気温はいくぶん上昇したか。
それでも、まだ過ごしにくいというほどではなし。
昨夜、4時半過ぎまで仕事関係の作業を進める。
朝早くから、近所の解体作業がかまびすしい。
土曜もへったくれもありゃしない。
近所迷惑もよいところ。
腹立たしいかぎりだ。
午前中、毎週恒例の洗濯をすませる。
そこそこの乾きか。
まあ、仕方ない。
芥川也寸志の交響曲第1番&交響三章、弦楽のための三楽章「トリプティーク」<EMI/タワーレコード>を2度繰り返し聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
駒村吉重の『山靴の画文ヤ 辻まことのこと』<山川出版社>を読了する。
自らを固定することをせず、快活闊達を装った辻まことの生涯(この本で書かれた)には、どうしても自分自身の今と通じるものがあり、様々なことを考えてしまう。
続けて、森まゆみの『千駄木の漱石』<筑摩書房>を読み始める。
英国留学から帰国後、その地に居住した夏目漱石を中心として、明治時代の千駄木のあり様を綴った一冊。
17時半過ぎに外出し、自転車で京都造形芸術大学へ。
で、京都芸術劇場studio21で、リーディング『ピュラデス』を観る。
詳しくは、前回の記事(観劇記録)をご参照のほど。
開演前終演後、関係各氏と話しをしたり挨拶をしたりする。
そうそう、観劇記録にはあえて記さなかったのだけれど、ちょうど真後ろに座った人物に腹が立ったんだった。
開演直前になっても、ビニール袋に入ったチラシ類を取り出してがさごそやっていて、いやな予感がしたら、案の定上演中もがさごそやっている。
それがまずいと思ったか、ビニール袋をリュックの中に入れたはいいが、今度はこれががさごそとかまびすしい。
しかも、静寂の場面になってもがさごそとやっている。
これが、お芝居を観る経験の少ない、出演者のご家族だとか無料だしどれ観てみようかとやって来られた近隣にお住まいの方だとかだったら、まあ仕方ない。
そりゃ、パゾリーニだものがさごそもやりたくなるかもしれないさ。
だがこの人物、ワークショップなどでもよく見かけるし、以前は演劇関係のワークショップの発表公演にも出演してような人物なのである。
そういった人物が、リーディングという「聴く」部分も大切な公演で、平気でこういうことをやる。
演劇を観ることそのものより、そういったことに関わる自分の姿が好きなのではないかとすら思ってしまった次第。
縁なき衆生は度し難し!!
21時過ぎに帰宅した。
帰宅後、NHK・FMの『クラシックの迷宮』を途中から聴く。
レナード・バーンスタインによるメシアンのトゥランガリラ交響曲とヴィルヘルム・フルトヴェングラーによるベートーヴェンの交響曲第9番「合唱付き」の第4楽章のリハーサルが放送されていた。
フルトヴェングラーの第9のリハーサルは、片山杜秀も語っていたように、吉田秀和が本番に接した1954年のバイロイト音楽祭における録音だ。
続けて、芥川也寸志のCDを聴く。
遅めの夕飯後、仕事関係の作業を進める。
今日は、ローソン系列の生シュークリームとリングケーキをリーディング公演前に食す。
京都造形芸術大学近くのローソンストア100で、いずれも50円びきだったもの。
特に、生シュークリームが美味しうございました。
ごちそうさま!
以上、6月22日の日記。
今日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。