2013年02月28日

ヒッチコックに関する、小林信彦と三谷幸喜のシンクロニシティが嬉しい

 今日で2月も終わり。
 2013年も、残すところ10ヶ月となってしまう。
 一日一日を本当に大切にしていかなければ。
 そして、死を忘れないこと。


 晴天。
 いいお天気、いい青空となる。

 気温は今日も上昇し、穏やかな一日だった。
 それでも、皆さんくれぐれも風邪やインフルエンザなどにはお気をつけくださいね。


 花粉のせいか、頭が重く身体がだるい。
 やれやれ。


 アメリカのピアニスト、ヴァン・クライバーンが亡くなった。78歳。
 第1回チャイコフスキー国際コンクールで優勝して一躍脚光を浴び、RCA(現SONY/BMG)レーベルに多数の録音を行う。
 その後、一時活動を中止するものの復活、演奏活動を再開した。
 また、1962年には、ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールが設立されてもいる。
 歴史的な記録という意味合いもあって、クライバーンといえば、やはりキリル・コンドラシンの指揮で録音したチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番を第一に挙げるべきか。
(闘病中のクライバーンを記念して、先頃彼がRCAレーベルに遺した全ての録音が、28枚のCDにDVDを加えて、コンプリート・アルバム・コレクションとしてBOX発売された)
 深く、深く、深く黙祷。


 フランスのオルガン奏者、マリー=クレール・アランも亡くなった。86歳。
 20世紀を代表するオルガニストの一人で、ERATOレーベルにヨハン・セバスティアン・バッハのオルガン作品全集を三度も録音した。
 ほかに、サン=サーンスの交響曲第3番「オルガンつき」やプーランクの協奏曲なども忘れ難い。
 深く、深く、深く黙祷。


 朝早めに起きて雑件をいくつか片づけたのち、かかりつけの病院へ。
 前回の血液検査の結果は順調で、ほっとする。
 その後、スギ薬局で薬を受け取り、ちょっとした買い物をすませて帰宅した。


 午前午後、カール・ベーム指揮ウィーン・フィルが演奏したブラームスの交響曲第1番&ワーグナーの楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』第1幕への前奏曲<ドイツ・グラモフォン>、ピリオド楽器のクラリネット奏者、アントニー・ペイがエイジ・オブ・エンライトゥンメント管弦楽団を吹き振りしたウェーバーのクラリネット協奏曲集<Virgin>、エリアフ・インバル指揮フランクフルト放送交響楽団が演奏したブルックナーの交響曲第2番<TELDEC>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、依頼された文章について考えたりする。


 青木淳悟の『私のいない高校』<講談社>を読了する。
 題名が効いているなあとまずは感心した。
 そして、青木さんの作品は、今後もできるだけ読んでいきたいと思った。


 夕方前に外出し、仕事関係の予定をすませる。
 それから下京図書館に移動し、『私のいない高校』と日下部五朗の『シネマの極道』<新潮社>を返却し、小林信彦の『私の東京地図』<筑摩書房>、稲葉稔の『圓朝語り』<徳間書店>、森絵都の『異国のおじさんを伴う』<文藝春秋>を借りる。
 その後、お米を購入し、夕飯用の買い物をすませて帰宅した。


 移動途中、近くのコンビニで週刊文春の小林信彦の連載エッセイを立ち読みする。
 先週に続いて、4月に公開される『ヒッチコック』を絡めつつ、ヒッチコックの記憶が綴られていたが、ヒッチコック夫妻に江戸川乱歩、双葉十三郎、小林さんらが参加した集まりでヒッチコックが語ったという『サイコ』に続く新作予定作、『星への旅』のプロットがとても気になった。
 ある高度以下になると爆発する核兵器を積み込んだ飛行機が、不穏な状況にある某地域目指して飛び立つも、紛争は解決、ところがなんと核兵器の信管を外すことができない、つまり飛行機は降りるに降りられない状況に追い込まれる…。
 まさしく冷戦下に相応しい「恐怖」を扱った作品なのだが、結局この企画は流れてしまって、出来上がったのは『鳥』。
 小林さんは、共通するのは空からの脅威、とさらりと記しているが、僕は『星への旅』が『鳥』へと変容(スライド)していくプロセスについて、どうしても考えてしまう。


 で、帰宅後、朝日新聞夕刊の連載『三谷幸喜のありふれた生活』を目にすると、なんとこちらでも小林さんとヒッチコック夫妻らの座談会に関して詳しく触れられていた。
(しかも、小林さんの『東京のドン・キホーテ』を引用しつつ)
 こちらは以前とり上げた、ジャック・リヴェットの短編映画『王手飛車取り』とロアルド・ダールの小説『ビクスビイ夫人と大佐のコート』の類似性の謎解きとして、座談会におけるヒッチコックの言葉を引いたものだけれど、こういうシンクロニシティは本当に嬉しいなあ。


 夕飯後、アンドリュー・デイヴィス指揮フィルハーモニア管弦楽団が演奏した管弦楽名曲集『聖母の宝石』<東芝EMI>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、古川隆久の『昭和天皇』<中公新書>の拾い読みをしたりする。


 今日は、リスカ株式会社のチョコシューを食す。
 卸売ひろばタカギで、税込み51円だったもの。
 チョコレートをシュー生地で包んだ小ぶりなお菓子で、なかなか美味しうございました。
 ごちそうさま!
(ところで、リスカって会社名は、いわゆるリストカットが一般的になる前に付けられたものなんだろうな)


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2013年02月27日

淡々とした一日

 どんよりとした感じはありつつも、青空の見えるお天気。

 気温も上昇し、日中は穏やかな一日。
 それでも、皆さんくれぐれも風邪やインフルエンザなどにはお気をつけくださいね。


 昨夜、3時半過ぎまで仕事関係の作業を進める。


 毎週恒例の洗濯をすませる。
 気温に比して、乾きはそれほどよくなかったが、まあ仕方あるまい。


 午前午後、カール・ベーム指揮ウィーン・フィルが演奏したブラームスの交響曲第1番&ワーグナーの楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』第1幕への前奏曲<ドイツ・グラモフォン>、マリア・ジョアン・ピリスが弾いたシューベルトのピアノ・ソナタ第16番&第21番<同>、パーヴォ・ヤルヴィ指揮ドイツ・カンマー・フィルが演奏したシューマンの交響曲第2番&序曲集<RCA>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、依頼された文章について考えたり、青木淳悟の『私のいない高校生』<講談社>を読み進めたりする。


 夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。


 夕飯後、ピリオド楽器のクラリネット奏者、アントニー・ペイがエイジ・オブ・エンライトゥンメント管弦楽団を吹き振りしたウェーバーのクラリネット協奏曲集<Virgin>、エリアフ・インバル指揮フランクフルト放送交響楽団が演奏したブルックナーの交響曲第2番<TELDEC>を聴きながら、仕事関係の作業を進めたり、依頼された文章について考えたり、『私のいない高校生』を読み進めたりする。
 ほかに、古川隆久の『昭和天皇』<中公新書>の拾い読みをしたりもした。


 今日は、サンスイートトレーディングのチョコバタークッキーを食す。
 壬生のローソンストア100で購入した、マレーシア原産のもの。
 バター風味のきいたココア地とバター地のクッキーで、まあまあ美味しうございました。
 ごちそうさま!


 TPP交渉参加が着々と推し進められている。
 なんともかとも。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2013年02月26日

川口晶主役の『実録・共産党』をちょっと観てみたかったなあ

 どんよりとした感じのお天気。
 夕方頃から小雨も降り始める。

 気温はいくぶん上昇する。
 それでも、まだまだ寒くはあるが。
 皆さん、くれぐれも風邪やインフルエンザなどにはお気をつけくださいね。


 昨夜、ABCラジオで『伊集院光の深夜の馬鹿力』を聴いたりしながら、4時頃まで仕事関係の作業を進める。


 午前午後と、ABCラジオの『とことん全力投球!!妹尾和夫です』や、カール・ベーム指揮ウィーン・フィルが演奏したブラームスの交響曲第1番&ワーグナーの楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』第1幕への前奏曲<ドイツ・グラモフォン>、ピリオド楽器のクラリネット奏者、アントニー・ペイがエイジ・オブ・エンライトゥンメント管弦楽団を吹き振りしたウェーバーのクラリネット協奏曲集<Virgin>、エリアフ・インバル指揮フランクフルト放送交響楽団が演奏したブルックナーの交響曲第2番<TELDEC>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。


 日下部五朗の『シネマの極道』<新潮社>を読了する。
 『仁義なき戦い』シリーズや、『日本の首領』シリーズ、『柳生一族の陰謀』、『鬼龍院花子の生涯』、『楢山節考』、そして『極道の妻たち』シリーズなどを手掛けた、東映京都撮影所を代表する名物プロデューサーの自叙伝で、ああ、面白かった!

 ところで、笠原和夫脚本、深作欣二監督で『実録・共産党』という作品が企画されたこと(主人公の丹野セツ役は、吉永小百合)は前々から知っていたが、この企画が東映で流れてしまったのち、川口晶の主演で角川映画でやろうという話になっていたとは、全く知らなかった。
 その後、角川春樹の主張から変更となったタイトルが『いつかギラギラする日』(!)だったとのこと。
 ところが、親密だった角川春樹と川口晶が別れて、この企画もおしまいになってしまったそうで、なるほどなるほどと思ってしまう。
(川口兄妹が『犬神家の一族』に出演したのも、角川さんと晶さんの関係からなんだろうか? てっきり市川崑と川口松太郎・三益愛子夫妻との関係によるものと思っていたのだが)


 ほかに、山田真一の『オーケストラ大国アメリカ』<集英社新書>の拾い読みもした。


 夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。


 夕飯後、アンドルー・デイヴィス指揮フィルハーモニア管弦楽団が演奏した管弦楽名曲集『聖母の宝石』<東芝EMI>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、青木淳悟の『私のいない高校』<講談社>を読み始めたりする。


 今日は、Pascoのメレンディーナカスタードを食す。
 近くのフレスコで、3割引、税込み70円だったもの。
 カスタードクリームを挟んだ柔らかな食感のスポンジケーキで、なかなか美味しうございました。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2013年02月25日

ヴォルフガング・サヴァリッシュのCDを聴いた

 どんよりとした感じはありつつも、青空の見えるお天気の一日。

 気温は若干上昇するも、やはり寒さがとても厳しくとても激しい。
 寒い寒い寒い。
 皆さん、くれぐれも風邪やインフルエンザなどにはお気をつけくださいね。


 ヴォルフガング・サヴァリッシュを偲んで彼が遺したCD録音を聴く。
 あいにく純粋な管弦楽曲のCDは手元になかったが(以前持っていた、ロンドン・フィルとのブラームスの交響曲第2番、第4番はいずれも売却してしまった…)、これはまあ仕方あるまい。

 まずは、ヴァイオリンのフランク・ペーター・ツィンマーマンとチェロのハインリヒ・シフの独奏でロンドン・フィルを指揮したブラームスのヴァイオリンとチェロのための2重協奏曲、及び、サヴァリッシュがピアノで加わってホルンのマリー・ルイーゼ・ノイネッカーとヴァイオリンのツィンマーマンと演奏した同じくブラームスのホルン3重奏曲<EMI>を聴く。
 コンチェルト、ホルン・トリオともに、サヴァリッシュの手堅さ、バランス感覚のよさがよく発揮されているのではないか。
 ノイネッカーの朗々としたホルンの音色も、聴き応え充分だ。

 続けて、バイエルン放送交響楽団他を指揮したリヒャルト・シュトラウスの歌劇『インテルメッツォ』全曲から第1幕=2枚組の1枚目<同>を聴く。
 本当は途中までで切り上げようと思っていたのだが、ヒロインを演じるルチア・ポップの伸びやかで闊達な歌声に魅せられて、ついつい第1幕全部を聴いてしまった。
 加えて、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウら他の歌い手たちも好演。
 リヒャルト・シュトラウスが自らの家族(夫人)について「赤裸々に」綴った喜歌劇で、ドイツ語の会話(台詞)が心地よい作品でもある。
 サヴァリッシュ指揮のオーケストラも過不足のない演奏を行っている。

 最後は、ルチア・ポップのピアノ伴奏を務めた同じくリヒャルト・シュトラウスの歌曲集<同>を聴く。
 鈴麗とでも評したくなるようなポップの美声にサヴァリッシュの巧みな伴奏があいまって、実に聴き心地のよい一枚。


 ほかに、カール・ベーム指揮ウィーン・フィルが演奏したブラームスの交響曲第1番&ワーグナーの楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』第1幕への前奏曲<ドイツ・グラモフォン>、ピリオド楽器のクラリネット奏者、アントニー・ペイがエイジ・オブ・エンライトゥンメント管弦楽団を吹き振りしたウェーバーのクラリネット協奏曲集<Virgin>も聴いた。


 午前午後と、仕事関係の作業を進める。


 14時台に外出し、郵便局や銀行などを回る。


 帰宅後、仕事関係の作業を進めたり、津村記久子の『まともな家の子供はいない』<筑摩書房>を読み進め、読了したりする。
 『まともな家の子供はいない』は、実に面白かった!


 夕方前になって再び外出し、仕事関係の予定を片づけたのち、下京図書館へ。
 『まともな家の子供はいない』と同じく津村記久子の『ワーカーズ・ダイジェスト』<集英社>、浅見雅男の『伏見宮』<講談社>、乾ルカの『てふてふ荘へようこそ』<角川書店>を返却し、日下部五朗の『シネマの極道』<新潮社>と青木淳悟の『私のいない高校』<講談社>を新たに借りる。

 その後、夕飯用の買い物をすませ、帰宅する。


 帰宅後、『シネマの極道』を読み始める。
 「映画プロデューサー一代」と副題にもある通り、東映京都撮影所でプロデューサーとして活躍した著者が、自らの来し方について振り返った一冊。
 『戦場のメリークリスマス』有力の前評判を覆しての、自らがプロデュースした『楢山節考』のカンヌ映画祭パルムドール受賞(1983年)から筆を始めるあたり、つかみはばっちりだ。


 夕飯後、エリアフ・インバル指揮フランクフルト放送交響楽団が演奏したブルックナーの交響曲第2番<TELDEC>、アンドリュー・デイヴィス指揮フィルハーモニア管弦楽団が演奏した管弦楽名曲集『聖母の宝石』<東芝EMI>を聴きながら、仕事関係の作業を進めたり、『シネマの極道』を読み進めたりする。


 今日は、マカダミアナッツココアサブレを食す。
 近くのダイソーで購入したマレーシア原産のもの。
 マカダミアナッツとチョコチップが入ったココア地のクッキーで、なかなか美味しうございました。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2013年02月24日

ヴォルフガング・サヴァリッシュが亡くなった

 青空は見えつつも、雪もちらつくお天気の一日。

 気温はぐぐっと下がり、寒さがとんでもなく厳しくとんでもなく激しい。
 寒い寒い寒い寒い。
 皆さん、くれぐれも風邪やインフルエンザなどにはお気をつけくださいね。


 戦後ドイツを代表する指揮者の一人、ヴォルフガング・サヴァリッシュが亡くなった。89歳。
 アーヘン、ヴィスバーデン、ケルンの歌劇場やバイロイト音楽祭でオペラ指揮者のキャリアを積む一方、オーケストラの指揮者としても活躍し、ウィーン交響楽団やスイス・ロマンド管弦楽団のシェフを務めた。
 その後、バイエルン州立歌劇場の音楽監督、音楽総監督に就任する一方、フィラデルフィア管弦楽団の音楽監督にも選ばれた。
 また、ピアニストとして歌曲の伴奏を行ったり、室内楽演奏に加わったりする。
 NHK交響楽団の名誉指揮者で、我が国にもなじみの深い指揮者だった。
 EMIレーベルと契約し、モノラル録音期からCDデジタル録音期まで多数の録音を遺したが、その音楽づくりの手堅さ、バランス感覚のよさがかえって彼の評価の幅を狭めていたようにも感じられる。
 僕自身は、1988年12月(24年前!)のバイエルン州立歌劇場の大阪公演、モーツァルトの歌劇『ドン・ジョヴァンニ』で、その指揮に接したことがある。
 深く、深く、深く、深く黙祷。
(そういえば、上述した『ドン・ジョヴァンニ』と同じ、1988年のバイエルン州立歌劇場の来日公演でサヴァリッシュが指揮して、ルチア・ポップがタイトルロールを歌ったリヒャルト・シュトラウスの歌劇『アラベラ』のライヴ録画が発売されないものだろうか。NHKで放映されたこともあるはずだが)


 午前4時過ぎまで、仕事関係の作業を進める。
 何の気なしにラジオをつけたところ、オールナイトニッポンの45周年記念番組ということで、中島みゆきがパーソナリティーを務めていた。
 しかも、午前3時からの生放送。
 あの頃と同じテンション、同じ語り口で、懐かしいったらありゃしない!


 午前中、仕事関係の予定を片づける。


 実家から電話があり、母としばらく話をする。
 いろいろと申し訳ない。


 カール・ベーム指揮ウィーン・フィルが演奏したブラームスの交響曲第1番&ワーグナーの楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』第1幕への前奏曲<ドイツ・グラモフォン>、NHK・FMの『きらクラ!』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。


 16時少し前に外出し、地下鉄で松ヶ崎へ。
 そこから歩いて人間座スタジオまで行き、O land Theater 第4回演劇公演『イナンナ』(苧環凉さん戯曲演出)を観る。
 詳しくは、前回の記事(観劇記録)をご参照のほど。

 開演前終演後、苧環さんや関係各氏と話しをする。

 で、19時半頃帰宅した。


 夕飯後、パーヴォ・ヤルヴィ指揮ドイツ・カンマー・フィルが演奏したシューマンの交響曲第2番&序曲集<RCA>、マリア・ジョアン・ピリスが弾いたシューベルトのピアノ・ソナタ第16番&第21番<ドイツ・グラモフォン>を聴きながら、仕事関係の作業を進める。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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O land Theater 第4回演劇公演『イナンナ』

☆O land Theater 第4回演劇公演『イナンナ』

 戯曲・演出:苧環凉
(2013年2月24日17時開演の回/人間座スタジオ)


 安部公房や吉田喜重的なモティーフが、増村保造的な感情表現でもって語られた作品。

 と、評しても、何を言いたいのかよくわからないという方も多そうなので、詳しく感想を記していくが。

 O land Theaterにとって第4回目の公演となる『イナンナ』は、「イナンナの冥界下り」という古代シュメールの神話を下敷きに、「災害」(苧環さんの意図は別にして、長崎市出身の僕は、どうしても原子爆弾のことを思い出してしまう)によって激しく傷ついた女性の「変容」(リヒャルト・シュトラウスの交響詩『死と変容』の「変容」と思って欲しい)が、その夫との関係なども交えつつ描き出された作品である。
 で、苧環さんの切実な想いは、主人公である女の台詞等から、とてもはっきりと伝わってきたように感じた反面、そうしたストレートな表現、感情吐露に、正直逃げ場のなさや息苦しさを感じてしまったことも事実だ。

 加えて、登場人物の口にするエモーショナルな言葉と、作品の根底にある静的なもの、「動かなさ」との齟齬に、僕はもどかしさを覚えたりもした。
 例えばそれは、吉田秀和が、アンドレ・クリュイタンス指揮ベルリン・フィルの演奏によるベートーヴェンの交響曲第7番について感じた、
>汽車が遠くから近寄ってくるとする。
 当然、近づくにつれ、音が大きくなる。
 それにつれて、汽車の姿も、大きくなるわけだが、どういうわけか、私たちの目には、その汽車の動きがちっともはやくなるようには映じないのである<*
(吉田秀和『世界の指揮者』<ちくま文庫>の「アンドレ・クリュイタンス」の章より)
というもどかしさにも通じるものかもしれない。

 そういえば、以前Factory Kyotoの松田正隆さんを囲む会で、苧環さんや司辻有香さんと話しをした際、僕が司辻さんのことを「クールビューティー」と口にしてちょっと盛り上がったことがあったのだけれど、「止まっていても動いている」ような感じのする司辻さんと、「動いていても静止している」ような感じのする苧環さんの各々の魅力特性と「クールビューティー」云々のこと、そして上述したような事どもは、大きくつながっているのかもしれない。

 女の坂本美夕、男の辻智之(ほかに、黙役として衣装の南野詩恵も出演。舞台映えのする彼女は適役だ)は、ともに難しいテキストに伍して苧環さんの意図によく沿う努力を重ねていたし、苧環さんの演出も、両者の個性に配慮しつつ自らの求める舞台を造り出す工夫を行っていたと思う。
 ただ、苧環さんの本来意図した作品世界(それは、彼女自身の美術、舞台造形と通底する、洗練されて繊細で精度の高いものだろう)を再現するためには、言い換えれば、この『イナンナ』を増村保造流の「いっちゃった」邪劇ではなく、演者の身体性よりも台詞に重きを置いた古典劇的な直截でシリアスな作品として観る側に受け入れてもらうためには、残念ながら、現在の坂本さん、辻さんの技量技術では荷が重過ぎると、僕には考えざるをえない。
(一例をあげれば、「性」に対する激しい表現が激しい表現たりえていない等)
 率直に言って、より演者の側に寄ったテキストの執筆か、逆によりテキストの側に寄ったキャスティングが必要だったのではないだろうか。
 またその意味で、苧環さんの意図を十全に汲み取りながら、企画作劇のサポートを務める、演出補佐なりドラマトゥルクなりが必要とされるのではとも考える。

 いずれにしても、苧環さんの感性才知がさらに発揮された作品の誕生を、強く心待ちにしたい。


*僕は、吉田秀和自身が別途指摘しているような、「劇的な動きは正確に、明確に捉えられ、見事に音になって生きている」点から、この演奏のLPレコードを好んで聴いていたのだけれど。
posted by figaro at 22:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 観劇記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月23日

katacotts #2『不動産を相続する姉妹』を観た

 青空。
 どんよりとした感じはありつつも。

 気温は今日も上昇せず、寒さが厳しく激しい。
 皆さん、くれぐれも風邪やインフルエンザなどにはお気をつけくださいね。


 体調、どうも芳しからず。
 身体が重たい。
 やれやれ。


 午前午後と、カール・ベーム指揮ウィーン・フィルが演奏したブラームスの交響曲第1番&ワーグナーの楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』第1幕への前奏曲<ドイツ・グラモフォン>、マリア・ジョアン・ピリスが弾いたシューベルトのピアノ・ソナタ第16番&第21番<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『高森みずきの穏やかな一日』の改訂作業を行ったり、津村記久子の『ワーカーズ・ダイジェスト』<集英社>を読み進めたりする。
 ほかに、許光俊の『世界最高のピアニスト』<光文社新書>の拾い読みをしたりもした。


 15時台に外出し、烏丸五条の壱坪シアタースワンへ。
 katacotts #2『不動産を相続する姉妹』(田辺剛さん脚本、戸谷彩さん演出)を観る。
 開演冒頭、戸谷さんが「小さなお芝居の試み」といった趣旨のあいさつをしていたように、田辺さんの短編戯曲(三人芝居。戸谷さんのほか、酒井周太さん、板倉真弓さんの出演)である『不動産を相続する姉妹』を上演するという企画だった。
 テキストの持つ寓話性、構造の分析よりも、登場人物のメンタリティ(心性)の再現に重きが置かれた演出のように、僕には感じられた。
 限られた日数での上演ということもあってか、個々の演技としてもアンサンブルとしても粗さを覚えたり、演出の狙いと演者陣の特性持ち味との間に齟齬を覚えたりもしたのだが、一方で、この作品を上演することへの切実さは伝わってきたようにも思う。
 演技演出両面で、今後も研鑚を続けていってもらえればと願う。

 開演前終演後、関係各氏と話しをしたりあいさつをしたりする。


 終演後、仕事関係の予定を片づける。


 NHK・FMの『クラシックの迷宮』を聴く。
 今回は、ヴィルヘルム・シュヒター指揮による、1959年10月のNHK交響楽団の第408回定期公演のライヴ録音が放送されていた。
(小川昂編集による労作『新編日本の交響楽団 定期演奏会記録1927-1981』<民音音楽資料館>によると、1959年10月13、14、15日の開催となっている)
 プログラムは、ラヴェルの『マ・メール・ロア』組曲、リーバーマンのジャズバンドと交響管弦楽のための協奏曲、ストラヴィンスキーのロシア風スケルツォ、ブラームスのハンガリー舞曲第1番&第5番というもの。
 音質は良くないものの、シュヒターのオーケストラ・ビルダーぶりがよくわかる演奏だとも思う。


 続けて、パーヴォ・ヤルヴィ指揮ドイツ・カンマー・フィルが演奏したシューマンの交響曲第2番&序曲集<RCA>を聴く。


 仕事関係の作業を進めたり、『高森みずきの穏やかな一日』の改訂作業を行ったりする。


 『ワーカーズ・ダイジェスト』を読了する。
 ああ、面白かった!

 続けて、同じく津村記久子の『まともな家の子供はいない』<筑摩書房>を読み始める。
 これまた面白し。


 俳優の光本幸子が亡くなった。69歳。
 水谷八重子(当時良重)や波乃久里子らと並ぶ新派の若手を代表する女優で、テレビドラマでも活躍、山田洋次監督の『男はつらいよ』では、マドンナ役(笠智衆演じる御前様の娘、坪内冬子)を演じた。
(光本さんがそれなりの人気を誇っていたということも当然忘れてはなるまいが、『男はつらいよ』が後年の大人気シリーズとは異なるということも、やはり忘れてはなるまい。確かに、志村喬を出演させるなど、山田洋次監督の思い入れも強いとはいえ)
 その後、一時芸能界と距離をとるも復帰し、映画(山田監督の『隠し剣鬼の爪』や水野晴郎監督の『シベリア超特急2』など)やテレビドラマに出演した。
 深く、深く、深く、深く黙祷。


 安倍首相がアメリカのオバマ大統領と会談し、TPP交渉参加を表明したという。
 予想通りの展開とはいえ、うんざりする。
 いろいろと考えることあり。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2013年02月22日

沢木耕太郎の『銀の街から』は、何の気なしに読むもんじゃないな

 どんよりとした感じはありつつも、青空の見えるお天気。

 気温は今日も上昇せず、寒さが厳しい。
 皆さん、くれぐれも風邪やインフルエンザなどにはお気をつけくださいね。


 花粉症が始まっているためもあってか、身体がなんとも重たくだるい。
 やれやれ。


 午前午後と、KBS京都の『妹尾和夫のパラダイスkyoto』、NHK・FMの『オペラ・ファンタスティカ』の一部(新国立劇場における、ロッシーニの歌劇『セビリャの理髪師』のライヴ録音)、カール・ベーム指揮ウィーン・フィルが演奏したブラームスの交響曲第1番&ワーグナーの楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』第1幕への前奏曲<ドイツ・グラモフォン>、マリア・ジョアン・ピリスが弾いたシューベルトのピアノ・ソナタ第16番&第21番<同>、パーヴォ・ヤルヴィ指揮ドイツ・カンマー・フィルが演奏したシューマンの交響曲第2番&序曲集<RCA>を聴きながら、仕事関係の作業を進めたり、『高森みずきの穏やかな一日』の改訂作業を進めたり、津村記久子の『ワーカーズ・ダイジェスト』<集英社>を読み進めたりする。
 ほかに、許光俊の『世界最高のピアニスト』<光文社新書>の拾い読みをしたりもした。


 夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
 途中、近くのブックファーストで、レコード芸術の3月号を立ち読みしたりもした。


 夕飯後、ピリオド楽器のクラリネット奏者、アントニー・ペイがエイジ・オブ・エンライトゥンメント管弦楽団を吹き振りしたウェーバーのクラリネット協奏曲集<Virgin>、エリアフ・インバル指揮フランクフルト放送交響楽団が演奏したブルックナーの交響曲第2番<TELDEC>を聴きながら、仕事関係の作業を進めたり、『高森みずきの穏やかな一日』の改訂作業を進めたり、『ワーカーズ・ダイジェスト』を読み進めたりする。
 『ワーカーズ・ダイジェスト』には、ねちねちと悪意をばらまく人間が登場するのだが、その造形を巧いなと思うとともに、ある知り合いのことを思い出したりもした。


 朝日新聞夕刊連載の沢木耕太郎の映画レビュー『銀の街から』を久しぶりに目にして、またまたやられてしまった。
 今日はデンゼル・ワシントン主演の『フライト』がとり上げられていたんだけど、沢木さんの映画の選択や観方、捉え方そのものは一つの見識と納得するものの、浜村淳もびっくりのネタばれぶりには「ああ、また読んでしまった」とがっくりくる。
 と言っても、沢木さんの文章を責めるつもりじゃなくて、沢木さんの書き様を知っていながら、何の気なしに読んでしまった自分自身の浅はかさを悔やんでいるだけなのだが。

 その点、小林信彦はネタを割らずに映画の肝や面白さ、ときにはつまらなさをしっかり教えてくれる。
 むろん、だから小林さんがよくて沢木さんが悪いということではない。
 そして、二人の物書き、文章の書き手としてのスタンスの違いがよく表われているとも強く思う。


 今日は、イトウ製菓のココナッツクッキーを食す。
 卸売ひろばタカギで、税込み69円だったもの。
 ココナッツ風味のよくきいた、さくさくとした食感のクッキーで、なかなか美味しうございました。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2013年02月21日

音楽を聴き、作業と読書に勤しんだ一日

 どんよりとした感じはありつつも、青空の見えるお天気。

 気温は上昇せず、今日も寒さがとても厳しくとても激しい。
 皆さん、くれぐれも風邪やインフルエンザなどにはお気をつけくださいね。


 体調、どうも芳しからず。
 寒さのせいか。


 午前午後と、カール・ベーム指揮ウィーン・フィルが演奏したブラームスの交響曲第1番&ワーグナーの楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』第1幕への前奏曲<ドイツ・グラモフォン>、ピリオド楽器のクラリネット奏者、アントニー・ペイがエイジ・オブ・エンライトゥンメント管弦楽団を吹き振りしたウェーバーのクラリネット協奏曲集<Virgin>、エリアフ・インバル指揮フランクフルト放送交響楽団が演奏したブルックナーの交響曲第2番<TELDEC>、アンドルー・デイヴィス指揮フィルハーモニア管弦楽団が演奏した『マドンナの宝石』(管弦楽名曲集)<東芝EMI>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『高森みずきの穏やかな一日』の改訂作業を行ったり、乾ルカの『てふてふ荘へようこそ』<角川書店>を読み進めたりする。


 夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
 ついでに、近くのコンビニで週刊文春の小林信彦の連載エッセイを立ち読みした。
 今回は、アルフレッド・ヒッチコックについて詳しく述べられていた。


 夕飯後、パーヴォ・ヤルヴィ指揮ドイツ・カンマー・フィルが演奏したシューマンの交響曲第2番&序曲集<RCA>とマリア・ジョアン・ピリスが弾いたシューベルトのピアノ・ソナタ第16番&第21番<ドイツ・グラモフォン>を聴きながら、仕事関係の作業を進めたり、『高森みずきの穏やかな一日』の改訂作業を行ったりする。


 『てふてふ荘へようこそ』を読了する。
 作者の狙いにしっかりはまって、じーんじわじわとしてしまう。
 巧いや。


 続けて、津村記久子の『ワーカーズ・ダイジェスト』<集英社>を読み始める。
 表題作の冒頭部分からして、ついついひき込まれてしまう。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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若手映画作家育成プロジェクトの上映会に足を運んだ

 どんよりとした感じはありつつも、青空の見えるお天気。
 と、思っていたら夜になって雪が降り始めた。
 ありゃりゃ。

 気温は上昇せず、寒さがとても厳しくとても激しい。
 皆さん、くれぐれも風邪やインフルエンザなどにお気をつけくださいね。


 映画評論家のドナルド・リチーが亡くなった。88歳。
 敗戦後すぐに来日し、さらに再来日し、黒澤明や小津安二郎、溝口健二ら日本映画の紹介に努めた。
 深く、深く、深く、深く黙祷。


 中国研究で知られた中嶋嶺雄も亡くなった。76歳。
 深く、深く黙祷。


 午前中、仕事関係の作業を進める。


 お昼過ぎに外出し、河原町へ。
 仕事関係の予定をすませたほか、JEUGIA三条本店で今日リリースされたカール・ベーム指揮ウィーン・フィルが演奏したブラームスの交響曲第1番&ワーグナーの楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』第1幕への前奏曲<ユニバーサル/ドイツ・グラモフォン>(1975年の来日公演のライヴ録音)を購入する。
 改装後のJEUGIA三条本店に足を運ぶのは、今回が初めて。
 クラシック音楽のCDの売り場の階等、大きく変わっていた。


 帰宅後、ベームのCDを聴きながら、仕事関係の作業を進めたり、乾ルカの『てふてふ荘へようこそ』<角川書店>を読み始めたりする。
(浅見雅男の『伏見宮』<講談社>は、昨夜読了した)
 ベームとウィーン・フィルの演奏はとても立派なものだったけれど、音質は言うほど改善されているのかなあ。


 夕方になって外出し、太秦へ。
 文化庁委託事業『若手映画作家育成プロジェクト2012』で製作された作品の上映会を観るためだが、本来の上映会場である松竹京都で不具合が発生したため、急遽東映京都の試写室で実施されることとなった。

 若手映画作家育成プロジェクト(ndjc)は、新進気鋭の映画監督がベテランのスタッフ陣とともに35ミリフィルムによる短編作品を撮影する企画であり、エキストラ募集をお手伝いした小林達夫監督の『カサブランカの探偵』(監督の攻めの姿勢と映画に対する想い、志向と嗜好がよく表われていたのではないか)をはじめ、菊池清嗣監督の『半径3キロの世界』、庄司輝秋監督の『んで、全部、海さ流した。』、鈴木研一郎監督の『ラララ・ランドリー』、畑中大輔監督の『プリンの味』が上映されていた。
 各々の監督の特性魅力が限られた時間の中に、凝縮されていたように思う。
(作品によっては説明過多に感じられた部分もなくはなかったが、これは企画の性格上仕方ないことか)
 なお、今回製作された5つの作品は、3月2日〜8日に東京のユナイテッド・シネマ豊洲、3月23日〜29日に大阪の梅田ガーデンシネマで、それぞれ1週間限定上映される予定となっている(大阪のほうは、レイトショー上映)。
 ご都合よろしい方は、ぜひともご高覧くださいませ。


 上映会終了後、小林監督にご挨拶したほか、同道した関係各氏と話しをする。


 その後、諸々あって帰宅が遅くなる。


 帰宅後、マリア・ジョアン・ピリスが弾いたシューベルトのピアノ・ソナタ第16番&第21番<ドイツ・グラモフォン>を聴きながら、仕事関係の作業を進める。


 以上、2月20日の日記。


 今日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2013年02月19日

昼寝坊を決め込んだ

 どんよりとしたお天気の一日。

 気温は上昇せず、寒さが厳しい。
 寒い寒い寒い寒い。
 皆さん、くれぐれも風邪やインフルエンザなどにはお気をつけくださいね。


 昨夕あたりから、どっと疲れが押し寄せてきたこともあり(ピンク地底人の公演もパスせざるをえず。残念)、13時頃まで昼寝坊を決め込む。
 それでも、まだ疲れがとれない。
 やれやれ。


 ABCラジオの『とことん全力投球!!妹尾和夫です』、パーヴォ・ヤルヴィ指揮ドイツ・カンマー・フィルが演奏したシューマンの交響曲第2番&序曲集<RCA>、マリア・ジョアン・ピリスが弾いたシューベルトのピアノ・ソナタ第16番&第21番<ドイツ・グラモフォン>、ピリオド楽器のクラリネット奏者、アントニー・ペイがエイジ・オブ・エンライトゥンメント管弦楽団を吹き振りしたウェーバーのクラリネット協奏曲集<Virgin>を聴きながら、仕事関係の作業を進めたり、浅見雅男の『伏見宮』<講談社>を読み進めたりする。
 ほかに、吉田秀和の『世界の指揮者』<ちくま文庫>の拾い読みもした。


 夕方になって外出し、近くのプラージュで髪を切(刈)る。
 ああ、すっきりした!
(ついでに夕飯用の買い物もすませる)


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2013年02月18日

『ゆかいなどろぼうたち』が無事終了いたしました

 昨日、『ゆかいなどろぼうたち』(トールビョールン・エグネル原作、高尾豊脚色、伏見武さん演出、浅田佳子さん振付、八尋雄高さん音楽/龍谷大学アバンティ響都ホール)の公演が無事終了いたしました。
 多くのお客様方にご来場ご高覧いただけましたことを、心より感謝いたします。
 本当にありがとうございました。
(衣装をお貸しくださった皆さんにも、改めて感謝をいたします)

 昨年9月からの約半年間、諸々あって全ての稽古に参加することは適わなかったものの、演出の伏見さんをはじめ、浅田さん、雄高さん、スタッフの皆さん、そして出演者の皆さんと『ゆかいなどろぼうたち』というお芝居を造り上げることができて、本当によかったと思います。
 そして、公演が終わって、ああさびしいなあなんて感じるだけではなく、次回、さらに次々回と公演を続けていくことために自分には何ができるのか考えています。
 今後とも何とぞよろしくお願い申し上げます。


 雨の一日。

 気温は上昇せず、じめ寒い感じが強し。
 公演終わりでの体調不良には気をつけておかないと。
 皆さんも、くれぐれも風邪やインフルエンザなどにはお気をつけくださいね。


 午前午後と仕事関係の作業を進め、予定を片づける。


 その後、下京図書館へ移動し、渡邊大門さんの『逃げる公家、媚びる公家』<柏書房>、『福永武彦新生日記』<新潮社>、中川織江の『セッシュウ!』<講談社>、柳広司の『ロマンス』<文藝春秋>、笹生陽子の『空色バトン』<同>、赤染晶子の『WANTED!!かい人21面相』<同>を返却し、浅見雅男の『伏見宮』<講談社>、乾ルカの『てふてふ荘へようこそ』<角川書店>、津村記久子の『ワーカーズ・ダイジェスト』<集英社>、『まともな家の子供はいない』<筑摩書房>を新たに借りる。


 帰宅後、マリア・ジョアン・ピリスが弾いたシューベルトのピアノ・ソナタ第16番&第21番<ドイツ・グラモフォン>、ピリオド楽器のクラリネット奏者、アントニー・ペイが吹き振りしたウェーバーのクラリネット協奏曲集<Virgin>を聴きながら、仕事関係の作業を進めたり、『伏見宮』を読み始めたりする。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2013年02月15日

打ち合わせ 『ゆかいなどろぼうたち』の搬入

 雨降り。
 どんよりとしたお天気の一日。

 じめじめとしてじめ寒し。
 皆さん、くれぐれも風邪やインフルエンザなどにはお気をつけくださいね。


 午前中外出し、来年度に予定されている企画に関係した打ち合わせに参加する。


 その後、仕事関係の予定をいくつか片づけたのち、地下鉄でくいな橋へ。
 龍谷大学深草校舎の矯正・保護総合センターに向かい、17日に予定されている『ゆかいなどろぼうたち』の搬入作業に加わる。

 で、公演会場の龍谷大学アバンティ響都ホールに移動して、さらに搬入作業を行う。

 公演まであと僅か。
 いい舞台いい本番となるよう、最後まで頑張らなくちゃ!


 帰宅後、パーヴォ・ヤルヴィ指揮ドイツ・カンマー・フィルが演奏したシューマンの交響曲第2番他<RCA>を聴きながら、仕事関係の作業を進める。


 今日は、『ゆかいなどろぼうたち』の出演者の方からいただいたチョコレートとクッキーを食す。
 実に美味しうございました。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2013年02月14日

『ゆかいなどろぼうたち』の本番まであと少し aikoの『秋 そばにいるよ』を聴く

 どんよりとした感じはありつつも、青空も見えた一日。

 日中は、気温が上昇する。
 ただし、夕方以降の冷え込みは厳しいが。
 皆さん、くれぐれも風邪やインフルエンザなどにはお気をつけくださいね。


 昨夜、『ゆかいなどろぼうたち』をさらったのち、ブックオフで購入したaikoのアルバム『秋 そばにいるよ』<ポニーキャニオン>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
 『秋 そばにいるよ』は、aikoにとって4枚目のアルバムで、ちょうど彼女がオールナイトニッポン・コムのパーソナリティーを務めていた2002年9月にリリースされたもの。
 大好きなくせに手元になかった『あなたと握手』欲しさに購入したのだが、この曲の次に入っている『相合傘(汗かきMix)』(編曲は、のちに『篤姫』の音楽で有名となる吉俣良)での心の動きっぷり、どきどきっぷりもいい。
 モーツァルトの『フィガロの結婚』の、スザンナとケルビーノのちっちゃな二重唱を思い出した。
 って、こう記すと、まるでaikoをクラシック音楽のように聴いているのかと思われてしまいそうがさにあらず、僕はクラシック音楽をaikoのように聴いているのだ。
(勝手な物言いだけど、aikoの楽曲的なピークは、もしかしたらこの『秋 そばにいるよ』あたりまでなんじゃないかな。もちろん、その後も魅力的な曲をいろいろと生み出していることに間違いはないとはいえ)


 午前午後と、仕事関係の予定をすませる。


 それから地下鉄でくいな橋へ移動し、龍谷大学深草校舎の矯正・保護総合センターへ。
 17日に公演予定の『ゆかいなどろぼう』のセットづくりに少しだけ参加する。
 造り出される舞台のセットを観ていて、ますますどきどきわくわくしてきた。
 いい舞台、いい本番にしていかなくちゃ!


 仕事関係の予定をすませ、『ゆかいなどろぼうたち』の衣装をお貸しいただき、19時過ぎに帰宅する。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『ゆかいなどろぼうたち』をさらったり、吉田秀和の『世界の指揮者』<ちくま文庫>の拾い読みをしたりする。


 風邪のほうがほぼ回復したと思ったら、今度は花粉禍である。
 やれやれ。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2013年02月13日

衣装集めに努めた一日

 青空は見えつつも、どんよりとした感じも強いお天気。

 気温そのものはひとまず置くとして、寒さを強く感じた一日。
 皆さん、くれぐれも風邪やインフルエンザなどにはお気をつけくださいね。


 午前午後と、部屋で仕事関係の作業を進めたり、2月17日公演予定の『ゆかいなどろぼうたち』の台本をさらったり、同じく『ゆかいなどろぼうたち』の衣装集めのための連絡作業を行ったりする。
 途中、息抜き代わりに、吉田秀和の『世界の指揮者』<ちくま文庫>の拾い読みをしたりもした。


 夕方になって外出し、南方面へ。
 友だちと会い、『ゆかいなどろぼうたち』の衣装用としてシャツ類などを貸してもらう。
 突然の申し出にこころよく応じてもらえて、本当にありがたいかぎり。
 多謝。
(友だちを待つ間、東寺駅前のブックオフに入り、中古CDを2枚購入する)


 帰宅後、購入したばかりのエリアフ・インバル指揮フランクフルト放送交響楽団が演奏したブルックナーの交響曲第2番<TELDEC>を聴きながら、仕事関係の作業を進める。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2013年02月12日

短い日記

 どんよりとしたお天気の一日。

 気温は上昇せず、寒さがとても厳しい。


 北朝鮮が、核実験を実施したらしいと報じられている。
 いろいろと考えることあり。
 本当にいろいろと考える。


 体調のかげんもあって、今日まで『ゆかいなどろぼうたち』の稽古を休ませてもらうことにする。
 その代わり、自室で台本をさらう。


 赤染晶子の『WANTED!!かい人21面相』<文藝春秋>を読了する。
 読んでいて、どうにもいーっとなってしまう作品集だった。


 夕方になって、夕飯用の買い物に出かける。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2013年02月11日

簡単な日記

 世は三連休の最終日。


 ここ数日、厳しい寒さが続いている。
 皆さん、くれぐれも風邪やインフルエンザなどにはお気をつけくださいね。


 未だ、体調不良。

 それでも、昨日は2月17日公演予定の『ゆかいなどろぼうたち』の稽古に参加し、さらにだいぶん前から約束していた大阪電気通信大学の佐々木組の新作の撮影に参加する。

 で、今日は、『ゆかいなどろぼうたち』の稽古をお休みさせてもらう。
 公演まで一週間を切った段階で、本当に度し難いかぎり。

 その代わり、部屋で『ゆかいなどろぼうたち』をさらう。


 ドイツ文学者の岩淵達治が亡くなった。85歳。
 ドイツ演劇、特にブレヒトの研究や翻訳で活躍し、自ら舞台の演出を行ったりした。
 深く、深く、深く、深く黙祷。

 ところで、僕はしばらくの間、岩淵さんと、終戦工作に携わった同姓の岩淵辰雄とがなんらかの血縁関係にあるものとしばらく思い込んでいた。
 そして、岩淵辰雄の名前からは、どうしても黒澤明監督の『悪い奴らはよく眠る』のことを思い出してしまう。
 森雅之演じる公団副総裁の名前が岩淵だし、それより何より三橋達也が演じる息子の名前が岩淵辰夫なんだもの。
 意図してつけたとしか思えない。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2013年02月09日

療養中

 昨日今日と、寒さがとても厳しくとても激しい。
 皆さん、くれぐれも風邪やインフルエンザなどにはお気をつけくださいね。


 一昨日より体調不良が続く。
 今日も療養中。


 リクルートの創業者で、いわゆる「リクルート事件」で厳しい追及を受けた、江副浩正が亡くなった。76歳。
 あの事件はいったいなんだったのかと、改めて思う。
 黙祷。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2013年02月07日

体調悪化

 昨日から体調不良(咳込みと痰)だったが、午後になって急に寒気が始まる。
 そして発熱。

 夕方、薬局で薬を受け取り、夕飯用の買い物をした以外は、部屋で伏せる。

 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2013年02月06日

またぞろ咳込みと痰

 どんよりとした感じはありつつも、青空の見えるお天気。

 気温は上昇せず、さらに寒さが厳しい一日となる。
 皆さん、くれぐれも風邪やインフルエンザなどにはお気をつけくださいね。


 防寒対策を重ねていたにも関わらず、咳込みと痰が起こる。
(ただし、目の周りに痒みがあったりもして、もしかしたらアレルギーのせいかもしれない)
 うんざり。


 2月17日に『ゆかいなどろぼうたち』の公演を控えていることもあり、仕事関係の予定を延期して、マリア・ジョアン・ピリスが弾いたシューベルトのピアノ・ソナタ第16番&第21番<ドイツ・グラモフォン>やピリオド楽器のクラリネット奏者、アントニー・ペイがエイジ・オブ・エンライトゥンメント管弦楽団を弾き(吹き)振りしたウェーバーのクラリネット協奏曲集<Virgin>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ゆかいなどろぼうたち』をさらったりする。


 笹生陽子の『空色バトン』<文藝春秋>を読了する。
 読んでほっこりとする一冊だった。


 続けて、赤染晶子の『WANTED!!かい人21面相』<同>を読み始める。


 夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
 ついでに、近くのグルメシティで週刊文春の小林信彦の連載エッセイを立ち読みした。
 前々回前回と大島渚を悼む文章が続いていたが、今回は橋本愛に関して詳しく記されていた。
 それにしても、一昨年の段階で橋本愛に目をつけていたとは小林さんらしい。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMのベスト・オブ・クラシックで、コリン・デイヴィス指揮シュターツカペレ・ドレスデンのコンサートのライヴ録音を聴く。
 セレナード第6番「セレナータ・ノットゥルナ」、ヴァイオリン協奏曲第4番(ニコライ・ズナイダーの独奏)、交響曲第40番というモーツァルト・プログラム。
 恰幅のよいオーソドックスな演奏である。
(と、記してはみたが、津波情報のため何度も中断があり、正直音楽を愉しむことはできず。まあ、これは仕方ない)


 続けて、パーヴォ・ヤルヴィ指揮ドイツ・カンマー・フィルが演奏したシューマンの交響曲第2番他<RCA>を聴く。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『WANTED!!かい人21面相』を読み進めたりする。


 今日は、モンテールのチョコのワッフルを食す。
 近くのフレスコで、半額引き、税込み98円だったもの。
 チョコペーストとチョコのホイップクリームを挟んだ、ワッフルの形を模したチョコ地のスポンジケーキで、なかなか美味しうございました。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2013年02月05日

下鴨車窓を観たあと、旧東京交響楽団の25センチLPを手に入れた

 青空は見えつつも、どんよりとした感じのするお天気。

 気温は下がり、寒さが厳しい一日となる。
 皆さん、くれぐれも風邪やインフルエンザなどにはお気をつけくださいね。


 昨夜、ABCラジオで『伊集院光の深夜の馬鹿力』を聴いたりしながら、4時半頃まで仕事関係の作業を進める。


 午前午後と仕事関係の予定をすませたのち、地下鉄で松ヶ崎へ。
 アトリエ劇研で下鴨車窓 #10『煙の塔』(田辺剛さん脚本・演出)を観る。
 詳しくは、前回の記事(観劇記録)をご参照のほど。

 開演前終演後、田辺さんや出演者の高杉征司さん、藤本隆志さん、合田団地君、飯坂美鶴妃さんをはじめ関係各氏と話しをしたり、挨拶をしたりする。


 終演後、バスで河原町まで移動し、仕事関係の予定をすませる。

 その後、ホットラインでピリオド楽器のクラリネット奏者、アントニー・ペイがエイジ・オブ・エンライトゥンメント管弦楽団を弾き振りしたウェーバーのクラリネット協奏曲集<Virgin>の中古CDが500円で出ているのを見つけ、迷わず購入する。
 ただ、ここでのさらなる拾いものは、店の外の無料LPコーナーに置かれていた、『聖母の宝石』というタイトルの、東芝から出ていた25センチLP。
 旧東京交響楽団(レコードでは、東京シンフォニー・オーケストラとなっている)がいわゆるポピュラーな小品を演奏した名曲集で、上田仁指揮のヴォルフ=フェラーリの歌劇『聖母の宝石』第2幕への間奏曲にイヴァノヴィッチのワルツ『ドナウ河のさざなみ』、山田和男(一雄)指揮のビゼーの歌劇『カルメン』第1幕と第3幕への前奏曲にバッハのG線上のアリア、森正指揮のメンデルスゾーンの『夏の夜の夢』の結婚行進曲ももちろん嬉しいが、なんと言っても、とどめは同名の作曲家の孫であるエドゥアルト・シュトラウス2世が指揮したヨハン・シュトラウス1世のラデツキー行進曲だ。
 エドゥアルト・シュトラウス2世が1962年6月頃に来日して、旧東京交響楽団の指揮台に立ち、『ウィーンの森の物語』や『美しく青きドナウ』、『雷鳴と電光』などを第122回定期演奏会で披露していたことは、小川昂編の『新編日本の交響楽団 定期演奏会記録1927-1981』<民音音楽資料館>で知っていたが、レコード録音を遺していたことは知らなかった。
(気になってネットで調べてみると、昨年亡くなった玉木宏樹さんが東京交響楽団で学生奏者をやっていたとき、エドゥアルト・シュトラウス2世の指揮で全国ツアーを行ってオーケストラとヨハン・シュトラウスが大嫌いになった、という記事にぶつかった。玉木さんらしいなあ)
 そうそう、問題は自室にレコードを聴くシステムがないことで、カフェ・モンタージュあたりでかけさせてもらえないかなあ。

 それから、京都芸術センターで用件をすませ、17時半頃帰宅した。


 帰宅後、早速購入したウェーバーのクラリネット協奏曲集を聴く。

 続けて、マリア・ジョアン・ピリスが弾いたシューベルトのピアノ・ソナタ第16番&第21番<ドイツ・グラモフォン>を聴く。


 少し遅めの夕飯後、パーヴォ・ヤルヴィ指揮ドイツ・カンマー・フィルが演奏したシューマンの交響曲第2番他<RCA>、ウェーバーのクラリネット協奏曲集を続けて聴きながら、仕事関係の作業を進めたり、笹生陽子の『空色バトン』<文藝春秋>を読み進めたりする。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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下鴨車窓 #10『煙の塔』

☆下鴨車窓 #10『煙の塔』

 脚本・演出:田辺剛
 舞台監督・舞台美術:川上明子
 照明:魚森理恵
 音響:小早川保隆
 衣装:徳山まり奈
(2013年2月5日14時開演/アトリエ劇研)

 *NPO劇研枠での招待


 意欲的な作品。
 という一語ですませてしまうのはどうかと思うけど、劇作家・演出家の田辺剛が主宰する下鴨車窓の第10回目の公演『煙の塔』は、田辺さんのこれまでの積み重ねてきたものと今後の方向性がよく示された意欲的な作品となっていたのではないか。

 立ち入り禁止の山の奥に塔が存在するというとある村、まもなく村長の姪と青年の婚礼がとり行われようとする折も折、突然塔の辺りから不可思議な音が聞こえて来て…。

 という具合に、『煙の塔』は始まるのだけれど、寓話的手法によって「今現在」のアトモスフェアを把み表わそうとする田辺剛の姿勢がまずもって明確に表現された作品になっていたように、僕には感じられた。
(現在の諸状況を想起させるような場面、設定もふんだんに盛り込まれていたし)
 むろんそればかりではなく、小さな共同体、組織、集団における悪意の発生に、抑制されたエロティシズムといった、田辺さんの一連の作品と通底するモティーフが、チェーホフなどの先達たちの創作物や様々な演劇的技法を吸収咀嚼する形で描き込まれていた点も忘れてはなるまい。
 加えて、下鴨車窓の公演には珍しい11名という出演者数も含め、作劇的にも演出的にも新たな試みが諸々施されていたようにも思った。
 出演者の変更というアクシデントはひとまず置くとして、楽日にありがちな抜けやアラがあって、(田辺さんが好むラヴェルの音楽のような)テキストの精巧さ精緻さが減じられ、意図された掴みどころのなさがより散漫なものに感じられてしまったのは残念だけれど、これはレーゼドラマではなく、生の舞台なのだから仕方ないことだろう。
 それと、本来叙事詩として綴り終えられるべきものが、叙情的に収斂されてしまっているような感じがどうしてもしてしまったことも事実である。
 それがまた田辺さんの作品の特性であり魅力であることは充分承知しているし、例えば、今から10年以上前のt3heater時代に上演された『LOVE Radio 91.MHz』(2001年6月)などと比べれば、田辺剛の内面的、並びに技巧的な大きな変化進化は全く疑いようのないものでもあるのだが。
(飯坂美鶴妃は、幕切れの粘らないリリカルさをよく体現していたと思う。彼女が西一風時代に演出出演したという野田秀樹の『農業少女』をぜひ観ておきたかった)

 高杉征司、岩田由紀、藤本隆志、大沢めぐみ(田辺作品ではおなじみのモノローグを担うのに相応しいきれいな声質の持ち主)、飯坂さん、合田団地(ソリョーヌイ的な人物。今日の安田猛は、ちょっと失投が多かったかな。ただ、下鴨車窓のマウンドに立ったことは、彼にとって大きなプラスになったとも感じた)、芦谷康介(芦谷君の演技の変化をこうやって観続けることができることは、やはり嬉しいことだ)、新田あけみ、松田裕一郎、曽田伸一、水月りまの演者陣は、経験の長短やライヴ特有の傷はありつつも、田辺さんの意図によく沿う努力を重ねていたのではないか。
 中でも、高杉さん、岩田さん、藤本さんらベテラン勢の演技が強く印象に残った。
 あと、光と影を巧く利用した魚森理恵の照明と川上明子の舞台美術も、作品の世界観をよく汲み取っていたように感じた。

 次回の下鴨車窓の公演は、田辺さん自身の演出による『建築家M』(もしかしたら完全版か?)の上演とのこと。
 これまた実に愉しみだ。
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『ゆかいなどろぼうたち』の自主稽古に参加し、小林達夫監督とお会いした

 雨天。
 どんよりとしたお天気の一日だった。

 気温は思ったほどには上昇せず。
 皆さん、くれぐれも風邪やインフルエンザなどにはお気をつけくださいね。


 昨夜、『ゆかいなどろぼうたち』をさらったのち、仕事関係の作業を4時過ぎまですませる。


 午前午後と仕事関係の予定をすませたのち、地下鉄でくいな橋へ移動し、龍谷大学深草校舎の矯正・保護センターで行われた、2月17日公演予定の『ゆかいなどろぼうたち』の自主稽古に参加する。
 今日は、出演シーンの歌の録音をすませることができた。
 ほっ。


 その後、文化庁委託事業「若手映画作家育成プロジェクト」のための新作『カサブランカの探偵』のエキストラ募集のお手伝いを昨年末にさせていただいた小林達夫監督をはじめ、牧野裕也さん、フリーライターの石塚就一さん、そして出演者の皆さんとお会いした。
 なお、『カサブランカの探偵』は、プロジェクトの他の作品とともに、3月23日〜29日に梅田のガーデンシネマでレイトショー上演される予定ですので、ご都合よろしい方は、ぜひともご高覧のほど。


 帰宅後、仕事関係の作業を進める。


 歌舞伎役者の市川團十郎が亡くなった。66歳。
 勘三郎丈に続いて團十郎丈まで。
 深く、深く、深く、深く黙祷。


 以上、2月4日の日記。


 今日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2013年02月04日

『ゆかいなどろぼうたち』の初通し稽古だった

 一応、晴天の一日。

 気温はいくぶん下がるも、激しい寒さというほどではなし。
 それでも、皆さんくれぐれも風邪やインフルエンザなどにはお気をつけくださいね。


 昨夜、『ゆかいなどろぼうたち』をさらったのち、柳広司の『ロマンス』<文藝春秋>を読了する。
 ああ、面白かった!


 朝一で仕事関係の予定をすませたのち、地下鉄でくいな橋へ。
 龍谷大学深草校舎の矯正・保護総合センターで行われた、2月17日公演予定の『ゆかいなどろぼうたち』の稽古に参加する。

 午前中、自分の出演するシーンの稽古を重ねたのち、途中お昼ご飯を挟み、午後は浅田先生を迎えてダンスの稽古をみっちりと行う。
 自分自身の鈍臭さに情けなくなりつつも、諦めてはいけないからね。
 頑張らなくては!

 で、夕方から初の通し稽古を行う。
 自分自身まだまだ課題はたくさんあるが、演出の伏見武さんのおかげでどんどんお客さんに愉しんでいただけるような内容に変わっていっていると思う。
 残り約2週間、さらにいい公演、いい舞台になるよう努めたい。


 稽古終了後、京阪で三条まで戻り、仕事関係の打ち合わせを行い、22時半近くに帰宅する。


 帰宅後、『ゆかいなどろぼうたち』をさらったのち、マリア・ジョアン・ピリスが弾いたシューベルトのピアノ・ソナタ第16番&第21番<ドイツ・グラモフォン>を聴きながら、仕事関係の作業を進める。
 疲労困憊。


 節分の日なれど、ばたばたしていて豆まきも恵方巻も全く関係ない一日となってしまった。
 まあ、仕方ない。


 以上、2月3日の日記。


 今日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2013年02月02日

仕事関係の予定をすませ、『ゆかいなどろぼうたち』の稽古に参加した

 どんよりとした感じはありつつも、青空も見えるお天気。

 気温はさらに上昇し、穏やかな一日となる。
 ただし、明日は再び冷え込むそうで、皆さんくれぐれも風邪やインフルエンザなどにはお気をつけくださいね。


 昨夜、『ゆかいなどろぼうたち』をさらってから、4時まで仕事関係の作業を進める。


 午前午後と仕事関係の予定をすませたのち、地下鉄でくいな橋へ移動し、龍谷大学深草校舎で行われた『ゆかいなどろぼうたち』の稽古に参加する。
 自分の悪い癖を、まずはなんとかしていきたいと思う。
 そして、明日の夜にはついに初の通しだ!


 稽古終了後、仕事関係の予定をすませる。


 帰宅後、マリア・ジョアン・ピリスが弾いたシューベルトのピアノ・ソナタ第16番&第21番<ドイツ・グラモフォン>を聴く。


 続けて、NHK・FMの『クラシックの迷宮』を聴く。
 『「春の祭典」100年』と題して、イーゴリ・マルケヴィッチ指揮フィルハーモニア管弦楽団が演奏したストラヴィンスキーのバレエ音楽『春の祭典』を中心に、ほかにギュンター・ヴァント指揮ハンブルク北ドイツ放送交響楽団が演奏したベルント・アロイス・ツィンマーマンの一楽章の交響曲などが放送されていた。


 続けて、パーヴォ・ヤルヴィ指揮ドイツ・カンマー・フィルが演奏したシューマンの交響曲第2番他<RCA>を聴く。


 仕事関係の作業を進めたり、『ゆかいなどろぼうたち』をさらったり、柳広司の『ロマンス』<文藝春秋>を読み進めたりする。


 今日は、モンテールのあずき&生クリームどら焼きを食す。
 近くのドラックランドひかりで、半額引き、税込み52円だったもの。
 粒あんと生クリームの入ったどら焼きで、なかなか美味しうございました。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figaro at 22:35| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月01日

CDが届き、お芝居を観た

 今日から2月。
 一日一日を本当に大切にして、やるべきことをしっかりやっていかなければ。
 そして、死を忘れないこと。


 どんよりとしたお天気へ。
 夜になって雨も降り始める。
 昨日洗濯をすませておいて大正解だった。

 気温は下がらず。
 それでも、皆さんくれぐれも風邪やインフルエンザなどにはお気をつけくださいね。


 昨夜、『ゆかいなどろぼうたち』をさらったのち、KBS京都でナイナイのオールナイトニッポンを聴いたりしながら、4時近くまで仕事関係の作業を進める。


 午前中、仕事関係の予定をすませる。


 HMVに注文しておいた、パーヴォ・ヤルヴィ指揮ドイツ・カンマー・フィルが演奏したシューマンの交響曲第2番他<SONY/BMG RCA>、マリア・ジョアン・ピリスが弾いたシューベルトのピアノ・ソナタ第16番&第21番<ドイツ・グラモフォン>が届く。
 前回問題の発生した「ゆうメール」での配送ということで、正直またぞろケース割れ発生かとびくびくしていたが、なんとか無事到着してほっとする。


 で、シューマン、シューベルト(2回)でCDを聴きながら、仕事関係の作業を進めたり、2月の創作活動について考えたり、『ゆかいなどろぼうたち』をさらったりする。
 2枚のCDとも、購入して大正解だった。


 中川織江の『セッシュウ!』<講談社>を読了する。
 不世出の国際的映画スター、早川雪洲とその妻鶴子の波乱万丈の人生が巧く綴られていたと思う。
 労作なり。


 続けて、柳広司の『ロマンス』<文藝春秋>を読み始める。
 昭和8年という舞台設定に、主人公は華族。
 まさしく、僕の好みにどんぴしゃの作品だ。
(おまけに、西園寺公望をモデルとした人物まで登場しているし)
 読み進めるのが、愉しみである。


 夕方になって外出し、仕事関係の予定をすませたあと東山青少年活動センターへ。
 創造活動室で、十中連合×the★planktons #2『この世界は、そんなに広いのですか』(渡邉憲明君演出・脚本)を観る。
 詳しくは、前回の記事(観劇記録)をご参照のほど。

 終演後、渡邉君や出演者ののりすさん、本間広大君、渡邉裕史君、小川晶弘君をはじめ、関係各氏と話しをする。


 夕飯用の買い物をすませたりして、21時半頃帰宅する。


 遅めの夕飯後、シューマンの交響曲第2番他を再び聴いたりしながら、観劇記録の準備をしたり、『ゆかいなどろぼうたち』をさらったりする。
 シューマンのアルバムは、大好きな交響曲第2番のほか、ラ・マルセイエーズが効果的に引用されている序曲『ヘルマンとドロテア』がカップリングされているのも嬉しい。
 そういえば、20年ほど前のケルン滞在中、ハインツ・ホリガーがドイツ・カンマー・フィル(奇しくもCDと同じオーケストラ)を指揮したコンサートで『ヘルマンとドロテア』をとり上げたことがあったが、ラ・マルセイエーズのところで軽い笑い声が上がったんだった。
 懐かしい話。


 今日は、チョコバタークッキーの残りを食す。
 まあまあ美味しうございました。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figaro at 23:53| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

十中連合×the★planktons #2『この世界は、そんなに広いのですか』

☆十中連合×the★planktons #2『この世界は、そんなに広いのですか』

 演出・脚本:渡邉憲明
 演出助手:稲垣貴俊
(2013年2月1日19時開演/東山青少年活動センター創造活動室)


 公演チラシの十中連合の劇団紹介に、>渡邉(憲明)のSF(少し不思議)な脚本を元に、悲しいことも楽しいことも「茶番劇」に作り変えてしまう<、とあるのだが、今回の十中連合×the★planktons(こちらは、十中連合への出演がきっかけで出会った、のりすと望月歩のユニットとのこと)の#2『この世界は、そんなに広いのですか』を観て、確かに言い得て妙だなあと感心した。

 3日まで公演が続いていることもあってあえて詳しい内容には触れないが、『この世界は、そんなに広いのですか』は、「私」(たち)が直面している様々なこと、だけではなく、その奥というか、それと地続きにある死生観、人生観が、「茶番劇」的な笑いと20代ならではの疾走感を伴って非常にストレートに描かれた作品となっていた。
 また、1980年代に書かれたある有名な戯曲が意識されたであろう結構に加え、渡邉君の諸々の蓄積がよく観受けられる脚本であり、舞台であったとも思う。
 あいにく、アクシデント的な要素によるある箇所を除くと、僕自身は、実は全く笑わなかったのだけれど、これらの笑いの仕掛けがなんのためにあるのかということ(如何に苦い「良薬」を服用してもらうかということと、渡邉君のシャイさ)は、十二分に理解することができたし、事実効果的な働きをしていたとも思う。
 もしかしたら糖衣だけは舐めながら、薬のほうは吐き出すって類いの人たちもいなくはないだろうが、これはまあ仕方あるまい。
(僕が笑えなかったのは、渡邉君がターゲットとしている人たちの好みと僕自身の好みにずれがあったことがまず大きいだろうし、笑いを先取りされるというか、演者陣をよく知っている人たちの笑いに先を越されて乗り遅れてしまったことも大きい。それと、演者陣の人柄の良さかな。演技座組みとしてはとても好感を抱いたのだが、笑いという点では、僕はもっともっと意地の悪い演じ手が好みなのだ。ただそうなると、作品自体の雰囲気が大きく変わってしまうなあ…)

 渡邉君を含む、望月さん、榎本篤志、櫻井賢詳、のりす、小川晶弘(水を得た魚の感強し)、喜田愛子、椎名ゆかり、本間広大、渡邉裕史の演者陣は、各々の特性魅力をよく発揮していたのではないか。
 初日ということや作品の造りもあって、粗さを感じる部分もあったが、作品の世界観にはよく沿っているとも感じた。

 いずれにしても、二重の意味で「今」だからこそ書かれ得た作品だと思う。
 そして、十中連合や渡邉君の今後の活躍に強く期待したい。
 次回の公演がとても愉しみだ。
posted by figaro at 23:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 観劇記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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