晴天。
いいお天気、いい青空が続く。
ほんの少し気温は下がったようだが、それでも暑さがとてつもなく厳しい。
暑い暑い暑い暑い!!!!
皆さん、くれぐれも熱中症にはお気をつけくださいね。
(略)私自身のクリティシズムは、結局自己批判である。
批判の対象をどんなものにとっても、帰するところは、頭を下げれば自分に下げているのであり、唾を吐きかければ自分に吐きかけているのである。
(略)クリティシズムというものは、時代を批判し、社会を批判しても、それは畢竟自分のいる時代なり社会なりなのだから、もし批評家その人に自己を内省する余地がないと、いかにも自分という人間一人が、時代や社会を超越した、傑ぐれた人間だと感じているわけで、自分に対してだけはクリティックの心理を失ったことになる。
(『長谷川如是閑評論集』<岩波文庫>所収、「リットル・クリティックス」より)
それにしても、長谷川如是閑から林達夫、花田清輝、小林信彦、殿山泰司、林光、ナンシー関、坪内祐三、斎藤美奈子、鈴木淳史といった人たちの「批評精神」の流れについて、一度まとめてみたいなあ。
昨夜、ナインティナインのオールナイトニッポンを聴いたりしながら、4時過ぎまで仕事関係の作業を進める。
9時半頃に起きて、KBS京都の『妹尾和夫のパラダイスkyoto』を聴きながら、仕事関係の作業を進める。
正午から、ピアノのアルフレッド・ブレンデルとクラウディオ・アバド指揮ベルリン・フィルが演奏したブラームスのピアノ協奏曲第1番、第2番<ともにPHILIPS>を続けて聴く。
さらに、NHK・FMの『オペラ・ファンタスティカ』を聴く。
シカゴ・リリック・オペラにおけるリヒャルト・シュトラウスの歌劇『ナクソス島のアリアドネ』公演(アンドルー・デイヴィスの指揮)のライヴ録音のほか、デヴィッド・ジンマン指揮チューリヒ・トーンハレ管弦楽団が演奏した家庭交響曲など、リヒャルト・シュトラウスの作品が放送されていた。
仕事関係の作業を進める。
横田増生の『評伝ナンシー関』<朝日新聞出版>を読了する。
副題ともなっている、大月隆寛の「心に一人のナンシーを」という言葉を肝に銘じておきたい。
続けて、杉山祐之の『覇王と革命』<白水社>を読み始める。
「中国軍閥史 1915−28」と副題にもあるように、いわゆる中国の軍閥混戦期を詳述した一冊。
読み応えありそうな反面、意図したものとはいえ、若干張り扇調の筆運びの感もなくはない。
ほかに、小林信彦の『森繁さんの長い影』<文春文庫>を読み進める。
実に面白し。
夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
途中夕飯を挟み、NHK・FMのベスト・オブ・クラシックで、エサ・ペッカ・サロネン指揮フィンランド放送交響楽団のコンサートのライヴ録音を聴く。
ベリオ編曲によるボッケリーニの『マドリッドの夜の帰営ラッパ』、ラヴェルのバレエ音楽『マ・メール・ロア』組曲、サーリアホの『シモーヌの受難』が演奏されていた。
ボッケリーニ(ベリオ)は、ピークの盛り上げ方が見事。
『マ・メール・ロア』は、とてもクリアでシャープな音楽づくりで、オーケストラもよく反応している。
サーリアホは、サロネンとのコンビネーションも確かなドーン・アップショウの表現力豊かなソロが圧倒的だった。
なお、『シモーヌの受難』のシモーヌとは、シモーヌ・ヴェイユのことで、彼女のテキストを使用した受難曲形式の作品となっている。
続けて、マティアス・バーメルト指揮ロンドン・フィルが演奏したパリーの交響曲第5番他<CHANDOS>とベルナルト・ハイティンク指揮フィルハーモニア管弦楽団が演奏したエルガーの交響曲第2番<EMI>を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『夏美の夏は…』の筆入れを行ったり、『覇王と革命』や『森繁さんの長い影』を読み進めたりする。
今日も、オイシス(ローソン)のショコラ・エクレールを食す。
壬生のローソンストア100で、50円引きだったもの。
って、この商品、ちっとも売れていないのかい!
まあまあ美味しうございました。
ごちそうさま!
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。