晴天。
いいお天気、いい青空が続く。
気温も上昇し、日中は暖かさを強く感じる。
ようやく春めいてきたか。
その分、花粉症の出が激しく、目の周りのかゆみや首筋のがさがさ、くしゃみの連発に悩まされたが。
やれやれ。
イラストレーターの安西水丸が亡くなった。71歳。
イラスト作品のほか文筆活動も行い、村上春樹との『象工場のハッピーエンド』や『村上朝日堂』、『ランゲルハンス島の午後』、『夜のくもざる』でも知られた。
手元にある、村上春樹の『螢・納屋を焼く・その他の短編』<新潮文庫>のカバーの安西さんのイラストを目にする。
深く、深く、深く黙祷。
昨夜、3時半頃まで仕事関係の作業を進める。
朝早くから、近所の建築作業がかまびすしい。
そういえば、春分の日も土曜もずっと作業をしていたんだった。
このすっとこどっこいのおたんこなすめが!
(作業の方々よりも、やらせてる連中に腹が立つ)
正午過ぎに外出し、仕事関係の用件を片づける。
帰宅後、トン・コープマン指揮アムステルダム・バロック・オーケストラが演奏したヨハン・セバスティアン・バッハの管弦楽組曲全曲<ERATO>を2回聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『千春日和』について考えたりする。
柚木麻子の『私にふさわしいホテル』<扶桑社>を読了する。
スラプスティックな色合いも濃いよくできたエンターテインメントだけれど、そこにプロの作家としての矜持がはっきりと織り込まれていて、実に読み応えがあった。
そして、大いに刺激を受けた。
ああ、面白かった!
16時過ぎに外出し、仕事関係の用件を片づけ、京都シネマに寄って『父のこころ』の上映前の様子を確認し(皆様、ありがとうございます)、夕飯用の買い物をすませて、18時頃帰宅した。
帰宅後、フェルディナント・ライトナー指揮バイエルン放送交響楽団が演奏したモーツァルトの交響曲第36番「リンツ」&第31番「パリ」、バレエ音楽『レ・プティ・リアン』序曲<タワーレコーズ/ドイツ・グラモフォン>を聴いて、CDレビューをアップする。
詳しくは、前回の記事をご参照のほど。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、NHK交響楽団が演奏したピアノ協奏曲のライヴ録音を聴く。
ネルソン・ゲルナーの独奏、下野竜也の指揮でシューマンのピアノ協奏曲、チョ・ソンジンの独奏、チョン・ミュンフンの指揮でモーツァルトのピアノ協奏曲第21番、ロバート・レヴィンの独奏、ロジャー・ノリントンの指揮でベートーヴェンのピアノ協奏曲第2番などが放送されていた。
続けて、ピアノのアリシア・デ・ラローチャが弾いたグラナドスのスペイン舞曲集&詩的なワルツ<RCA>、アルトゥーロ・トスカニーニ指揮NBC交響楽団が演奏したロッシーニの序曲集<同>を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、細田晴子の『カザルスと国際政治』<吉田書店>を読み始めたりする。
『カザルスと国際政治』は、20世紀を代表する音楽家、チェリストのパウ(パヴロ)・カザルスの生涯について、彼のカタルーニャ性や国際的な政治状況との関係性を重視しながら詳述考察した一冊である。
今日は、サン・アローズの豆乳入りどら焼きを食す。
寺町の業務スーパーで、税込み39円だったもの。
電子レンジでちょっと温めて、まあまあ美味しうございました。
ごちそうさま!
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。