2012年も、残すところ9ヶ月を切ってしまった。
与えられた人生は一回きりなのだから、一日一日を本当に大切にしていかなければ。
そして、死を忘れないこと。
青空の見えた一日。
ただしどんよりとした感じも強く、明日は再び雨になるらしい。
うむむ。
気温は上昇し、春の訪れを強く感じる。
その分、花粉の勢いも力を増しているようで、目の周りの痒みやくしゃみ連発といった今後の花粉禍が怖い。
やれやれ。
社会党、のちに社会民主連合所属の元衆議院議員で、国会の爆弾男の異名で知られた、楢崎弥之助が亡くなった(91歳)。
いわゆるリクルート事件で自らへの贈賄工作を隠し撮りさせるなど、汚職追及に手腕を発揮した。
深く、深く黙祷。
それにしても、楢崎さんや日本共産党の正森成二をはじめ、昔の国会中継は本当に面白かったなあ。
55年体制下だからこその舌戦論戦だったとはいえ。
昨夜、ラルキブデッリが演奏したブラームスの弦楽6重奏曲第1番&第2番<SONY>を聴きながら、眠りに就く。
9時台に起きて、ジョン・バルビローリ指揮ベルリン・フィルが演奏したマーラーの交響曲第9番<EMI>やシャルル・デュトワ指揮モントリオール交響楽団が演奏したメンデルスゾーンの劇音楽『夏の夜の夢』抜粋他<DECCA>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、小林信彦の『映画が目にしみる』<文春文庫>の拾い読みをしたりする。
『爛れる』撮影の疲れでどうにもしんどく、布団を敷き直し、1時間半ほど眠る。
アルフレッド・ブレンデルとクラウディオ・アバド指揮ベルリン・フィルが演奏したブラームスのピアノ協奏曲第2番<PHILIPS>を聴き、CDレビューをアップする。
詳しくは、前々回の記事をご参照のほど。
16時45分に外出し、下京図書館へ。
植村鞆音の『歴史の教師 植村清二』<中央公論新社>、大村彦次郎の『文壇栄華物語』と『文壇挽歌物語』<ともに筑摩書房>を返却し、予約しておいた同じく大村彦次郎の『ある文藝編集者の一生』<同>、松原一枝の『改造社と山本実彦』<南方新社>、四方田犬彦の『ハイスクール1968』<新潮社>、島田雅彦の『悪貨』<講談社>、戌井昭人さんの『俳優・亀岡拓次』<フォイル>を新たに借りる。
その後、夕飯用の買い物をすませ、18時少し前に帰宅した。
途中、KAIKAの1階で作業中の渡邉裕史君に気づいてもらえたので手を振り、四条通で中嶋やすきさんと会い少し立ち話をする。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『ある文藝編集者の一生』を読み始め、読み進めたりする。
『ある文藝編集者の一生』は、自ら創作活動を行う傍ら、新潮社の編集者としても活躍し、後年編集者時代の回想記『作家の舞台裏』を遺した楢崎勤を中心に、彼が生きた時代の文芸誌や文壇人のあり様について綴った一冊だ。
アナトール・ウゴルスキが弾いたピアノ小品集「ショートストーリーズ」<ドイツ・グラモフォン>を二度聴き、CDレビューをアップする。
詳しくは、前回の記事をご参照のほど。
今日は、横山食品の芋けんぴを食す。
卸売ひろばタカギで、税込み62円だったもの。
オーソドックスな芋けんぴで、なかなか美味しうございました。
ごちそうさま!
京都シネマと京都文化博物館(フィルムシアター)からDMが届く。
前者では特に『善き人』、後者では志村喬特集が非常に気になる。
愉しみ愉しみ。
明日が本当にいい日でありますように!
そして、3月が本当にいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。