2011年04月20日

『小説を書く猫』を読み始め、読み終えた

 青空は見えつつも、どんよりとした感じが強し。

 気温はあまり上昇せず、肌寒い一日となった。


 明け方近くまで、企画関係や仕事関係の作業を進める。


 10時台に起きて、いくつか企画関係の作業を進めたのち、正午少し前に外出する。
 で、下京図書館へ行き、川上未映子の『発光地帯』<中央公論新社>、小幡欣治の『評伝菊田一夫』<岩波新書>、原田武夫の『「日本叩き」を封殺せよ』<講談社>の三冊を返却し、予約しておいた中山可穂の『小説を書く猫』<祥伝社>、田山力哉の『脇役の美学』<講談社>、関川夏央の『女優男優』<双葉社>、田辺久子の『関東公方足利四代』<吉川弘文館>、石川真澄の『人物戦後政治』<岩波書店>の五冊を新たに借りる。


 帰宅後、仕事関係や企画関係の作業を進めたほか、『小説を書いた猫』を読み始める。
 中山可穂のエッセイ集で、彼女のユーモア感覚(自分自身を笑う感覚)がよく表わされているように僕には感じられる。


 昨日京都映画の会(仮称)の打ち合わせの際に聴いた話がきっかけとなって、『直級戦感ドマンナカン』という短篇小説を書き始める。


 昨日、末長にもらったレナード・スラットキン指揮ロンドン・フィルが演奏したブリテンの管弦楽曲集(シンフォニア・ダ・レクイエム他)<RCA>、武満徹の映画音楽集4(勅使河原宏監督作品集)<ビクター>、そしてネルソン・フレイレが弾いたリストのピアノ作品集<DECCA>を断続的に聴く。
 スラットキン指揮のブリテンは、非常に堂々としてシンフォニックな演奏だと思う。


 16時台になって再び外出し、トーカイ四条烏丸店で図書カードを購入してから、大垣書店四条店で豊崎(本当は大ではなく、立)由美の『ニッポンの書評』<光文社新書>を購入し、ついでに『レコード芸術』5月号の「座り読み」もする。

 それから京都芸術センターでいくつか用件を片づけ、仕事関係の買い物や夕飯用の買い物をすませ、18時頃帰宅した。


 夕飯後、仕事関係の作業や『能登愚将記』の手直しを進めたり、『直級戦感ドマンナカン』を書き進めたりする。
 『能登愚将記』は、「五条西雅實という人」まで手直しを終えた。
 また、『ドマンナカン』のほうは、原稿用紙3枚分まで書き進めた。


 『小説を書く猫』を読了してしまう。
 もったいないと思いつつ、ついつい読み進めてしまったのだ。
 それにしても、中山さんが京都に引っ越されていたとは。
 それと、彼女にとって愛猫と呼べる唯一の特別な猫の名が「フィガロ」だったとは。

 続けて、『脇役の美学』<講談社>を読み始める。
 今は亡き映画評論家田山力哉が、「脇役」について一人ずつ綴った一冊。
 殿山泰司、金子信雄、浜村純、伊藤雄之助、左卜全…、といった顔触れがまずもって嬉しい。


 リストのピアノ作品集を繰り返し聴く。


 今日は、マルエス製菓のミニバームを2個食す。
 卸売ひろばタカギで、1個税込み21円だったもの。
 小ぶりなバームクーヘンで、なかなか美味しうございました。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figaro at 22:24| Comment(1) | TrackBack(1) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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Posted by 藍色 at 2011年05月06日 02:12
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「小説を書く猫」中山可穂
Excerpt: ファン待望、幻の作家、初のエッセイ集! 恋愛、執筆、旅について…… 『猫背の王子』から近況まで、18年の作家生活を網羅。孤高の作家は日々、爪を研ぎ、肉球をみがく。 しめきり?……にゃんだ、それ? わた..
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