☆NHK新春特別ドラマ
贋作坊っちゃん 小林信彦『うらなり』より
原作 小林信彦『うらなり』、夏目漱石『坊っちゃん』
脚本 中瀬八郎
昭和9年のある日、古賀(柄本明)は、かつて愛媛県松山の中学校で同僚だった堀田(浜田晃)と銀座の名曲喫茶で再会する。
二人が同時に取り出したものは、彼らと東京出身の新任教師の三人で撮影した古い記念写真だった。
そして、古賀と堀田はそのちょっと風変わりだった新任教師の想い出を語り始める。
キャスト
新任教師、帝大生(篠田麻里子二役)、若き日の古賀(柄本佑)、若き日の堀田(浜田学)、教頭(利重剛)、吉川(阿部サダヲ)、校長(中村梅雀)、古賀の姉(占部房子)、遠山の令嬢(小嶋陽菜)、漢学の先生(品川徹)、荻野夫妻(内山森彦、大森暁美)、いか銀(渡辺哲)、清(草村礼子)、芸者(鷲尾真知子、秋元才加)、書記川村(すがぽん)、古賀に見合いを勧める女性(渡辺えり)、古賀の見合いの相手(よこえとも子)、名曲喫茶の店主(外波山文明)、名曲喫茶の女給(宮澤佐江)、特高刑事(木下ほうか)
音楽
マーラー:交響曲第4番、吉俣良(近衛秀麿指揮新交響楽団、井上道義指揮NHK交響楽団)
なお、この『贋作坊っちゃん』は三夜連続の新春特別ドラマの第三夜にあたる。
第一夜には、前田敦子主演の『伊豆の踊子』、第二夜には、高橋みなみ主演、大島優子、高橋克実、高橋ひとみ、寺尾聡共演の『翼は心につけて』がそれぞれ放映された。
2011年11月16日
2011年01月03日
妄想映画館『みすずかる』(1960年、東映東京)
『みすずかる』(1960年、東映東京)
監督:今井正
脚本:水木洋子、中瀬八郎
*物語
昭和10年、特高刑事溝呂木(伊藤雄之助)の硬軟織り交ぜた取り調べに転向を余儀なくされた帝大生下総信一(江原真二郎)は、義兄で民憲党代議士の相馬(宮口精二)から、自らの選挙区である長野県の某市の実地調査を勧められる。
そこで信一は信州の農民の現状を知るとともに、地元の名士高遠祝(加藤嘉)の娘美鈴(中原ひとみ)と出会う。
そして、いつしか二人は深く愛情を抱きあう仲となる。
祝も、誠実な信一の真情を認め、二人の恋を黙認する。
ところがそんなとき、祝が急な病に倒れてしまう。
信一と美鈴の親密な様子を快く思っていなかった美鈴の継母富子(長岡輝子)は、この機に乗じて前々から持ち込まれていた北畠伯爵(三國連太郎)との縁談を強引に押し進める。
一方、信一も友人の活動家高城(木村功)から預かった文書のために、再び特高警察に追われる身となる。
追い詰められた二人は、信濃川に身を投じようとするが、北畠伯爵と溝呂木らによってそれも阻まれる。
それから10年の歳月が流れ、南方から奇跡的に復員した信一は、美鈴が農地解放運動の先頭に立っていることを高城に知らされる。
10年ぶりに長野を訪れた信一は、美鈴と強く手を取り合うのだった。
監督:今井正
脚本:水木洋子、中瀬八郎
*物語
昭和10年、特高刑事溝呂木(伊藤雄之助)の硬軟織り交ぜた取り調べに転向を余儀なくされた帝大生下総信一(江原真二郎)は、義兄で民憲党代議士の相馬(宮口精二)から、自らの選挙区である長野県の某市の実地調査を勧められる。
そこで信一は信州の農民の現状を知るとともに、地元の名士高遠祝(加藤嘉)の娘美鈴(中原ひとみ)と出会う。
そして、いつしか二人は深く愛情を抱きあう仲となる。
祝も、誠実な信一の真情を認め、二人の恋を黙認する。
ところがそんなとき、祝が急な病に倒れてしまう。
信一と美鈴の親密な様子を快く思っていなかった美鈴の継母富子(長岡輝子)は、この機に乗じて前々から持ち込まれていた北畠伯爵(三國連太郎)との縁談を強引に押し進める。
一方、信一も友人の活動家高城(木村功)から預かった文書のために、再び特高警察に追われる身となる。
追い詰められた二人は、信濃川に身を投じようとするが、北畠伯爵と溝呂木らによってそれも阻まれる。
それから10年の歳月が流れ、南方から奇跡的に復員した信一は、美鈴が農地解放運動の先頭に立っていることを高城に知らされる。
10年ぶりに長野を訪れた信一は、美鈴と強く手を取り合うのだった。


