2014年03月02日

確定申告をすませた

 どんよりとしたお天気から晴天へ。

 気温はそこそこ上昇か。
 朝夕はまだまだ冷え込むも。


 何やらウクライナ(クリミア半島)情勢がきな臭いことになっている。
 いろいろと考えることあり。


 明け方6時近くまで、仕事関係の作業を進める。


 10時過ぎに起きて、NHK・FMの『トーキング・ウィズ松尾堂』や『きらクラ!』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、山本順二の『漱石のパリ日記』<彩流社>を読み進めたりする。
 『トーキング・ウィズ松尾堂』は、「没後15年 桂枝雀」と今は亡き桂枝雀の特集。
 桂枝雀の長男で、かつてリリパットアーミーに所属しバンドミュージシャンでもある前田一知(声がそっくり)と、落語作家として桂枝雀に深く関わった小佐田定雄がゲストに招かれていたが、いずれも松尾貴史と親しい関係にあることもあって、実にインティメートで愉しい雰囲気の放送となっていた。


 15時半頃外出し、池坊短期大学へ。
 特別に設けられた会場で、確定申告をすませる。
 係の人から手取り足取り助けてもらったおかげで、ささっとすませることができた。

 で、京都芸術センターと河原町で仕事関係の用件を片づけ、ついでに夕飯用の買い物もすませて、17時半頃帰宅した。


 帰宅後、パーヴォ・ヤルヴィ指揮ドイツ・カンマー・フィルが演奏したベートーヴェンの交響曲第4番&第7番<RCA>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『漱石のパリ日記』を読み進めたりする。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ブラボー!オーケストラ』で、クリスチャン・バスケス指揮東京フィルのコンサートのライヴ録音を聴く。
 レブエルタスの『センセマヤ』と、前橋汀子の独奏でブラームスのヴァイオリン協奏曲が演奏されていた。


 夕飯後、NHKラジオ第1のワクテカ・ラジオを聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、友人知己に連絡を行ったりする。


 『漱石のパリ日記』を読了する。


 今日は、サン・アローズの豆乳入りどら焼きを食す。
 寺町の業務スーパーで購入したもの。
 またぞろこのどら焼きだ。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figaro at 23:49| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ああもう3月

 ああもう3月だ。
 今年も、10ヶ月を切ってしまった。
 一日一日を本当に大切にして、やるべきことをしっかりやっていかなければ。
 そして、死を忘れないこと。
 僕も必ず死ぬのだ。


 どんよりとしたお天気。
 雨降りの一日。

 気温は下がり、寒さが厳しい。
 皆さん、くれぐれも風邪などにはお気をつけくださいね。


 昨夜、山本順二の『漱石のパリ日記』<彩流社>を読み始める。
 夏目漱石が遺した日記のうち、英国留学直前のパリ滞在時の日記をもとに、彼のパリ滞在について考察再現した一冊。
 学ぶところ少なからず。

 その後、KBS京都で『AKB48のオールナイトニッポン』を聴いたりしながら、4時半頃まで仕事関係の作業を進める。
 AKB48のオールナイトニッポンを聴いたのは、先日親しくしている人(例のAKB機智…ではない)からアルバムをもらったので。
 と、言うのは嘘で、実はこの番組、毎週ではないけれど、時々聴くとはなしに聴いているのだ。
 この番組、8勝5敗とか6勝3敗の先発陣や、セーブが4とか5のセカンドリリーフがよく出演している感じがすると相手に話したら、ああそうでしょうねと言っていた。


 朝早くから、近所で工事が始まり、どうにもかまびすしい。
 土曜日だぜ、まったく。


 午前中、仕事関係の作業を進めたり、『漱石のパリ日記』を読み進めたりする。


 12時台に外出し、地下鉄で松ヶ崎へ。
 アトリエ劇研で、ナントカ世代の『たちぎれ線香売りの少女』を観る。
 詳しくは、前々回の記事をご参照のほど。
 ああ、面白かった!

 開演前終演後、関係各氏と話しをする。


 終演後、歩いて京都造形芸術大学の高原校舎に移動し、映画学科の卒業制作展からエキストラとして出演した塩川公也監督の『みえないひと』を観る。
 中学生の学校生活を描いた作品で、リアルから脱臼する部分、省略など、意欲的な展開となっていた。
 塩川監督に挨拶をしたほか、旧知の面々と話しをすることもできた。


 それから人間座スタジオへ移動し、月面クロワッサンの番外公演『同情セックス』&『強く押すのをやめて下さい』を観る。
 男性の二人芝居、女性の三人芝居の二本立てだったが、いずれも見応えのある作品だった。
 ああ、面白かった!

 開演前終演後、関係各氏と話しをする。


 河原町まで出て、仕事関係の用件を片づけ、23時過ぎに帰宅した。


 以上、3月1日の日記。


 今日がいい日でありますように!
 そして、今月がいい月でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figaro at 02:50| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

月面クロワッサン番外公演『同情セックス』&『強く押すのをやめて下さい』

☆月面クロワッサン番外公演 月面クロワッサンのおもしろ演劇集

 『同情セックス』
 脚本・演出・出演:山西竜矢
 出演:小川晶弘

 『強く押すのをやめて下さい』
 脚本・演出:丸山交通公園
 出演:浅田麻衣、西村花織、森麻子
(2014年3月1日19時開演の回/人間座スタジオ)


 月面クロワッサンの番外公演、月面クロワッサンのおもしろ演劇集のどんじりに控えしは、月クロの笑いのツートップ、山西竜矢と丸山交通公園の脚本演出による男性二人芝居と女性三人芝居という、まさしく笑いのガチンコ勝負。
 その結果や如何?

 まず先手は、山西君の『同情セックス』。
 明日も公演があるので詳しい内容については触れないが、若い男二人のセックスにまつわる情熱と葛藤を軽々と描いた実におかかなしい作品に仕上がっていた。
 笑いのツボを充分に押さえた職人技で、そのところどころに山西君のぬめっとした感じというか、サディスティックさというか、観察眼の鋭さが垣間見えていたのも興味深く面白い。
 要所急所で笑いを仕掛ける山西君に対し、小川君も見事なコンビネーションで応えていたのではないか。
 山西君の一人芝居(飴玉エレナ)とともに、小川君との二人芝居もできれば続けてもらいたいなあ。

 一方後手の『強く押すのをやめて下さい』は、丸山君が脚本演出に徹するという幾分アウェー状態。
 丸山君の脚本は、女性が演じるという点を十分十二分に計算に入れた、いびつでグロテスク、捻りずらしのきいた内容だったが、実際の舞台のほうは、丸山君の作品の持つシリアスさ、深淵が一層強調された圧巻となっていた。
 その分笑いは減ぜられていたものの(笑うに笑えない)、これまでの月クロの一連の作品で不本意な役回りしか与えられてこなかった浅田さん、西村さん、森さんにとって今回の作品が、配役という意味でも演技という意味でも、最良のものとなっていたこともまた事実だろう。
 少なくとも、この『強く押すのをやめて下さい』が、彼女ら三人の演技、演劇活動の変化変容にとって大きな契機となるだろうことは、まず間違いあるまい。
 三人による企画公演を、ぜひとも継続していって欲しいものだ。
(西村さんと森さんの場合は、昨年夏の劇団しようよと先日の『無欲荘』がホップステップとなっていたのだが)

 いずれにしても、今回の公演に関わった面々の今後のさらなる活躍を心から期待したい。
 ああ、面白かった!
posted by figaro at 02:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 観劇記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ナントカ世代『たちぎれ線香売りの少女』

☆ナントカ世代『たちぎれ線香売りの少女』

 原作:アンデルセン『マッチ売りの少女』&古典落語『立ち切れ線香』
 脚本:北島淳
(2014年3月1日14時開演の回/アトリエ劇研)


 羹に懲りて膾を吹く。

 真冬の京大西部講堂で上演された『懐古世代』から、もう8年以上になるのか。
 あのときは、陸奥宗光を中心にしてあるは面白くあるはシリアスに物語を紡ごうとする北島淳や演者陣の意欲は理解しつつも、何しろ寒中二時間になんなんとする上演時間が僕にはまずかった。
 詳しくはかつての観劇記録をご参照いただきたいが、正直寒さにつむじを曲げてしまったのである。

 それから幾星霜、小説や落語といった原作を大きく仕立て直して上質な作品を創り出しているとは聴いてはいたものの、どうにもあのときの記憶が鮮明で、ついついナントカ世代の公演をパスしていたのだが、日中関係日韓関係じゃあるまいし、いつまでも過去にとらわれていちゃいけないもんね。
 で、『たちぎれ線香売りの少女』に足を運ぶことにした。
(誰だ、永榮紘実が出てるからなんて言ってるのは?)

 一言で評するならば、良質の弦楽4重奏を聴いているような作品、とでも言えるだろうか。
 例えば、ハーゲン・カルテットやアルテミス・カルテットが演奏したショスタコーヴィチやバルトーク、リゲティの弦楽4重奏曲を聴いているような。
 少なくとも、そうしたインティメートで音楽的なやり取り、舞台空間が志向されていたと思う。
 明日まで公演が続いているので詳細については触れないが、『たちぎれ線香売りの少女』は、上述の如く『マッチ売りの少女』(ただし、童話よりも、それを下敷きにしたある戯曲のほうを僕は強く思い起こしたが。作品の展開もあって)と『立ち切れ線香』をエッセンスにしつつ、笑いの要素とシリアスな要素がバランスよく加味された趣味の良い作品に仕上がっていた。

 延命聡子(姿態、立ち居振る舞いの美しさが印象に残る。延命さんの演技の特性、長短、癖に関しては、いろいろと感じることもあるのだけれど、このまま50までそれに徹すれば、それもまたきっとかけがえのない形、フォルムになるだろう。延命さんの演劇活動を今後も注視していきたい)、浦島史生(久しぶりに浦島君の演技を観たが、いやあいいな。丹念端整という言葉を使いたくなる)、金田一央紀(ライヴ特有の抜け粗は若干ありつつも、トリックスターぶりをいかんなく発揮していた。彼の演出したブレヒトが愉しみだ)、永榮さんと、演者陣も北島君の作品世界に沿った演技をよく心掛けていたのではないか。
 ほかに、河西美季も少しだけ出演。

 いずれにしても、継続することの意味を改めて強く感じた公演だった。
 次回の公演を心待ちにしたい。

 そうそう、アンケートにも記したけれど、今度は『トゥーランドット』を下敷きにした作品なんか観てみたいなあ。
 氷のような姫君の心も。
 『ローマの休日』や『ラストエンペラー』、『阿Q正伝』を掛け合わせた、『北京のQ日』なんてべた過ぎるか…。
posted by figaro at 02:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 観劇記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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