いいお天気、いい青空になる。
気温も上昇し、穏やかな一日。
その分花粉症も出て、身体が重だるし。
やれやれ。
国民投票に関する与野党8党の動きが、なんだか大政翼賛会への道のように思えてならない。
むろん、僕は何がなんでも憲法を改めてはならないなどとは思っていない。
ただ、今の安倍内閣自民党以下が推し進めている諸々に対して、胡散臭さきな臭さを強く感じてしまっていることも事実だ。
注視していかなければ。
昨夜、グレン・グールドが弾いたモーツァルトのピアノ・ソナタ集<SONY/BMG>や大原櫻子のオールナイトニッポンZEROを聴いたりしながら、4時40分まで西村賢太の『一私小説書きの日乗 憤怒の章』<文藝春秋>を読み進めたり、『千春日和』を書き進めたりする。
『千春日和』は、ようやく終わりが見えてきたか。
朝早くから、近所の建築作業が、ごたあんがたあん、ごおんぐおん、ぐいいぎいいとかまびすしい。
ああ、また始まったか。
うっとうしいったらありゃしない。
近所迷惑の極みだ。
ABCラジオの『とことん全力投球!!妹尾和夫です』を聴く。
ニュースコーナーではたっぷり時間をとり、先月末に亡くなった蟹江敬三について妹尾さんが語っていた。
常々、蜷川幸雄に私淑していることを公言している妹尾さんだが、その蜷川さんと出会うきっかけとなった現代人劇場の公演で蟹江さんが見事な演技を行っていたこと、たまたま蟹江さんの近所(明大前)に住んでいて、乳母車を押しながら散歩している蟹江さんに何度も遭遇したこと、18年前のMBSのドラマ(『いつかライオンの夢を』)で共演が適ったものの、大好きな蟹江さんが相手だけに緊張して演技が上ずってしまったこと等々、妹尾さんの「真情」がしっかり伝わってきて、実に聴き応えがあった。
ほかに、ウェラー・カルテットが演奏した『モーツァルトのカルテット・パーティ』<タワーレコード/DECCA>(2回)やグールドのモーツァルトを聴く。
仕事関係の作業を進めたり、『千春日和』について考えたりする。
『一私小説書きの日乗』を読了する。
西村さんの健康状態を心配はしつつも(人様のことを心配する前にまずは自分のことを心配しろよ! と呼ぶ声あり。いやだから、西村さんとは同じ病気だし)、その日乗(常)を大いに愉しむ。
ああ、面白かった!
続けて、山田詠美の『ジェントルマン』<講談社>を読み始める。
設定筆運びはもちろんのこと、登場人物間の掛け合いにも、ああ山田詠美だなあと思わされる。
夕方になって外出し、京都芸術センターで用件をすませ、夕飯用の買い物をすませて帰宅した。
途中夕飯を挟み、NHK・FMのベスト・オブ・クラシックで、クラウディオ・アバド指揮ベルリン・フィルのコンサートのライヴ録音を聴く。
2013年5月18日というから、アバドにとって最晩年のコンサートということになるが、メンデルスゾーンの『夏の夜の夢』の序曲と音楽(抜粋)にベルリオーズの幻想交響曲が演奏されていた。
いずれも夢幻の世界を舞台にした作品で、アバドらしいテーマ性を強く感じるプログラミングだ。
続けて、『モーツァルトのカルテット・パーティ』とグールドのモーツァルトを聴く。
夕飯後、『ジェントルマン』を読み進めたり、『千春日和』を書き進めたりする。
『ジェントルマン』とは、非常に意味深なタイトルである。
今日は、山崎製パンのきんつばを食す。
グルメシティで、税込み64円に値下げされていたもの。
オーソドックスなきんつばで、まあまあ美味しうございました。
ごちそうさま!
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。