雪も降る。
気温は上昇せず、寒さがとても厳しい。
皆さん、くれぐれも風邪などにはお気をつけくださいね。
それでも花粉禍は続く。
首筋のがさがさやくしゃみには参るなあ。
やれやれ。
ヨーロッパのオペラ・シーンで一時代を築いた、ジェラール・モルティエが亡くなった。70歳。
ベルギーの出身で、ブリュッセルの王立モネ劇場総裁としてその運営に手腕を発揮し、一躍その名を知られる。
その後、ヘルベルト・フォン・カラヤン没後のザルツブルク音楽祭総監督として、ニコラウス・アーノンクールなどを起用し、同音楽祭の改革、大きな路線変更に尽力した。
退任後もパリ国立歌劇場の総裁を務めた。
深く、深く、深く、深く黙祷。
昨夜、ラジオ深夜便で、先頃亡くなった天野祐吉と伊東四朗の対談(再放送)を聴く。
途中小林信彦さんの名前(ベンジャミン伊東に対する評価)も出たりして、実に嬉しく聴き応えのある内容だった。
それにしても、てんぷくトリオは間に合わなかったが、小松政夫とのコントからシリアスなドラマという幅の広い伊東さんの演技には本当に心魅かれるなあ。
シリアスな演技では、NHKの『けものみち(松本清張原作のドラマ)』や『空白の900分(下山事件を題材にしたドラマ)』が強い印象に残ったんだった、子供心に。
その後、youtubeにアップされたJAMの『クラシック』をヘビロテで聴いたり、桂枝雀の『代書』を聴いたりしながら、4時半まで仕事関係の作業を進める。
『代書』は面白過ぎて、時折作業の手が止まってしまったが…。
朝早めに起きて、仕事関係の作業を進めたり、『千春日和』について考えたり、春日太一の『あかんやつら』<文藝春秋>を読み始めたりする。
「東映京都撮影所血風録」と副題にもあるように、『あかんやつら』は東映京都撮影所の歴史を印象深い人々に焦点を当てながら詳述した一冊だ。
面白し。
13時台に外出し、大宮通のBlueEyes京都まで足を運び、月面クロワッサンのドラマの撮影にエキストラとして参加する。
で、22時頃に終わったが、キャストのボブ・マーサムさんや北川啓太君、植田順平さん、エキストラとして参加していた左子光晴君や琥那紋さんと長時間おしゃべりできたのがとても愉しかった。
そして、キャスト、エキストラ、スタッフの皆さん、本当にお疲れ様です!
明日も頑張ってくださいね!
ただ、僕が参加しないほうが、もとい参加しなくてもよかったんじゃないのかなあ。
正直言って、使い勝手が悪いだろうから。
23時近くに帰宅し、遅めの夕飯をすませ、仕事関係の作業を進める。
以上、3月10日の日記。
今日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。