春分の日。
なれど、気温はぐっと下がり、寒さがとても厳しい。
その分、花粉症の出は少なくほっとしたが。
皆さん、くれぐれも風邪などにはお気をつけくださいね。
青空は見えるも、雨が降ったりしてどんよりとした感じも強し。
米ロ関係が緊張の度合いを増している。
どこかの国の総理大臣は、呑気にバラエティ番組に出演している暇などあるのだろうか。
なんともかとも。
昨夜、KBS京都でナインティナインのオールナイトニッポンを聴いたりしながら、4時40分過ぎまで仕事関係の作業を進める。
祝日というのに、朝から近所の工事ががんがたごたごんとかまびすしい。
そして、京都府知事選の選挙カーが候補者の名前を馬鹿みたく大きな音量で連呼してかまびすしい。
うっとうしいかぎり。
KBS京都の今いくよくるよさん(お二人はお忘れだろうが、もう20年ほど前になるか、立命館大学の公費助成関係のシンポジウムで院生代表としてお二人と同じ舞台にのったことがあるのだ)の特別番組や、NHK・FMの『オペラ・ファンタスティカ』で、今年1月の新国立劇場におけるビゼーの歌劇『カルメン』公演(アイナルス・ルビキス指揮東京交響楽団他の演奏)のライヴ録音を聴く。
ところで、ビゼーの『カルメン』といえば、CDプレーヤー導入とほぼ同時期に購入した、マリア・カラスがタイトルロールを歌うCD(ジョルジュ・プレートルの指揮)と、その少しあとに聴いた長崎県オペラ協会の公演(まだ二期会の柴田睦美さんがご存命で、この公演の音楽監督を務めておられた)のことをすぐに思い出す。
長崎県オペラ協会の公演は、1986年3月のことで、なんともう28年も前のことになる。
技術面では今の比ではなかろうし、長崎市公会堂という劣悪な音響の会場での上演ではあったけれど、人生初めての生のオペラに、あの時は本当にわくわくしたものだ。
そして、今もって忘れられないのが、演出の粟國安彦さんが黒づくめの誰か(きっと、運命や死の象徴だろう)を演じていたこと。
その才能を大きく期待されながら、粟國さんはあまり間を置かずに亡くなってしまった。
だからこそ、一層あの時の黒づくめの姿が強く印象に残っているのかもしれない。
そうそう、かつてケルン滞在中に近隣の地方都市のオペラハウスでの公演に足を運んだ際、舞台の上のあれこれとお客さんとの関係が、例えば関西二期会や関西歌劇団のそれよりも、長崎県オペラ協会のそれとのほうにより近く感じられたんだったっけ。
午前中、仕事関係の予定をすませる。
午後、仕事関係の作業を進めたり、『千春日和』を書き進めたりする。
佐藤剛の『上を向いて歩こう』<岩波書店>を読了する。
いろいろと学ぶことあり。
ああ、面白かった!
17時過ぎに再び外出し、仕事関係の用件を片づけ、AVISをのぞき、夕飯用の買い物をすませて、19時近くに帰宅した。
途中夕飯を挟み、NHK・FMのベスト・オブ・クラシックで、エリソ・ヴィルサラーゼの来日ピアノ・リサイタルのライヴ録音を聴く。
モーツァルトの「リゾンは眠った」による9つの変奏曲、ブラームスのピアノ・ソナタ第1番、ハイドンのアンダンテと変奏曲、シューマンの交響的練習曲などが演奏されていた。
続けて、MBSラジオの『報道するラジオ』を聴く。
谷公一復興副大臣が出演していたが、ううん…。
さらに、トン・コープマン指揮アムステルダム・バロック・オーケストラが演奏したヨハン・セバスティアン・バッハの管弦楽組曲全曲<ERATO>を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、岡田秀文の『伊藤博文邸の怪事件』<光文社>を読み始めたりする。
『伊藤博文邸の怪事件』は、大日本帝国憲法制定に向けて動き始めた伊藤博文の邸宅で起こった怪事件に関する記録の現代語訳、という体裁をとったミステリー。
読み進めていくのが愉しみだ。
今日は、サン・アローズの豆乳入りどら焼きを食す。
寺町の業務スーパーで、税込み39円だったもの。
今日もレンジで温めて、まあまあ美味しうございました。
ごちそうさま!
(業務スーパーの自転車整理のおじさんに、美味しくなった旨お礼を言う。人当たりのよいこのおじさんの存在は、大きいと思う)
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。