激しい雨の一日。
気温はそれほど上昇しなかったものの、湿度が高く、じめじめとして快ならず。
昨夜、3時過ぎまで仕事関係の作業を進める。
朝早めに起きていくつか用件を片づけてから外出し、地下鉄でくいな橋へ。
龍谷大学深草学舎で被害者学を受講する。
講義終了後、学舎内のグリルでランチをいただき、ついでに夕飯用の買い物もすませて14時過ぎに帰宅した。
帰宅後、ピアノのマルク・アンドレ・アムランが弾いたジェフスキの『不屈の民』変奏曲他<hyperion>、アメリカ出身のソプラノ、バーバラ・ボニーがアンドレ・プレヴィンのピアノ伴奏で歌ったアメリカの作曲家の歌曲集『アメリカン・ソングス』<DECCA>、ピアノのポール・クロスリーが弾いたドビュッシーの練習曲集他<SONY>を聴く。
『不屈の民』変奏曲は、チリの革命歌を主題にした1時間ほどの大作。
メッセージ性はもちろんのこと、音楽的趣向にも富んだ変奏曲で、20世紀のディアベッリ変奏曲(ベートーヴェン作曲)と評したくなる。
アムランの演奏も見事というほかない。
ほかに、学生時代何度も歌った『ダウン・バイ・ザ・リバーサイド』(反戦的な内容)のピアノ編曲版が収められているのも嬉しい。
『アメリカン・ソングス』は、プレヴィン自身やコープランド、アルジェント、バーバーらの歌曲を集めたアルバムで、プレヴィンの細やかな伴奏に支えられ、ボニーが澄んで伸びやかな歌声を披歴している。
彼女の声が急激に劣化してしまう前の録音だ。
仕事関係の作業を進める。
途中夕飯を挟み、NHK・FMで、チョン・ミュンフン指揮NHK交響楽団の定期公演の実況中継を聴く。
モーツァルトのピアノ協奏曲第21番(チョ・ソンジンの独奏)、マーラーの交響曲第5番が演奏されていた。
マーラーの交響曲第5番は、エネルギッシュでパワフル、なおかつ音楽のツボをよく押さえた演奏だった。
続けて、クロスリーが弾いたドビュッシーのベルガマスク組曲他<SONY>を聴く。
クロスリーのドビュッシーは、雰囲気頼みとは正反対の楽曲の構造をよくとらまえた演奏だと思う。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、渡邊大門さんの『戦国誕生』<講談社現代新書>の拾い読みをしたりする。
今日は、森永の焼きプリンを食す。
業務スーパーで、税込み68円だったもの。
オーソドックスな焼きプリンで、なかなか美味しうございました。
ごちそうさま!
夜になっても雨、雨、雨。
よく降るなあ。
なんでも他人のせいにするような人間にはなりたくないものである。
自省あるのみ。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。