雨も降る。
気温は若干下がったか。
肌寒さを感じることはなかったが。
それでも、花粉症は続く。
目の周りの痒みやくしゃみに悩まされる。
やれやれ。
ラジオ深夜便を聴いたりしながら、明け方5時まで仕事関係の作業を進めたり、『千春日和』について考えたりする。
ラジオ深夜便の4時台には、欽ちゃんこと萩本欽一の座談企画がスタートした。
初回のゲストは関根勤で、お客さんとのやり取りを交えながらも、ところどころ欽ちゃんの芸や笑いに対する考え方が率直に語られていて興味深かった。
まだ「さぐりさぐり」の感じも否めないが、今後ゲストの顔触れによっては相当面白くなっていくのではないか。
それこそ、最近対談集を出した小林信彦や、これまでライバルと目されてきた芸人喜劇人たちなどとの掛け合いを心待ちにしたい。
朝早くから、近所の建築作業がかまびすしい。
連休もへったくれもない突貫工事である。
神罰よ下れ!
ギターのミロシュ・カラダグリッチとヤニク・ネゼ=セガン指揮ロンドン・フィルが演奏したロドリーゴのアランフェスの協奏曲&ある貴紳のための幻想曲他<ドイツ・グラモフォン>(2回)、クルト・マズア指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団他が演奏したメンデルスゾーンの交響曲第2番と、ソプラノのバーバラ・ボニーがジェフリー・パーソンズのピアノ伴奏で歌った同じくメンデルスゾーン&ファニー・メンデルスゾーンの歌曲集<ともにTELDEC>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『千春日和』について考えたりする。
ボニーは、メンデルスゾーンの交響曲のほうにもソリストとして参加している。
特に、トラック9のソプラノ2重唱は、若き日の彼女の伸びがあって澄んだ歌声を存分に愉しむことができるのでお薦めだ。
と、言うか、ボニーのベスト・アルバム(宗教曲を集めた輸入盤)でこの部分に触れたことがきっかけで、交響曲そのもののCDを手に入れようと思ったのだった。
青山雅英の『ナガサキの原爆を撮った男 評伝山端庸介』<論創社>を読了する。
著者にとって祖父、並びに曾祖父にあたる人物の生涯を追った著書であるが、「はじめに」にあるような「私情を排除して事実を追」う、その姿勢に好感を抱く。
そして、山端庸介が被爆直後の1945年8月10日未明に長崎に入り、その惨状を撮影する姿を再現した第7章の「長崎」がやはり圧巻だった。
(おにぎりを持った母子や、赤ちゃんに授乳する若い母親という被爆者を撮影したあの印象深い写真が、山端庸介によるものであるということを初めて知った。不勉強を恥じる)
夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
雨のために歩いて外出したこともあり、1時間ほどかかってしまった。
夕飯後、しばらく間を置いて、NHKラジオ第1の『DJ日本史』を聴く。
「胸にグッとくる あの人の名言」の題で、歴史上に残る名言についていろいろと語られていた。
続けて、ロドリーゴのCDを聴く。
仕事関係の作業を進めたり、『千春日和』について考えたり、高橋源一郎の『恋する原発』<講談社>を読み始めたりする。
『恋する原発』は、高橋源ちゃんらしい痛烈で痛切な小説だ。
今日は、モンテールの牛乳と卵のデザートワッフルを食す。
近くのドラッグランドひかりで、半額引き、税込み54円だったもの。
しつこくない甘さのワッフル(2個)で、なかなか美味しうございました。
ごちそうさま!
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。