、観劇記録の準備と投稿を行う。


 以上、2月16日の日記。


 今日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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月面クロワッサン番外公演 横山清正のひとり芝居、と落語「すてき」

☆月面クロワッサン番外公演 〜月面クロワッサンのおもしろ演劇集〜
 横山清正のひとり芝居、と落語「すてき」

 *Aブロック 16時開演
 脚本・演出:合田団地、高間響、鯖ゼリー

 *Bブロック 20時開演
 脚本・演出:玉木青、向坂達矢&落語『粗忽長屋』
(2014年2月16日/壱坪シアタースワン)


 月面クロワッサンの番外公演 〜月面クロワッサンのおもしろ演劇集〜の第二段となる、横山清正のひとり芝居、と落語「すてき」のAB両ブロックを観たが、いやあ面白かったなあ。
 そして、横山君の演技者としての魅力、まじめさや独特のフラ(まじめな人間が熱心に何かやるのに、それがずれておかしみが出る)、幅の広さを改めて確認することができた。

 再演だってあるかもしれないのであえて詳しい内容については触れないけど、散文性に富んでる上に内面の意識が吐露されているという意味で私小説的ですらある合田団地(だからこそ気になるというか、合田君に確かめたいことがあるんだけど、ここではもちろん記さない)、笑いのツボをしっかり押さえながらも政治的社会的な志向嗜好思考が強く加味された高間響、自己言及的な構造を活かして脱臼に脱臼を重ねる鯖ゼリー(僕の好みによく合っていて大いに笑ったが、全体のピークを考えれば、エピソードを一つか二つ抜いてもよかったかもしれない)、作品の結構としても、批評性とサービス精神の兼ね合いとしても二重仕掛けが巧みな玉木青、知性と稚性、痴性が混じり合う自己韜晦と衒学趣味、そしてリリカルさに満ちた向坂達矢という、一癖も二癖もある脚本(演出)に対してがっぷりよつに組み、横山清正は、あるは大きな笑いを、あるはおかかなしさを、あるはしみじみとした心持ちを、あるはつかみどころのない不安さを見事に生み出して、十分十二分どころか、十五分二十分に満足がいった。
 当然、各々の作家演出家の特性に沿う努力を重ねていた点も高く評価すべきだろう。

 初挑戦に加え、最後の最後ということもあってか落語の『粗忽長屋』では、苦心惨憺奮戦苦闘ぶりが若干前に出てしまっていたけれど、千葉繁(『うる星やつら』のメガネだっちゃ)ばりの張りのある声とメリハリのきいた口跡は落語むきであるとも思った。

 細かく言い出せば、ライヴ特有の傷とともに、横山君の癖もところどころに見受けられて、今後プロを目指していく場合の小さからぬ課題の一つとなるようにも感じられたが、それも月面クロワッサン等の公演のみならず、今回のようなワンマンライヴ企画を重ねていくことでクリアされていくものと信じる。

 いずれにしても、横山清正のさらなる飛躍活躍を心から期待したい。
 ああ、面白かった!
posted by figaro at 00:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 観劇記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月15日

豪雪の大禍がないことを祈る

 雨降りの一日。
 どんよりとしたお天気が続く。
 東日本では豪雪とのことだ。
 大禍ないことを祈る。

 気温は少しだけ上昇したものの、それでも寒さはとても厳しい。
 皆さん、くれぐれも風邪やインフルエンザ、ノロウイルスなどにはお気をつけくださいね。


 ソチ冬季オリンピックのフィギュアスケート男子で羽生結弦が優勝し、金メダルを獲得した。
 おめでとうございます。


 明け方5時近くまで、仕事関係の作業を進める。


 午前中、仕事関係の作業を進める。


 正午過ぎに外出し、仕事関係の予定をすませる。


 帰宅後、フォルテピアノのバート・ファン・オールトが弾いたヨハン・クリスティアン・バッハの6つのソナタ作品番号5<BRILLIANT>やラジオ番組を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、渡辺和行の『フランス人民戦線』<人文書院>を読み進めたりする。


 夕飯を挟み、MBSラジオの『茶屋町MBS劇場』を途中から聴く。
 今は亡き先代の桂春蝶(懐かしい!)の『猫の忠信』と桂春団治の『皿屋敷』が放送されたほか、桂小春団治がゲストとして出演していた。
 それにしても、春団治師匠の『皿屋敷』は、滋味あふれる面白さだなあ。


 続けて、NHK・FMの『クラシックの迷宮』を聴く。
 今週は「試聴室」で、セルビア出身のヴァイオリニスト、ネマニャ・ラドゥロヴィチの特集。
 大植英次指揮イタリア国立放送交響楽団の伴奏によるヴァイオリン協奏曲第1番などパガニーニの作品が放送されていたが、技巧といい音の色気といい、確かに気になるヴァイオリニストだ。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『千春日和』を書き進めたりする。


 『フランス人民戦線』を読了する。
 政治的経済的側面ばかりではなく、文化的側面(レジャー・レクリエーション)におけるフランス人民戦線の業績が考察されていて、非常に興味深く刺激を受けた一冊だった。
 少し気になったのは、演劇や映画に関するフランス人民戦線政府の取り組みが記されていながら、音楽に関する記述が全くなかったこと。
 もしかしたら、それは作曲家のオネゲルをオネッガーと著者(渡辺和行)が表記していることともつながっているのではないか。


 続けて、ジョン・ルカーチの『歴史学の将来』<みすず書房>を読み始める。
 1924年にブダペストで生まれたジョン・ルカーチは、第二次世界大戦中収容所で強制労働を課せられたのちアメリカに渡り、歴史学者として活動を続けてきた。
 彼の著書は、しばらく前に『評伝ジョージ・ケナン』<法政大学出版局>を読んだことがある。
 その姿勢には、学ぶところ大だ。


 過去に目を閉ざす者は、未来に対しても盲目となる。
(ヴァイツゼッカー元ドイツ大統領の言葉)

 過去に目を閉ざさせようとする目くらましが横行する世の中だ。
 自省あるのみ。


 今日は、神戸屋のもちもち・たまごむしを食す。
 近くのグルメシティで、税込み60円に値下げされていたもの。
 もちもちとした食感のたまご蒸しパン(小ぶりのものが3個)で、まあまあ美味しうございました。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figaro at 23:07| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

雪 そして、雨

 雪、雪、雪。
 午後になって雪はやんだが、今度は雨。
 どんよりとしたお天気の一日。

 気温もぐぐっと下がって、寒さがとてつもなく厳しくとてつもなく激しい。
 寒い寒い寒い寒い寒い。
 皆さん、くれぐれも風邪やインフルエンザ、ノロウイルスにはお気をつけくださいね。


 昨夜、ナインティナインのオールナイトニッポンはパスをして、ネットでCDのさわりの部分の試聴をしたりしながら、4時20分頃まで仕事関係の作業を進める。


 午前中、仕事関係の予定をすませる。


 で、午後の予定は相手の都合で延期となり、フォルテピアノのバート・ファン・オールトが弾いたヨハン・クリスティアン・バッハの6つのソナタ作品番号5<BRILLIANT>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『千春日和』を書き進めたり、渡辺和行の『フランス人民戦線』<人文書院>を読み進めたりする。
 『千春日和』は、ようやく書き進めることができた。


 迷いに迷ったが、結局18時近くに外出し、地下鉄で北山まで行き、京都コンサートホール大ホールでフライブルク・バロック・オーケストラの来日コンサート(J.S.バッハ:「ブランデンブルク協奏曲」全曲)を聴く。
 詳しくは、前回の記事(コンサート記録)をご参照のほど。
 ああ、面白かった!
 ああ、愉しかった!
 ああ、素晴らしかった!


 優れた音楽と演奏を聴き、夕飯用の買い物をすませてよい心持ちで帰宅(22時過ぎ)したら、自転車置き場の当方の自転車が無惨にも押し倒されていた。
 どうも悪しき住人か何かがいるようで、当方のものばかりでないが、時折自転車が押し倒されていることがある。
 度し難し。
 悪人ばらに天罰天誅よくだれ!


 遅めの夕飯後、コンサート記録の準備と投稿を行う。


 以上、2月14日の日記。


 今日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figaro at 00:49| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

フライブルク・バロック・オーケストラの来日コンサート(ブランデンブルク協奏曲全曲)

☆フライブルク・バロック・オーケストラ
 J.S.バッハ:「ブランデンブルク協奏曲」全曲

 演奏:フライブルク・バロック・オーケストラ
 音楽監督:ペトラ・ミューレヤンス、ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ
 会場:京都コンサートホール大ホール
 座席:3階 LB−1列9番
(2014年2月14日19時開演)


 雪は降ったし、寒さは厳しいし。
 どうしよっかなあ、正直バッハって言うほど好みじゃないし。
 と、一応当日券の有無は確認しておいたものの、迷いに迷ったコンサートだったが、先頃ハルモニアムンディ・フランス・レーベルからリリースされたフライブルク・バロック・オーケストラが演奏したブランデンブルク協奏曲のCD録音のさわりをネットで試聴して、初志貫徹、これは聴いておくべしと決断した。

 で、やっぱり足を運んで大正解。
 音楽の愉しみに満ちあふれた、とっても聴き応えのあるコンサートだった。

 今日は、ホルン2にオーボエ3、ファゴットと編成の大きな第1番に始まり、ヴァイオリン抜きでヴィオラ・ダ・ガンバが混じった極小編成の第6番、トランペット、オーボエ、リコーダー、ヴァイオリンがソロを務める第2番(ここで休憩)、弦楽器のみの第3番、チェンバロ、フラウト・トラヴェルソ、ヴァイオリンのソロによる有名な第5番、そしてリコーダー2本とヴァイオリンがソロの第4番という順番で全曲が演奏されたが、ソロとリーダーを分けあったヴァイオリンのミューレヤンスとフォン・デア・ゴルツのもと、ピリオド楽器の腕扱き奏者が集まったフライブルク・バロック・オーケストラは、スタイリッシュでスポーティー、なおかつインティメートな雰囲気も豊かなアンサンブルでもって、バラエティに富んだブランデンブルク協奏曲の要所急所、音楽のツボ(例えば、音楽の舞踊性であるとか)を巧みに押さえた優れた演奏を生み出していた。
 また、トランペットやトラヴェルソ、リコーダー、チェンバロといったソロの名技に加え、それを支える楽器との掛け合いも見事で、ああもっともっとこの音楽、この演奏を聴いていたいと思ってしまったほど。
 2時間があっという間に過ぎてしまった。

 しかも、これだけ愉しめたというのに、チケット料金はたったの3500円!
 一番高い席でも4500円。
 お客さんの入りがあまりよくなかったのが、本当に申し訳ないくらい。

 ああ、面白かった!
 ああ、愉しかった!
 ああ、素晴らしかった!

 そして、できれば今度はフライブルク・バロック・オーケストラが演奏する古典派や初期ロマン派の作品にも接してみたい。
posted by figaro at 00:28| Comment(0) | TrackBack(0) | コンサート記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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